Yahoo!_オークション
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「ヤフオク!」はこの項目へ転送されています。

かつて「福岡 ヤフオク!ドーム」の名称であったドーム球場については「福岡ドーム」をご覧ください。

Yahoo!オークション
URLauctions.yahoo.co.jp
運営者LINEヤフー
現在の状態オンライン

Yahoo!オークション(ヤフー オークション)は、LINEヤフー[注 1]Yahoo! JAPAN)が提供するインターネットオークションサービス。旧名称はヤフオク![1][2][3][4]。「ヤフオク」は「Yahoo!オークション」の略称としてユーザー間を中心に呼称されていた非公式の名称だったが[2][3]2013年3月27日より「ヤフオク!」に名称変更し[1][2][3][4]、正式名称として用いられるようになった[2][3]2023年11月1日に再び名称を「Yahoo!オークション」に戻した[5][6][7]。「ヤフオク!」の名称は公式の略称として残ることになるが、ホームページ等には表示されない。

本項では、日本国外のYahoo!オークションについても触れる。
概要

1998年9月14日、米Yahoo!により、アメリカ合衆国向け「Yahoo!オークション」(Yahoo! Auctions)がサービス拡張の一環として開始された。

1999年9月28日には、Yahoo! JAPANにより、日本向けYahoo!オークションがサービス開始された。

2007年5月8日[8]、米Yahoo!は同社公式ウェブサイトで、同年6月16日に米国およびカナダでのYahoo!オークションを終了する[9]ことを発表[8]。最後に入札できる日は同年7月16日[8]、同年10月30日以降はサイトを閉鎖するとした[8]。また米Yahoo!は、香港シンガポール台湾でのYahoo!オークションは継続するとした[8]コムスコアの調査によれば、米国でのネットオークションのシェアはeBayが94%を占め、Yahoo!オークションはわずか0.2%まで低下していた[8]。また同月には、イギリス向けおよびアイルランド向けのサービスも終了している。

米国などでのYahoo!オークションのサービス終了に対し、Yahoo! JAPANは「Yahoo!とYahoo! JAPANは別会社で、日本のYahoo!オークションはまったく別のサービスなので、影響を受けることはない」と述べた[8]

日本のYahoo!オークションは、2008年12月13日には出品商品の総数が2,000万件を超え[10][11]、日本最大のネットオークションサイトとなった。2000年代後半から2010年代前半には、日本ではYahoo! JAPANの利用者が多く[12][13][14]、Yahoo!オークションにも出品者・入札者双方が集まりやすくなった。

以下では特記しない限り、日本向けのYahoo!オークション(ヤフオク!)について説明する。
利用方法
利用のための登録

ヤフオク!の利用にはYahoo! JAPAN IDが必要である[15][16]。Yahoo! JAPAN IDの登録には年齢制限はないが、ヤフオク!は満15歳以上(中学生を除く)の者が利用できる[15]。ヤフオク!ではYahoo! JAPAN IDが公開される[16]

架空名義でYahoo! JAPAN IDを大量取得し、多額の特典ポイントを得たとされる事件が相次いで発覚したことから、2020年2月頃より、Yahoo! JAPAN ID作成が携帯電話電話番号による登録(その際にSMS認証が必要)のみに変更され、従来のメールアドレスによる登録はできなくなった[17][18][19]。また、同時に一定期間利用実績がないYahoo! JAPAN IDの利用停止措置が段階的に実施され、ログインできなくなった(この場合は停止されたYahoo! JAPAN IDは再使用できないため、新たなYahoo! JAPAN ID作成が必要。)[20][21][22]

Yahoo! JAPAN IDを登録することで、入札(特定カテゴリを除く)が可能となる[15]。また、ウォッチリストへの商品追加、オークションアラートの設定、出品者への質問、違反商品の申告などができる。のちに出品者へのフォロー機能が追加された。

出品を行うには、本人確認としてYahoo! JAPAN IDでのSMS認証が必要となる[15]。ただしYahoo! BB、Yahoo! カードを契約しているYahoo! JAPAN IDであれば、契約時にすでに本人確認が完了しているためSMS認証は必要ない[23]。そして出品者情報の登録を行う[15]。出品者情報には氏名・住所・電話番号を登録し、これらの情報は落札者に自動的に通知される[15](匿名配送を除く[24])。

かつては出品にはYahoo!プレミアム会員登録(有料)が必要であったが、2018年11月12日からは、出品にもYahoo!プレミアム会員登録は不要となっている[25]

特定カテゴリ(自動車オートバイの車体、の船体)の入札・出品については利用の要件が異なり[26]、出品にはYahoo! プレミアム会員登録が必要である[26]。入札にはYahoo! プレミアム会員登録は不要となっている[26]

サービス開始当初は、無料のYahoo! JAPAN IDを登録するだけで本人確認も行わず利用できたため、オークション詐欺が多発する事態になった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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