Xbox_One
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3Dテレビ対応/Blu-ray 3DやXbox 360の3D対応作品[注釈 5]の3D出力

HDMI端子からのステレオLPCM 2ch、ドルビーデジタルドルビーアトモスDTS:Xの出力、S/PDIF端子からのドルビーデジタル、DTS、ステレオ出力、対応プラグインを利用した仮想ヘッドホンLPCM 2ch出力(対応機器が必要)

Blu-ray Discなどのビットストリーム出力(パススルー)

IR端子(3.5mm)にIRブラスターを接続可能(Kinectでも赤外線リモコンの代用可)

Xbox One S以降はさらに以下に対応。

HDR10/Dolby Vision出力

自動低遅延モード(ALLM)

可変リフレッシュレート(VRR)

4K出力,1440p(WQHD)出力

Xbox One Xはスペックが向上している。主な点は以下の通り。

AMD Jaguar Evolved APU 8コア、2.3GHz

AMD GCNアーキテクチャベース、40個の演算ユニット(計2560コア)

GDDR5メモリ12GB、帯域幅326GB/s[55]

ストレージ

500GBまたは1TBのHDDを標準搭載。本体に内蔵されており、ユーザーによる交換は不可だが、追加で容量が必要な場合は256GB以上でUSB 3.0に対応した外付けHDDを接続して利用することが出来る[56]。アップデートにより合計16TBまでのデータ保存機器を2台までの接続に対応。非公式でHDDを交換する場合は、500GB、1TB、2TB以外は対応していない。

セーブデータを含むデータはHDDとクラウドの両方に同時に保存される(無料会員でもクラウドに自動で同期される)[57]。このシステムはXbox 360の名残でもある。
ディスクドライブ

初代Xbox Oneは、CD,DVD,Bluray,およびXbox用、Xbox 360用DVD-ROM、Xbox One用BD-ROMに対応している。また、Blu-ray 3Dにも対応。Xbox One S以降はこれに加えてさらにUltra HD Blu-rayXbox Series X以降はXbox Series X用BD-ROMも対応した。Xbox One用BD-ROMは極めてセキュリティが頑強となっており、市販で販売されているPCのドライブでリッピングすることがほぼ不可能となっているため、エミュレーターの対策にも貢献している。ディスクケースは2021年までは表面上部に「XBOX ONE」(2020~2021年は「XBOX」ロゴ、およびSeries X対応作品は「X」の文字も表面の右上に追記)のロゴが刻まれていたが、それ以降はその上部ロゴが削除され、ジャケットの部分が大きくなったデザインが採用されている。[58]この新デザインは三種類のXbox One用、Xbox Series X用の作品、あるいは両方に対応した作品の区別をしにくくするという問題点も存在。Xbox Oneは全てのゲームディスク(Xbox 360、Xboxの後方互換に対応した全作品含む)がリージョンフリーとなる。また、日本ではハピネットがXbox Oneのディスク販売の流通を承っていたが、2016年ごろに撤退しているため、それ以降に発売されたXbox One用ディスクは入手が極めて困難となっている。

オンラインに一度も接続したことのないXbox One本体は、2022年9月以降にアップデートされたOSでのみXbox One用ディスクのダウンロード・起動が可能であり[59]、それ以前のバージョンのオンラインに接続したことがない本体ではほとんど何もすることができない。
Kinect「Kinect」も参照Xbox One用Kinectセンサー

Xbox One Kinect センサーはビデオカメラ・マイクがそれぞれ複数搭載されており、ジェスチャー音声認識顔認識、指の動きや皮膚の状態をもトラッキングする[60]。Kinectのシステムは、常にデータを集めアルゴリズムを向上させている[61]

Xbox 360用Kinectとの互換性が無いため、Xbox Oneで使用することはできず、Xbox One Kinect センサーをXbox 360で使用することもできない。[注釈 6]Kinectに対応したXbox 360作品はそもそもXbox Oneで遊ぶことができない。

赤外線パターンを人体に照射して赤外線カメラで撮影する機能が搭載され、通常のカメラの情報と組み合わせることで人体の心拍数を測定できるようになった。暗闇でも認識できるようになり、奥行きを高精度に認識できるようになった。奥行き認識は変調された赤外線が照射され物体に反射して撮影されるまでの時差を利用したTime of Flight法で従来のドットパターンの赤外線とは異なる。通常のカメラも解像度1080pと性能がアップしており、従来比6割アップの広角化となったことで、6名までの同時認識が可能となった。スタンバイ状態でも24時間会話を認識しており、話しかけるだけで本体を起動させることができる[17][62]。発売当初はKinectへ強制的にリソースが割り当てられていたが、現在はそのリソースをゲーム開発に割り当てることが可能となっているためKinectの全機能を必要としないゲームタイトルのパフォーマンスが向上した。この場合も音声認識等は使用可能である。さらに、顔のスキャンによるXbox Networkへのサインイン、赤外線リモコン(IRブラスター)の代用も可能である。

Xbox One S、Xbox One Xでは、Kinect専用の端子が省かれているが、Kinect アダプターを経由したUSB噛ませ接続を使うことで接続は可能[14]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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