Xbox_One
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極めて複雑な構造のOSとなったため単純にハードウェアの性能を引き出す面においては不利となるが、開発環境の進化やメディア規格、過去世代のハード(Xbox 360など)との高い互換性の確保を実現した[12]

当初はKINECTを標準で同梱すると発表するもライバル機種に比べて価格面での不利と評され、DRMに関する取扱いについてもユーザー、大手小売店などの反発により変更を余儀なくされた。こうしたコンセプトのブレは販売面において不利となった。そのため、2014年3月にはドン・マトリック氏、マーク・ホイッテン氏などと交代でフィル・スペンサー氏がXbox全般のチーフに就任した。[13]

北米をはじめとする13か国において2013年11月22日に発売。日本においては実に9ヶ月以上の遅れとなる2014年9月4日まで待たされる結果となった。

2016年6月に行われた Electronic Entertainment Expo(E3)にてマイナーチェンジ機種となるXbox One S、加えてハイエンド版であるコードネーム「Project Scorpio」(プロジェクト・スコーピオ:後のXbox One X)を発表。両者からはKinect専用端子が削除[14]されるなどKinectとの決別、純粋なゲーム機としての強化が図られた。特にXbox One Xは日本においても遅延なく発売され、Xbox史上初めて日本がTier1に加わる事例となった[15][16]
沿革E3 2013に出展されたXbox One
2013年

5月21日 - マイクロソフト本社特設会場で開催された次世代Xboxの発表イベントにおいて、Xbox Oneが発表される[17]

6月10日 - Electronic Entertainment Expo(E3)にて、価格、発売時期、パッケージ内容、ゲームソフトのラインナップが発表される。マイクロソフトは2013年11月、世界21か国にてXbox Oneを発売するとした。

6月19日 - パッケージソフトウェアのDRMの撤回が発表される。

8月14日 - マイクロソフトはローカライズ、需要への対応等[18]で2013年11月の発売国を当初発表の21か国から13か国に減らし、8か国での発売を2014年に延期すると発表した。

11月22日 - 北アメリカ・ヨーロッパ・オセアニアの13か国で発売される。発売後24時間以内に100万台を販売した[19]。同日、インターネットニュースサイトにより光学ドライブの動作不良が報じられる。マイクロソフトはこの問題について、ごく少数の顧客に影響するものとした[20][21]

12月11日 - 発売後の最初の18日間で200万台が販売されたと発表される[22]
東京ゲームショウ 2013での展示(写真の人物は岩田明子
2014年

3月18日 - 日本を含む26か国でも2014年9月に発売されることがXbox公式コミュニティサイトで発表される[23][24]

4月17日 - 小売業者への出荷台数が500万台に達したと発表される[25]

4月23日 - 日本を含む26か国で2014年9月4日に発売されることを日本マイクロソフト株式会社が発表した[26]

5月13日 - Kinectを同梱しないXbox One本体セットを2014年6月9日に発売する旨が発表される[27]

9月2日 - チリ、コロンビアで発売[28]

9月4日 - 日本で発売[29]。なお、9月4日から9月7日までの4日間における日本での販売台数は2万3562台(『ファミ通』調べ)[30]

9月5日 - ベルギー、チェコ、デンマーク、フィンランド、ギリシャ、ハンガリー、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、サウジアラビア、スロバキア、スウェーデン、スイス、トルコ、アラブ首領国連邦で発売[28]

9月15日 - イスラエルで発売[28]

9月20日 - 中華人民共和国での発売日を9月23日から2014年内に延期することが判明[31]、のちに9月29日発売と発表される[32]

11月13日 - HALO The Master Chief Collectionが発売される。

11月20日 - 英国での実売が累計100万台に達したと報道される(GfK Chart-Track調べ)[33]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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