Xbox Oneタイトルに高解像度、より速いフレームレート、改善されたテクスチャなどのアップデートを行ったタイトルのことでXbox One X対応作品では最大16倍、それ以外の作品では最大4倍の解像度に高解像度化されて動作する。グラフィックの飛躍的な向上が行われるが、通常のXbox Oneで起動する場合のゲームデータと同一である。こちら
から対応タイトル一覧が見れる。Xbox One S以降はHDR10,Dolby Visionに対応。HDRは「設定」アプリからHDR10,Dolby Visionを許可した後、HDR調整用の専用アプリケーションから明度の調整を行う。Series X/S以降はゲームごとに個別にHDR設定を適用させる「オートHDR」機能が追加された。Xbox One X Enhancedを使用する場合、ゲームで使用されるHDRフォーマットはHDR10になる。 Xbox Oneでは、Xbox 360から引き続きCD,DVD,Blu-rayの読み込みに対応。ただし、8cmディスクは非対応となった。[注釈 20]メディアディスクはすべてディスク挿入後に「Blu-ray Disc」アプリを起動しなければ再生できないが、PlayStation系のハードウェア依存のプレイヤーと異なり、ソフトウェア依存のプレイヤーであり、AACSキーもソフトウェア内で自動取得される。また、メニュー画面のUIはBボタンを押してから詳細メニューを押すことですべての項目を確認できる。また、DVDのアップコンバート機能も存在しないが、スクイーズやNTSC/PALの相互映像変換には対応。このほか、USBメモリなどからメディアファイルを再生できる「メディアプレイヤー」のアプリもダウンロードでき、そのアプリ上から外付けUSB上の映像・写真・音楽、DLNA再生が可能だが、DTCP-IPは非対応。Ultra HD Blu-rayは4k映像出力が可能なXbox One S以降のモデルで可能。2023年9月以降のアップデートでDVDのレジューム再生機能が強化された。CDを挿入した場合は「Windows Media Player」が起動し、CD情報のインデックスも自動的に取得される。 Xbox One用ソフトXbox 360用ソフトXbox用ソフト アメリカにおいては、ケーブルテレビチューナー→テレビと接続されているが、これをケーブルテレビチューナー→Xbox One→テレビと接続することでテレビ放送に関連した情報などをオーバーレイ表示できる機能があり、「OneGuide」という名のアプリでXbox Oneシリーズ上に存在する。これはNFLの中継で試合の情報を提供したり、連動ゲームをプレイできるサービスで利用される見込みである。またテレビの電源からケーブルテレビのチャンネルの切替まですべて音声で操作できる。チャンネルの変更には専用のテレビガイド(EPG)サービスも利用できる[116]。Xbox Oneにはゲームと並行してSkypeによる複数間のビデオチャットを同時に行える「Snap」機能があるが、この接続方法によりテレビ放送とゲームも同時に楽しめる[84]。ただし、oneguide内の画面をキャプチャ・ストリーミングすることは2019年末にできなくなり、放送とoneguideが連動する機能は2021年5月に終了した。[117]入力可能な音源は2ch LPCMおよびドルビーデジタルのみである。 日本国内においては発売時点では対応せず、将来的に実現するものと公表されている[118]。ソリューションとしてピクセラのPIX-BR310W/PIX-BR310W-Xがある[119]。 2013年7月、マイクロソフトはインディーズなどが市販のXbox One本体を開発機器として使用し、制作した作品を公開できる(セルフパブリッシング)ようにする計画を発表[120][121][122]、Xbox Live、Kinect、クラウド、実績にも対応するとした[121]。「全ての人がクリエーターに」というマイクロソフトのビジョンによる一環であった[121]。約1年後の2014年7月、マイクロソフトの技術部門担当者の発言として、市販のXbox One本体を開発機器として利用できるようにする計画の撤回が報じられたが[123]、マイクロソフトの広報担当者はこれを否定した[124]。他社のゲーム機版でも同一タイトルを供給する場合(Xbox One・PS4・Wii U版などのクロスプラットフォームで発売する場合)、「Xbox One版が後回しになってはならない」という制約(同時発売条項)が存在し、インディー開発者から制約の撤廃を求める声が挙がっている[125][126]。逆に、PS版が先に発売されるケースは主に日本で頻繁に発生している。 ゲームアプリに関してはID@Xboxに参加する必要があるが、それ以外のアプリではUWPアプリと同様で一般の個人開発者でも配信が可能となっている[127][128]。 Xbox OneのDRM(デジタル著作権管理)は反発が相次いだことから発表当初から変更が施されたが、本来は以下の通りで進める予定だった[129]。
メディアディスクの挿入
ボタン対応表
左右スティック左右スティック左右スティック左右スティック
十字ボタン十字ボタン十字ボタン十字ボタン
BBBB
AAAA
YYYY
XXXX
LTLTLTL
LBLBLBDUKE
RTRTRTR
RBRBRBSELECT
VIEWVIEWSTARTSTART
MENUMENUBACKBACK
テレビ放送(OneGuide)
ID@Xbox
DRM
Size:189 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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