Xbox_Live
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また、今回の変更によって日本語、中国語、韓国語、ベンガル文字、デバナガリ文字、キリル文字などにも対応した[7]。今までのゲーマータグは、すでに使用されているゲーマータグを重複して使用することはできなかったが、使用できるようになった。ただし、同じゲーマータグと区別するためにゲーマータグの後に「#??」という形で接尾辞がつくようになった。それは自動的に設定されるため自分では決められない。新しいゲーマータグで使用できる文字数は 12 文字までとなっているが今までのゲーマータグを取得している人は、そのゲーマータグをそのまま使用できる。

接尾辞がつかないようにするには日本語などを使わず、旧ゲーマータグと同じ方法で設定すればつかないようになっている。2022年現在、旧ゲーマータグと新ゲーマータグを混合しているため注意が必要である。Microsoftは今後旧ゲーマータグを新ゲーマータグに統合する計画を立てている[8]
ゲーマースコアと実績

ゲーマースコア(単位:G)の基本ポイントは「実績(じっせき)」と呼ばれるゲームの進行度(やり込み)の項目に分配する事になる。実績のロックを解除してゲーマースコアを獲得することを実績解除という。また、Microsoft Rewardsに参加することで特典が手に入る[9]

ゲーム本体がWindows 10のストアアプリである場合、規定で有効になっているOSの各種テレメトリ機能を手動で停止しているとゲームの実績が解除されないことがある。ゲーム自体はそのままでも問題なくプレイできるが、実績を解除したい時にはテレメトリ機能を有効にしてWindowsを再起動する必要がある。ただし、原則1つのアカウント内ではセーブデータをリセットできないゲームの「初めてオープニングを見た」など過ぎてしまった実績は未解除のまま解除することも出来ない。

当初はパッケージタイトル(ディスク媒体で販売されている物)では1本につき1,000G、Xbox Live Arcadeのタイトルでは1本につき200Gとなっており、制作者はそれを複数(パッケージタイトルでは最低5項目以上[10]、Xbox Live Arcadeでは本体で12項目、DLCで増えるケースは確認されている)。その分配は均等でもよく、難易度に応じて重みを付ける事も可能。実績に対するゲーマースコア配分に下限はなくソフトによっては0Gの実績が存在する(『TMNT 1989 Arcade』のマンホールに5回落ちる「In the Dark」)他、その実績を持っているプレイヤーとオンラインでプレイすることで感染するタイプの実績も存在する(『Soltrio Solitaire』の「ミングラー」)。

2007年2月1日に発表された新基準[11]ではこの他にダウンロードコンテンツに関連する25%(パッケージタイトルでは250G、Xbox Live Arcadeタイトルでは50G)までの上乗せが可能となっている他、基本ポイントの一部を無償のダウンロードコンテンツに割り当てる事も可能となっている。以下は基本ポイントの一部をダウンロードコンテンツに割り当てた一例である。

ライオットアクト』では初期状態では43項目合計で900Gであり、ダウンロードコンテンツで7項目・350Gが追加された。この追加された350Gの内160G(3項目あり、100G・40G・20G)は無料ダウンロードのみを利用したソロプレイでも獲得可能であり、20G(10Gが2つ)は無料ダウンロードのみ利用している者でも有料ダウンロード利用者との協力プレイで獲得することが可能である(1つは元々協力プレイに関する物)。残る2項目・170G(20Gと150G)は有料ダウンロードを利用しなければ獲得できない。

EXIT』では初期状態では12レベルまでしかないが実績については200Gの枠内で22レベルまで用意されている(12レベルまでで6項目・85G)ため13レベルから22レベルまでを追加し6項目・115Gを提供する為のダウンロードコンテンツは無料でなければならないことになっており、後に2回に分けて無料ダウンロードで配信された。

ダウンロードコンテンツによる上積み分の上限がさらに変更されているケースがある。これについては、現在上積み分が最高で基本ポイントの75%(パッケージタイトルでは750G、Xbox Live Arcadeでは150G)になっていることが発表されている[12]

Halo 3』『Gears of War 2』では2009年8月現在ダウンロードコンテンツによる上積み合計は750Gとなっている。

Fable II』では2009年1月配信の「ノットホール島」で100G、2009年5月配信の「未来の行方」で250Gの上積みが行われ合計が350Gとなっている。

NINJA GAIDEN 2』など、発売時点からDLCによる実績を含めているために合計値が上積みされているものもある。

実績解除するための難易度はゲームによって大きく異なり、開始後数分で全実績が解除されるゲーム(『Avatar:The Burning Earth』など)もあれば、1つの実績を解除するのに廃人プレイでも数年かかる難易度のゲームも存在する(『ファイナルファンタジー11』のレリック装備を最終段階まで強化するなど)。また、プレイ人数の減少によるオンラインプレイが困難になったり、バグなどで実績解除が不可能なゲームもある。なお、デモ(体験版、お試し版)および旧Xboxの作品ではゲーマースコアは獲得できない(『ライオットアクト 2』では体験版で一定条件を満たした状態で製品版をプレイすることで、体験版で解除条件を満たした実績が即時解除されるシステムが登場した)。

Xbox One以降、Xbox Live Arcadeが廃止されたため、ダウンロード専用のソフトでも1000G以上のゲーマースコアの設定が可能となっている。

また、チャレンジ実績というシステムが追加された。期間限定で取得できる実績で、ゲーマースコアは必ず0G。期間が終了すると実績一覧から削除される。

後のアップデートで実績のレア度が追加され、解除したプレイヤーの割合が表示されるようになり、解除したプレイヤー数が少ない実績を解除すると解除時のメッセージが「めったにない実績が解除されました」となり、効果音も豪華なものになる。
Xbox Live Arcade(Xbox 360のみ)配信ソフトについては「Xbox Live Arcadeのゲームタイトル一覧」「Category:Xbox Live Arcade対応ソフト」を参照

Xbox Live Arcade(エックスボックス ライブ アーケード、略称:XBLA、en:Xbox Live Arcade)はXboxならびにXbox 360用のダウンロードサービスである[13]。Xboxでは専用クライアントディスク、Xbox 360では本体のメニューの機能として実装されており、ネットワーク上でしか配信されていない各種ゲームをダウンロードしてプレイすることができる[13]

Xbox 360では当初は『ガントレット』や『スマッシュT.V.』、『フロッガー』、『ギャラガ』といったクラシックゲームや日本国外で携帯電話向けに配信されていたコンパクトなアクションパズルゲームの移植版などが中心だったが順次本体の性能を生かしたフルポリゴンゲームも投入されている[13]。なお、Xbox 360用ハードディスクには出荷状態でアレクセイ・パジトノフのパズルゲーム『HEXIC HD』がプリインストールされている(Xbox One上でも無料配信)。

また、『UNO』などのように周辺機器の「Xbox Liveビジョンカメラ」を接続することでボイスチャットだけでなく顔を見ながらの対戦プレイが可能な物もある。

基本的にほとんどのゲームが無料でお試し版をダウンロードでき、フルバージョンを解放する形で購入できる。


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