Xbox_Live
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Xbox Network

運営元マイクロソフト
種類オンラインサービス(オンラインコミュニティ)
サービス開始日2002年11月15日
2003年1月16日
プラットフォームXboxXbox 360Xbox Oneなど
ウェブサイトXbox.com
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Xbox Network(旧称:Xbox Live)とはマイクロソフトが提供するオンラインサービス(オンラインコミュニティ)である。

2003年1月16日に初代Xboxでサービスを開始し、Xbox 360Xbox OneXbox Series X/Sにもサービスが提供されている。初代Xboxは、2010年4月15日サービスが終了した[1]

Xbox Networkには、無料のサービスと定額制のサービス(Xbox Game Pass Core(旧称:Xbox Live Gold))がある。

2021年3月、Xboxに関連するすべてのサービスを網羅し、Xbox Game Pass Coreのサブスクリプションサービスをこれらの他のサービスと区別するために、「Xbox Live」を「Xbox Network」として再ブランド化した。それに伴いアカウントの名称が「Xbox Live アカウント」から「Xboxアカウント」に変更された[2]
特徴

同社が発売するゲーム機であるXboxの発売に合わせてコンシューマーゲーム向けのサービスとして開始し、次世代機であるXbox 360/Xbox One/Xbox Series X/Sにも受け継がれている。Xbox 360とXbox One以降のゲーマータグのシステムはほぼ別物であるが、フレンドリストや実績などは互換性が自動的に付与されている。

Windows Vistaにも同等のGames for Windows Liveが実装されており(Xbox 360とWindowsパソコン間でのオンライン対戦プレイもサポート)、Windows PhoneWindows 8/Windows 10などにも対応していたが[3]、2013年に廃止された。

Xbox ネットワーク(旧称:Xbox Live)は各種オンライン対応ゲーム・ビデオといったエンターテイメントに対応し、ユーザーの情報等を共通して使用することができる。オンラインゲームを展開する際にネットワークやアカウントの設定などがゲームごとに必要になるのではユーザーの利便を損なうことになるため、Xbox ネットワークでは「Microsoft アカウント」(旧名:Windows Live ID、Microsoft Passport Network)をベースとしたシングルサインオンシステムで本体の機能として接続情報と会員情報を一括管理し、オンラインゲームはその情報を利用することによりゲームごとに登録するわずらわしさを解消している。またそれのみならず各種ゲームの情報や体験版の配信、他のプレイヤーとのテキストやビデオチャットなど多彩なサービスが提供されている。

Xbox ネットワークには有料のゴールドメンバーシップ契約がある(以前は無料会員はシルバーメンバーシップと呼ばれていたが変更された[4])。その特典として、ネットワークを通じた協力・対戦(オンラインマルチプレイ)やパーティーチャット、割引などの優遇サービスが受けられる。この名称はサービスの名称が変更された現在も「Xbox Live Gold」のままである。

2023年7月17日、従来より続く「Xbox Live Gold」を廃止し、2023年9月1日より「Xbox Game Pass Core」に移行すると発表した。これにより、初代Xboxから続くネットワークサービスの名称であった「Xbox Live」は歴史に幕を下ろし、Xbox Game Passに統一される形となった[5]。詳細についてはこちらを参照。
マッチング基本的に各プレイヤーは会員情報としてゲームでの成績によるレーティングが管理されており、できるかぎり同じレーティングのプレイヤーが対戦を行うことができる。またゲームによっては既に開かれているセッションの中から条件を指定して検索しそのセッションに参加する形で対戦相手を選ぶ事が可能。また、既に参加枠が埋まったセッションにおける対戦を観戦できるソフトもある。マッチングの地域制限はソフトメーカー側が決める。
チャットXbox 360周辺機器であるXbox Liveビジョンカメラを使用する事で対応ソフトではお互いの顔を見ながらの通信プレイができる他、ビデオチャットや写真付きのメッセージの送信が可能(ゴールドメンバーシップが必要)。2007年5月に行われたアップデートでWindows Live Messengerとの間でのメッセージ送受信も可能になった。ボイスチャットの声にエフェクトを掛けて素の声をわかりづらくする機能があるが、完全なものではない。なおXbox 360にはこの機能は搭載されていない。Xbox One以降、チャットはPC/Android/iOS版Xboxアプリと連動しているため、同じアカウントでログインすることでメッセージアプリとして使うことが可能であり、パーティーを作成することでPC/Android/iOS/Xbox One/Xbox Series X/S間でボイスチャットをおこなうことが可能である。ただし、パーティーの作成にはXbox Live Goldが必要である。Xbox One以降はテキストのみを使用したチャット、パーティー、ボイスチャット、またはコミュニティに加入することも可能となっており、Xbox One上で360ソフトを起動してもコントローラー上から問題なくボイスチャットが可能となる。
フレンドリスト仲がよくなった他のプレイヤーを登録しておくことができる機能。他のプレイヤーが接続中かどうか(そして何をプレイしているか)を確認でき、さらに現在プレイしているゲームに招待したりボイスメッセージを送ることも可能である。Xboxアプリなどでは自分とフレンドの実績をゲーム単位で比較する事も可能。2007年12月より、13歳以上のプレイヤーは自分のフレンドリストをフレンドに対して公開できるようになった。18歳以上であればフレンド以外への公開も可能であり、また年齢に応じて定められた初期設定を上限として更に公開範囲を制限することも可能。
自動アップデートゲームのバランス調整、バグ修正のパッチやシステム自体のアップデートはXbox ネットワーク接続時に自動的に確認、ダウンロードされる。パソコン用ゲームのような煩雑なパッチの適用が不要となっている。なおアップデートが行われる際は一度Xbox ネットワークから切断され、更新を行わないと再接続できない(ゲームに対するアップデートを行わなかった場合はそのゲームを終了しダッシュボードに戻った時点で再接続される)。
ダウンロードコンテンツ追加コンテンツ、体験版、Xbox Live Arcade(Xbox 360のみ)のゲームやゲームのデモムービーなどをダウンロードする機能。中にはゴールドメンバーシップ限定のダウンロードコンテンツも存在する。配信コンテンツは、特にElectronic Entertainment Expo東京ゲームショウなどのイベントで発表された新作ゲームのデモムービーなどに力を入れている。Xbox One以降はゲームを選択してから「ゲームのアドオンを管理」を選択し、購入したDLCのチェックマークを付けることでDLCがインストールされる。
不快な行為への対策不正行為やボイスチャットで他のプレイヤーからハラスメント行為などがあった場合はゲーム中からそのプレイヤーをマイクロソフトに通報することが可能となっている。マイクロソフトが必要と判断すればボイスチャットの一定期間使用禁止などの措置がとられる。またチート対策からか2007年5月より内部のプログラムが改造されている本体を自動的にXbox ネットワークから排除するシステムが運用されている。2008年3月25日より外部ツールなどを使用して不正に実績を入手しゲームスコアを改竄したアカウント所持者には制裁が下される事となった(ゲーマースコアが0になる(ゲームスコアのリセット)、ゲーマーカードに「ごまかし行為者」(日本語の場合)と表示される、ゲーマースコアが0になる前にプレイしたゲームで解除された実績を再び解除しても、ゲーマースコアを取得出来ない)。なお、Xbox ネットワークの使用やリセット後にプレイするゲームの実績の解除は可能である。Xbox One以降はオンラインマッチを途中退室した場合のペナルティが厳しくなり、すべての作品で途中退室が監視されるようになった。
Xbox クラウド セーブXbox 360以降、クラウドセーブができるようになった。これは2023現在ではXbox Game Passが不要でだれでも利用することができる。本体とクラウドの両方に保存され、友達や家族の本体を使用する場合や、新しい本体に切り替えた場合にも、データが失われることはない。同期のタイミングはXboxを起動するたびに更新される。これはXbox Cloud Gamingや、One以降のXboxの360下位互換機能で特に活用されている[6]
旧 ゲーマータグ

旧ゲーマータグはXbox ネットワーク会員の「ニックネーム」。アカウントの設定時に英数字で設定する。すでに使用されているゲーマータグを重複して使用することはできない(Xbox本体で作成したゲーマープロファイルの名前が既に使用されていた場合、Xbox ネットワーク用のプロフィールにする際に変更を要求される。なお重複していなくてもオンライン用のプロフィールにする際に変更することは可能)ため、Xbox Liveにおいてプレイヤーを特定することができる。Xbox本体か専用サイトよりゲーマータグの変更が可能になっているが、初回のみ無料であり2回目以降は約1000円かかる。また、ゲーマータグはXbox.com内のフォーラムにおけるハンドルネームとしても扱われる。

Xboxではゲーマープロフィールと呼ばれるプレイヤーのステータスがゲーマータグに関連づけられている。これには以下のものが含まれる。

ゲーマーアイコン

進行度ややり込み度に応じた実績と、それに対応するゲーマースコア

Xbox Liveでのプレイスタイルを表すゲーマーゾーン

自己紹介や信条を表明できるモットー

オンラインで一緒にプレイしたプレイヤーの評価による評判

新 ゲーマータグ

2019年6月10日、新しいゲーマータグ機能が発表された。これはPCAndroidiOSXbox OneXbox Series X/Sのみであり、Xbox 360には提供されないため、一度新ゲーマータグに変更するとXbox 360側のゲーマータグはランダムな名前に変更されることがある。

また、今回の変更によって日本語、中国語、韓国語、ベンガル文字、デバナガリ文字、キリル文字などにも対応した[7]


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