Xbox Game Studios
以前の社名
Microsoft Games (2000?2001)
Microsoft Game Studios (2001?2011)
Microsoft Studios (2011?2019)
種類部門
業種コンピュータゲーム
前身Microsoft Games Group
設立2000年3月 (24年前) (2000-03)
創業者ビル・ゲイツ
本社 アメリカ合衆国ワシントン州レドモンド
事業地域世界
主要人物.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}
フィル・スペンサー(ゲーミング担当エグゼクティブバイスプレジデント)
マット・ブーティ(コーポレートバイスプレジデント)
製品Xbox Game Studiosのコンピュータゲーム一覧(英語版)を参照
親会社マイクロソフト
子会社子会社および部門を参照
ウェブサイトwww.xbox.com/ja-JP/xbox-game-studios
Xbox Game Studios (エックスボックス ゲームスタジオ、旧称Microsoft Studios、Microsoft Game Studios、Microsoft Games)は、ワシントン州レドモンドに拠点を置くアメリカのコンピュータゲームパブリッシャーであり、マイクロソフトの一部門。同スタジオはMicrosoft Windows用ゲームの開発と販売のために社内組織「Game Group」から分離して2000年3月に設立された。その後、Xboxプラットフォーム、Windows Mobileなどのモバイルプラットフォーム、およびWebベースのポータル向けのゲームやその他のインタラクティブエンターテインメントを提供するなど事業を拡大してきた。スタジオの成長とともに他のいくつかのスタジオを買収、所有権の放棄などをしてきており、2021年3月9日現在23のスタジオの親組織となっている。
歴史
Microsoft GamesおよびMicrosoft Game Studios(2000?2011)としてMicrosoft Game Studiosのロゴ(2001?2011)
ゲーム専門部門が設立される前からマイクロソフトは自社に「Games Group」があり、デベロッパーと作品の買収を行っていた。同社は1999年に『MechWarrior』ゲームシリーズを開発するFASA Interactiveを買収し[1]、同年にゴルフゲームの『Links』シリーズを開発するAccess Software[2][3]と『Microsoft Flight Simulator』ゲームを手掛けたAces Game Studioを買収している[4]。Games Groupはアンサンブルスタジオ(『エイジ オブ エンパイア』『エイジ オブ ミソロジー』)[5]やDigital Anvil ( 『Starlancer』)との長期的なパブリッシング契約も締結していた[6]。マイクロソフト傘下でFASA InteractiveはFASA Studioに改称され[7][8]、Access SoftwareはSaltLake Games Studioになった。
2000年3月頃、マイクロソフトはGame Groupを「Microsoft Games」という完全な別部門に移行し、マイクロソフト内の他のゲーム関連プロジェクトを統合した。これは初代Xboxの発表と並行して行われ、 Microsoft GamesがXboxとMicrosoft Windowsの両方の作品のデベロッパーおよびパブリッシャーの役割を担うことになった[9]。マイクロソフトのエンターテインメント部門で役職を担ったロビー・バックが上級副社長に任命され、旧Game Groupのメンバーで同グループによるいくつかの買収に貢献したエド・フライズが新部門の副社長に任命された[10][11]。シェーン・キムは同部門のゼネラルマネージャーを務めた[12]。2001年にこの部門はMicrosoft Game Studios(MGS)に改称された[13]。
FASA StudioとSalt Lake Games Studioは、Microsoft Games Studioに残った[7][8]。Digital Anvilとアンサンブルスタジオは、それぞれ2000年と2001年にマイクロソフトに買収された。部門設立後の2000年6月には『Halo:Combat Evolved』を開発中だったバンジーを買収し[14]、この買収によりパソコンでの販売が計画されていたHaloはマイクロソフトのパブリッシング作品となり、2001年のXbox発売時にローンチタイトルとして発売された[15]。2001年にはレースゲーム『Forza』シリーズ開発を行う「Turn 10 Studios」が設立された[16]。2002年9月、Microsoft Games Studiosは任天堂プラットフォーム向けに幅広く開発を行っていたレアを買収した[17]。2003年、マイクロソフトはEAスポーツレーベルがXbox向けスポーツゲームを開発する上ではるかに強力な立場にあることを認識し、再編の一環として、スポーツゲームを自社開発していたMicrosoft Game Studios内の約78人の従業員をレイオフし、2004年にはSalt Lake Game Studio(当時の名称はIndie Games)をテイクツー・インタラクティブに売却した(Indie GamesはIndie Builtになった)[18][19]。
ピーター・ムーアは2003年にXboxコンソールやMGSのXboxとPC向けゲームなどを含むHome and Entertainment部門の副社長に任命され、バックの直属となった[20]。