Xbox_(ゲーム機)
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記憶装置:5倍速DVD、8GBハードディスク、8MBメモリーユニット

サウンド:ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス社製 ステレオコーデック 256チャンネル

インターフェース:コントローラポート×4、10/100Mbpsイーサネットポート、拡張ポート (USB1.1相当)、6MBメモリーカード

メディア:4倍速DVD-ROM、DVD-VIDEO再生機能

最大解像度:1920×1080

電源:100V,50/60Hz 消費電力:絶対最大定格200W

重量:3.86 kg

外形寸法:324×265×90mm

サウンド、HDD/DVDインターフェイス、イーサネットは、nForceのMCPに相当する集積チップのMCPXが処理する。

オペレーティングシステムとしてWindows 2000カーネルをごく軽量化したものを搭載し、APIにはDirectXを採用している[14]。OSそのものはカスタムOSであるが、PCとの互換性はない[17]。Xbox 360ではPowerPC基準のOS、Xbox One以降ではWindowsとなった。
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Xbox(コントローラ「Duke」バージョン)

Xbox Debug Kit

日本での発売当初の希望小売価格は34,800円だったが、2002年5月22日に価格改定され、希望小売価格24,800円となる[18]。2003年5月29日から7月31日まで6,800円のキャッシュバックキャンペーンを実施し、2003年11月20日には本体価格は16,800円に値下げされた。その後、2004年5月に発売された「Xboxプラチナパック2」は、ゲームソフト2本や追加のコントローラ、DVDビデオ再生キットなどを追加した上、19,000円(税別)にまで希望小売価格を下げた。

ゲームディスクは、ディスク裏面にマイクロソフト製インストールディスクにあるような特殊な模様が付与されており、これは今後のXboxシリーズにも受け継がれることになった。ディスクはDVDとほぼ同じもので、ディスクの表面にはWindowsのインストールディスクと同じ「Genuine」ロゴも印字されていた(360以降は廃止)。CEROの発足後はディスクにも年齢規定のロゴを記載するようになった。XboxとXbox 360の初期のディスクを通常のDVDプレイヤーに挿入すると、専用の演出が流れたあと、「これは、Xbox(Xbox 360)のディスクです。このゲームをプレイするには、ディスクをXbox(Xbox 360)に入れてください。」と表示される。Xbox 360も同様にDVD規格であるが、独自技術により4.7GB以上の容量を同じディスク品質のまま記録できるようになっているが、ディスク表面の層が明確に見えるような形状となっている。これは2層DVDの単純な採用ではディスクが痛みやすくなるためである。

本体の起動時に、記録媒体などに致命的なエラーが発生した場合は、起動ロゴが出て、メインメニューに遷移する前に「不具合が発生しました。カスタマーサポートにお問い合わせください。」と表示される。また、画面に二桁のエラーコード(初期のXbox Oneではさらに桁が多い)も同時に表記される。Xbox 360、初期OSのXbox Oneの場合は、前文が「システムエラー。」になる。
互換機

Xbox 360とコントローラ

Xbox 360 エリートとXbox 360 Sとコントローラ

Xbox 360 Eとコントローラ

Xbox Oneとコントローラ

Xbox One Sとコントローラ

Xbox One Xとコントローラ

Xbox Series Xとコントローラ

Xbox Series Sとコントローラ

のちにマイクロソフトから発売されたXbox 360Xbox OneXbox Series X/Sは本機と互換性を持つ。
周辺機器
Xbox コントローラ
Xbox コントローラ「Duke」Xbox コントローラSブラックとグレーの2種類がある。ドリームキャストからデザインや機能性を引き継いだため、LBとRBに該当するボタンはABXYの上にある白黒の二つのボタンになり、LRはトリガーとなっている。当初発売版では全世界で大型のコントローラが採用されたが、日本では本体同様に大きめのコントローラに関係者が懸念を抱き、より小型で軽量な「コントローラS」が採用された。大型のコントローラは本国アメリカでも、のち2006年にIGNが掲載した記事「最悪なゲームコントローラー TOP10」で2位となる[19][20]など評判は芳しくなく、本体発売半年後、この日本仕様の「コントローラS」への変更が行われた。LB,RBに該当するボタンはABXYの下にある黒・白色の二つのボタンである。差込端子部分が独自規格になっている。規格自体はUSBのため、配線の一部を半田づけするか変換用のコンバーターを使用すればPCでの使用も可能である。大型コントローラはDukeと呼ばれているが、後に復刻された[21]。操作デバイスは正面に方向パッド(左下右側に配備)、2本のアナログスティック(左上左側と右下左側に配備。両方とも押し込み可能)、STARTボタン/BACKボタン(DUKEでは中央下側に、小型版では左下左側に配備。BACKボタンは他社製品でいうSELECTボタンに該当するもの)、A/B/X/Yボタン(右上右側に配備)、白/黒ボタン(DUKEでは右上右側に、小型版では右下左側に配備)[注 1]を配備し、上面奥側には深押しが可能な左右(L/R)トリガーボタンを備える。内部には振動モーターを左右1つずつ(合計2つ)内蔵している。
Xbox メモリーユニット
補助記憶装置。容量は8MB。ブロックという独特の単位を用いている。16KBを1ブロックとして、502ブロック使用出来る。各コントローラーに2つのスロットが有り、挿入して使用する。合わせて1004ブロック(16MB)使用可能。
Xbox DVDビデオ再生キット
リモコンと赤外線受信アダプターのセット。アダプターをXbox前面のコントローラー用の端子に接続して使用する。受光部にリージョンコードが埋め込まれており、日本で製造されていない本体に日本版の受光部を差し込むとエラーが発生し、反対も同様。また、本体に初めて受光部を差し込み、使用した際にDVD用のリージョンコードが本体に記録され、そのリージョンデータをリセットすることは公式による修理以外では不可能。[22]
Xbox システムリンクケーブル
2台の本体を接続して、通信対戦を行うためのケーブル。
Xbox RFアダプタ
ビデオ入力端子の無いテレビに本体をRF接続するためのケーブル。
Xbox 標準AVケーブル
コンポジット映像と音声を出力するケーブル。AVケーブルはドリームキャストのものと似ている端子を使用しているが、Xbox 360用、ドリームキャスト用のものと互換性はない。
Xbox 拡張AVパック
本体に接続して、S映像光デジタル音声出力する変換ボックス。
Xbox コンポーネントAVパック
本体に接続して、コンポーネント映像光デジタル音声出力する変換ボックス。
電源コード

二軸の電源ケーブル。Xbox One S以降も二軸ケーブルが採用された。
ソフトウェア詳細は「Xboxのゲームタイトル一覧」を参照

全世界で最も売れたソフトは『Halo 2』で(800万本以上[3])、日本国内で最も売れたソフトは『デッド オア アライブ3』(24万本[2])である。
Xbox Live詳細は「Xbox Live」を参照

2002年11月に米国、2003年1月に日本、同3月に欧州各国で、それぞれ開始されたオンラインサービス。標準本体のみでオンラインサービスに接続できるのが最大のセールスポイントであった[注 2]。さらに、Xbox Live対応ゲーム全てで共通のコミュニケーション手段としてプレイヤー同士の音声での会話、ボイスチャットを採用した。スターターキットにセガの人気タイトル『ファンタシースターオンライン』(Phantasy Star Online)を標準添付するなど、戦略的な施策も盛り込まれた。しかし、日本でのオンラインゲーム普及のペースが予想より遅かったことや、2002年9月に発表され、Xbox Liveのキラーソフトとして期待されていた『トゥルーファンタジー ライブオンライン』が開発中止になるなど、魅力的なソフトが存在しないことから、ライバル機に対し優位性を打ち出せなかった。また、他機種がウェブマネーや口座振替などの未成年者でも比較的利用しやすい決済方法を取り入れているのに対し、クレジット決済しか提供されていなかったことがハードルの高さにも繋がった[注 3]

初代XboxでのXbox Liveは、2010年4月15日にサービス終了となった。


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