本作の主要撮影は2021年2月16日にニュージーランドで始まり、同年3月16日に終了した[6]。なお、20代のゴスが老婆のパールを演じるにあたり、彼女に特殊メイクが施されることになったが、メイクを完成させるのに10時間を要したという[7]。
2022年1月12日、タイラー・ベイツとチェルシー・ウルフが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[8]。3月12日、ウルフが歌う劇中歌『Oui Oui Marie』が配信された[9]。25日、本作のサウンドトラックが発売された[10]。 本作はいくつかの映画の影響が指摘されている。『サイコ』(1960年)、『悪魔のいけにえ』(1974年)、『シャイニング』(1980年)などが挙げられる。また、『ブルー・ムービー』(1969年)などのポルノ映画のリファレンスも見られる[11]。 2022年1月11日、本作のオフィシャル・ポスターが公開された[12]。12日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[13]。3月13日、本作はサウス・バイ・サウスウエストでプレミア上映された[14]。18日、本作は全米2865館で封切られ、公開初週末に427万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場4位となった[15]。 本作は批評家から高く評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには214件のレビューがあり、批評家支持率は94%、平均点は10点満点で7.7点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『X エックス』は古典的なスラッシャー映画の型に、新鮮な捻りを加えた作品である。タイ・ウェスト監督は自らの原点であるホラーに見事舞い戻って来た。」となっている[16]。また、Metacriticには35件のレビューがあり、加重平均値は79/100となっている[17]。
影響
公開・マーケティング・興行収入
評価
出典^ a b “X エックス
^ a b “X
^ 『キネマ旬報』2023年3月下旬特別号 p.46
^ Squires, John (2020年11月2日). “Ti West Sets Up Next Horror Film ‘X’ With A24 Co-Producing; Mia Goth, Jenna Ortega, Kid Cudi Starring”