XXXHOLiC
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「ホリック」はこの項目へ転送されています。HOLICについては「中毒」をご覧ください。

×××HOLiC
ジャンル伝奇オカルトファンタジー青年漫画
漫画
作者CLAMP
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
(2003年13号 - 2010年16号)
別冊少年マガジン
(2010年7月号 - 2011年3月号)
レーベルKCデラックス
発表期間2003年2月24日 - 2011年2月9日
巻数全19巻
話数全213話(うち186話からは×××HOLiC 籠)
漫画:×××HOLiC 戻
作者CLAMP
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
レーベルKCデラックス
発表号2013年14号 -
発表期間2013年3月4日 -
巻数既刊4巻(2016年10月現在)
小説:xxxHOLiC
アナザーホリック ランドルト環エアロゾル
著者西尾維新
出版社講談社
発売日2006年8月1日
アニメ:xxxHOLiC(第1期) / xxxHOLiC◆継(第2期)
原作CLAMP
監督水島努
シリーズ構成横手美智子大川緋芭
キャラクターデザイン黄瀬和哉
音楽S.E.N.S. Project
アニメーション制作Production I.G
製作TBS、アヤカシ研究会
放送局TBSテレビ、他
放送期間第1期:2006年4月6日 - 10月21日
第2期:2008年4月3日 - 6月26日
話数第1期:全24話(外伝1話含む)
第2期:全13話(外伝1話含む)
映画:劇場版xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢
原作CLAMP
監督水島努
脚本櫻井圭記藤咲淳一
キャラクターデザイン黄瀬和哉
音楽斉藤恒芳
制作Production I.G
製作「劇場版xxxHOLiC
真夏ノ夜ノ夢」製作委員会
封切日2005年8月20日
上映時間61分

OVA
OVA:xxxHOLiC春夢記
監督水島努
シリーズ構成大川七瀬(CLAMP)
キャラクターデザイン黄瀬和哉
アニメーション制作Production I.G
発表期間2009年2月17日 - 2009年6月23日
話数全2話
OVA:xxxHOLiC・籠 ?XXXホリック・ロウ?
監督水島努
シリーズ構成大川七瀬(CLAMP)
キャラクターデザイン黄瀬和哉
アニメーション制作Production I.G
発売日2010年4月23日
OVA:xxxHOLiC・籠 あだゆめ
監督水島努
シリーズ構成大川七瀬(CLAMP)
キャラクターデザイン黄瀬和哉
アニメーション制作Production I.G
発売日2011年3月9日

テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ文学

『XXXHOLiC』(ホリック)、または『×××HOLiC』[注 1]は、CLAMPによる日本漫画作品、及びそれを原作としたアニメなどの作品。メディアミックス作品では『xxxHOLiC』の表記も用いられる。
概要.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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出典検索?: "XXXHOLiC" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2017年2月)

対価さえ払えばどんな願いも叶うミセの主人の元に、様々な悩みを抱えた客が次々と訪れるという非日常的な世界観のファンタジー漫画。タイトルのholicは、英語中毒を意味する。

作画は男性キャラクターを猫井椿が、女性キャラクターをもこなが担当している。

週刊ヤングマガジン』で2003年13号から2010年16号まで連載された後に『別冊少年マガジン』へ移籍し、2010年7月号より2011年3月号まで連載された。2009年9月14日発売の『週刊ヤングマガジン』42号から『xxxHOLiC・籠』(ホリック・ロウ)と改題した。

2012年12月2日には名古屋にて開催されたCLAMP FESTIVAL 2012で続編となる『xxxHOLiC・戻』(ホリック・レイ)が発表され、『週刊ヤングマガジン』で2013年14号から連載開始。『週刊ヤングマガジン』2017年第15号の掲載を最後に休載するが、2022年4月20日発売の『公式コミックガイド xxxHOLiC・戻 夢渡縁起』にて連載再開が発表された[1]。再開時期は2023年春予定。

2005年8月20日には『劇場版xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢』が公開。その後、テレビアニメ『xxxHOLiC』がTBSで2006年4月6日から10月21日まで放送され、第2期もTBSで2008年4月3日から6月26日まで『xxxHOLiC◆継』として放送された。

ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』とは物語がリンクしており、テレビアニメ版には『ツバサ』のキャラクターは登場しないが、『ツバサ』のテレビアニメ版には本作のキャラクターが登場する。また、『BLOOD-C』ともリンクしており、『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』には『籠』以降の四月一日がゲスト出演している。

2021年8月5日から2022年5月6日にかけて新装版『CLAMP PREMIUM COLLECTION xxxHOLiC』が発売。同1巻の帯にてシリーズ累計発行部数が1400万部を突破したことが発表されている。
あらすじ

ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』との関連の高いストーリーのため、そちらも参照。
XXXHOLiC
アヤカシに好かれやすい男子高校生・四月一日君尋は、願いを叶える店(ミセ)の女主人・壱原侑子と出会う。「アヤカシが視えたり憑かれたりする体質を治したい」という四月一日の願いを見透かしていた侑子は、彼が自分に願うように促し、その対価として半ば強制的にバイトとして雇う。四月一日がバイトを始めて少し経った頃、異世界から店の客として小狼・サクラ・ファイ・黒鋼(ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-のメインキャラクター)が現れる。彼らは異世界を旅することを願い、四月一日の力によって目覚めた2匹モコナ=モドキの白い方のモコナ=ソエル=モドキと共に、異世界へと旅立った。ある日、以前見た小狼と同じだけれど違う存在の『小狼』が以前会った小狼の許に行くため店を訪れ、異世界へと旅立った。四月一日はバイトをする中で、願いを抱えた人間や人でない者などの不思議な客と出会い、奇怪な出来事に遭遇していく。その中で、夢を渡り、夢の世界へと行くことができるようになった四月一日は、夢の世界でサクラと会い、小狼一行に起こっていること、サクラがみた予知夢を変えようとしたこと、四月一日が『小狼』と似ていることを告げた。四月一日は、『小狼』が選択し時間を巻き戻したことによって生まれた存在であり、『小狼』とある意味同じ存在であったため、異世界の『小狼』の危険を無意識に察知し、自分を無意識に消して対価にしようとしたり、自分の大切な記憶を対価に差し出していた。しかし、四月一日のことを大切に思う百目鬼・ひまわり・『小狼』・侑子などいろんな人の想いと対価が、ある意味異質・特別な存在である四月一日を消さないようにしていた。そして、飛王・リードの願いによって「世界の理」が崩れ始め、同時に止まっていた侑子の「時間」が進み始め、既に故人となっていた侑子は闇にとらわれ、消え去ってしまう。
XXXHOLiC・籠(ロウ)
侑子が闇の中へと消え去り、彼女と再会するまで店で待つことを決めた四月一日。彼は、最初の「アヤカシが視えたり憑かれたりする体質を治したい」という願いを受け取らず、それまでの対価を、店主を務めることに必要な「四月一日自身の魔力の解放と力を強める」ことに使い、侑子を待つその対価として店を継ぎ、店から出ない「一つの場所に留まり続ける」ことを選択し、老化せず、自身の魔力をどんどん高めていくこととなった。
XXXHOLiC・戻(レイ)
新章のような始まり。しかし、実際は『XXXHOLiC・籠』との繋がりのある話であり[注 2]、後に『ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE-ニライカナイ編』に繋がる。侑子のいる世界で、店のバイトとして四月一日は生活していたが、侑子の代わりに様々な願いを叶え、様々な対価を手に入れ、選択していく。
登場人物
レギュラーキャラクター
壱原侑子(いちはら ゆうこ)
声 -
大原さやか[2][3]本作の主人公。願いを叶える代わりに同等の対価をもらうミセの主人。人の運命さえも変えるほどの強大な魔力を持つ、魔女。名前は偽名で、その他の素性も一切不明の美人[注 3]。妖艶でミステリアスな雰囲気とは裏腹に、おちゃらけた性格で我侭かつ気紛れ。反面、姉御肌で四月一日やミセを訪れた客に対し、極めて的確かつ現実的で厳格な発言をする(※これは自身が世の道理を熟知・遵守しているから)。キセルを使用する喫煙家で、かなりの酒豪かつ美食家。二日酔いをたびたび起こすので液キャベを愛用している。交友関係は広く様々な方面に顔が利く。花押で、洋服はもちろんの事、着物の柄や帯、などの髪飾りや小物などにもあしらわれている。占い師のおばあさんの家には、自分が書いた色紙「うつし世は夢、夜の夢こそまこと[注 4]」が飾られている。また、クロウ・リードとは親友かつ良きライバル。四月一日をこき使う一方、大切に思っている。愛用の辞書は『講談社・国語辞典 デスク版第二版』。1960年代 - 1970年代の漫画やアニメに非常に詳しく[注 5]、ネタとして多用する[注 6]。暑さが苦手。口癖は「この世に偶然なんてない、あるのは必然だけ」[注 7]。ひまわりの影響を受けない。実は故人であり、クロウの願いと魔力によって時間を留められていた。最期は闇に飲み込まれて消え去り、『籠』終盤では四月一日の夢に現れた。
四月一日君尋(わたぬき きみひろ)[注 8]
声 - 福山潤[2][3]本作の準主人公(『籠』では単独の主人公)。私立十字学園に通う高校生→ミセの主人(『籠』)。4月1日生まれ。両親はすでに死んでいるため天涯孤独であるが家事万能で、父親譲りの料理上手。当初は下戸だった。侑子への自己紹介の対価は、上蓋に小鳥の描かれた懐中時計[注 9]。並外れた霊能力を持つがゆえに、人でない者の世界では有名人。彼の血はアヤカシの力を数十倍引き上げる。実はもう1人の『小狼』。アヤカシを惹き寄せる体質を治す為、半ば強制的にミセで家事手伝いのバイトに励み、専ら侑子達にこき使われていた。両親がいなくなってからは、アパート[注 10]の管理人達が後見人となり、その一室に住んでいた。感情表現が豊かで、特に百目鬼やひまわりのこととなると顕著になる。作中唯一のツッコミ役。成績と運動神経は、結構良い方。他人の為なら自己犠牲を厭わなかった。どんな相手でも無条件に優しい。百目鬼とは犬猿の仲だったが、紆余曲折を経て、現在は親友である。ひまわりとも仲が良い。『籠』では、侑子の使用していたキセルで喫煙し、着物も侑子が着ていたものを仕立て直して着用しており、酒も嗜む。表情や感情表現はそれまでとは一変、侑子に似た憂いを帯びた表情が多くなった。しかしミセを継いだ当初は『願い』に対する対価の過負荷が分からず、その少なかった分の『代価』として怪我や生傷[注 11]が絶えなかった[注 12]。現在は右目によって手に入れた『夢渡りの力』と『血』を駆使し、少しずつ加減を覚えていきながらミセを切り盛りしている。また、その分どうしても家の周りにまで手が回らなくなるため、マルとモロが率先して家事を手伝っている(モコナも参加するが大抵足を引っ張る)。ミセを継いで100年以上経過した『籠』最終回時点では、ミセから出られるほど魔力が強くなったが、それでもミセにとどまり、侑子との再会を待ち続けている。面影がクロウ・リードにそっくりであり、『籠』で魔力が強くなり中国風の式服を着用する様になってからは雰囲気も似てきている。後に宝物庫にあった彼の眼鏡と、鳥の羽根の花押を受け継ぐ。十字学園の男子制服は詰襟の学ランであるが、前ボタンは中央に一列で連なっているものではなく、左右両端にそれぞれ縦に4つずつ連なる2列式の詰襟燕尾服調をした、きわめて特徴的なデザインである(※現実社会ではこのようなデザインの学生服は存在しない)。
百目鬼静(どうめき しずか)
声 - 中井和哉[2][3]私立十字学園の高校生→大学の民俗学生(『籠』)→大学院生→民俗学教授の助手。三白眼かつ鉄面皮。3月3日生まれ。学級委員長にして弓道部所属。成績優秀・運動神経抜群で、女子からの人気は高い。実家はだが、本人に見る力はない。四月一日とは何だかんだで仲が良く、彼が作る料理と酒が大好物。彼も美食家であり、麻雀も出来る。朴念仁だが、天然ボケでかなりのマイペース。今時珍しい清浄な気を持つ。弓でアヤカシに見えない矢を射ることで祓える。見よう見まね程度だがも読める模様。言葉も態度もぶっきらぼうだが、根は善良。人に頼ることはほとんどしない主義。ひまわりの影響を受けない数少ない人物。幼い頃は体が弱かった。高校生の頃から酒豪。四月一日が窓から落ちて大怪我を負った時は、彼が流した分と同じ量のを対価として提供した。『籠』では、教授の助手や四月一日のお手伝いさんも兼ねている。本来は理系が得意である(※それゆえ医者も考えていたが、断念している)。ひまわりとは時々会っている様子。容姿は益々祖父に似てきている。
九軒ひまわり(くのぎ ひまわり)
声 - 伊藤静[2][3]私立十字学園の高校生→遠くの大学生(『籠』)→主婦(さらに6年後)。彼女も学級委員長であり、四月一日を大切に思っている。11月27日生まれ。常に笑顔で明るく誰にでも優しいが、百目鬼以上の天然ボケ。恋愛に関しては極端に鈍感で無頓着。料理は苦手。ピアノを習っていてシフォンケーキが好き。父親はテレビ局に勤めている。占いや怪奇現象に興味がある。生まれつき両親以外[注 13]の他人を不幸へと導く体質を持ち、清浄な気を好む者からは苦手とされている。そのため人とは最低限しか関わらない様にしていた。四月一日が大怪我を負った際、全てを明かした後自ら身を引こうとした。この時対価として四月一日の背中のを引き受け、それ以降髪型を少し変えている。また、四月一日から貰った蒲公英とはいつも一緒。『籠』では、ある事情から四月一日と直接会うのは一年に一度[注 14]だけ、後はほぼ電話のみの付き合いとなった。さらに6年後には結婚、夫婦で四月一日との交流を続けている。
マルダシ&モロダシ
声 - こじまかずこ(マル)[2]望月久代(モロ)[2]侑子のミセに住む謎の少女達。通称:マル&モロ。水色の髪のツインテールに悪魔系の服を着ている方がマル、セミロングの桃髪に天使のような服を着ている方がモロ。侑子と本人達は本名をかわいいと気に入っている。魂が無く、ミセの敷地から出られない割にはお調子者。侑子を慕い、四月一日を気に入っている2人のお手伝いさん。ミセを支えるのに必要な存在。常に2人でおり、リアクションもほぼ一緒。一時期は四月一日の前からは姿を消していた。


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