X-MEN_(映画シリーズ)
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X-MEN
X-Men
メインロゴ
原作マーベル・コミック
製作会社20世紀フォックス
マーベル・エンターテインメント
The Donners' Company
配給20世紀フォックス
公開2000年-
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費合計(13作品):
$1.748 billion
興行収入合計(13作品):
$6.083 billion
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「X-MEN」は、アメリカのスーパーヒーロー映画シリーズで、スタン・リージャック・カービーが創作し、マーベル・コミックが発行した一連のコミックに登場する同名の架空のスーパーヒーローチームを原作としている。
来歴

20世紀フォックスは1994年にキャラクターの映画化権をマーベルから購入した。いくつもの草案を経てブライアン・シンガーが『X-MEN』(2000年)とその続編『X-MEN2』(2003年)を監督したが、『スーパーマン リターンズ』(2006年)を監督するために降板したため、代わりにブレット・ラトナーが『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006年)を監督した。

その後は、ウルヴァリンデッドプールといった人気キャラクターを主人公とするスピンオフ作品を展開している。ウルヴァリンに焦点を当てた作品では、ギャヴィン・フッド監督の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009年)、ジェームズ・マンゴールド監督の『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013年)と『LOGAN/ローガン』(2017年)がある。デッドプールを主役とした作品では、ティム・ミラー監督の『デッドプール』(2016年)、デヴィッド・リーチ監督でその続編『デッドプール2』(2018年)が公開された。

本編では、2011年にプロデューサーにサイモン・キンバーグを迎え、キャストを一新して仕切り直した。マシュー・ヴォーンが『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011年)を監督をしたが、その続編『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年)と『X-MEN:アポカリプス』(2016年)は、ブライアン・シンガーが再び監督をした。その続編でサイモン・キンバーグの初監督作となる『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019年)が公開される。

マーベル・スタジオマーベル・シネマティック・ユニバースに習い、『ファンタスティック・フォー』と『X-MEN』シリーズのシェアード・ワールドを構築する予定であった[1]が、『ファンタスティック・フォー』の興行的、批評的失敗により続編の計画が中止され、現在の予定は白紙である。
ディズニーによる買収

2019年3月、製作する20世紀フォックスの親会社、21世紀フォックスウォルト・ディズニー・カンパニーに買収[2]された事を受け、 ウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガーCEOが今後の『X-MEN』シリーズの製作は同社傘下のマーベル・スタジオが引き継ぐと発言した[3]。ただし配給は20世紀スタジオが引き続き担当。
製作
新たなタイムライン

X-MEN:フューチャー&パスト』は新たなタイムラインを生み出し、今までの出来事をリセットしたが、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の方が、過去作への言及はあるものの、いくつか設定の初期化も行われており、これまでのX-MENシリーズの前日譚というよりもリブートの一作目としての色合いが強い。

『X-MEN:フューチャー&パスト』で生まれた新たなタイムラインについて、プロデューサーのサイモン・キンバーグは「一つの方向に流れる川の流れのようなものです。川には新たな波を作り出すことはできるけれども、流れを変えることはできません。『X-MEN:フューチャー&パスト』で私たちが行ったことは、いくつかの出来事を書き換えましたが、最終的にはこの映画で見たような未来のマンションの中に戻ります。つまりほとんどの時間の流れは同じ方向へ続くということで、これまでの映画で見たほとんどの出来事は、少し修正されてはいますが、依然として起こっているのです。」と説明する[4]。キンバーグは、ストライカーに化けたミスティークに助けられたウルヴァリンが、『X-MEN:アポカリプス』では、元のタイムラインで起こったようにアダマンチウムを埋め込まれてしまうこともこの原理だと語る。
配役

X-MEN:アポカリプス』ではトーマス・レマルキスがキャリバンを演じた一方、『LOGAN/ローガン』ではスティーヴン・マーチャントが演じたことに対して、映画の連続性を保つことに何か懸念はなかったのかと尋ねられ、プロデューサーのサイモン・キンバーグは、「私たちは、映画製作者たちに可能な限り多くの自由を与えたいと思っています。それにまだ映画同士で矛盾したりしていません。それぞれの映画にはそれぞれのニュアンスや解釈があります。具体的な例を挙げると、コロッサスは異なった映画に異なった見た目で出ているでしょう。『デッドプール』では、完全なCGですが、X-MEN本編では、役者がいてCGになっています。だから、演じるレベルはいくつかあるということで、そのような形式は映画だけでなく演劇にもあります。異なった俳優が何世紀もハムレットを演じてきたのです。」と答え、それぞれの作品にあった形を優先して、ひとつのキャラクターにひとりの俳優を固定することに縛られない制作姿勢を示している[5]
映画作品

本編作品名北米公開日日本公開日監督脚本製作
「X-MEN」オリジナル三部作
X-メン
X-Men2000年7月14日2000年10月7日ブライアン・シンガーデヴィッド・へイターローレン・シュラー・ドナー
ラルフ・ウィンター
X-MEN2
X22003年5月2日2003年5月3日マイケル・ドハティ
ダニエル・P・ハリス
ブライアン・シンガー
X-MEN:ファイナル ディシジョン
X-Men: The Last Stand2006年5月26日2006年9月9日ブレット・ラトナーザック・ペン
サイモン・キンバーグローレン・シュラー・ドナー
ラルフ・ウィンター
アヴィ・アラッド
「X-MEN」新シリーズ
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
X-Men: First Class2011年6月3日2011年6月11日マシュー・ヴォーンザック・ステンツ
アシュリー・ミラー
ジェーン・ゴールドマン
マシュー・ヴォーンサイモン・キンバーグ
グレゴリー・グッドマン
ローレン・シュラー・ドナー
ブライアン・シンガー
X-MEN:フューチャー&パスト
X-Men: Days of Future Past2014年5月23日2014年5月30日ブライアン・シンガーサイモン・キンバーグサイモン・キンバーグ
ハッチ・パーカー


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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