X-MEN2
X2
監督ブライアン・シンガー
脚本マイケル・ドハティ
ダニエル・P・ハリス
『X-MEN2』(エックスメン2、原題: X2)は、マーベル・コミックのスーパーチーム「X-メン」をベースとする、2003年のアメリカのスーパーヒーロー映画。『X-メン』(2000年)に続く、映画「X-MEN」シリーズの2作目。監督は前作に続きブライアン・シンガーが務め、パトリック・スチュワート、ヒュー・ジャックマン、イアン・マッケランらが出演。 自由の女神像におけるX-MENとブラザーフッドの戦いから間もないころ、ホワイトハウスの室内観光に紛れ、瞬間移動能力を有したミュータント「ナイトクロウラー」がホワイトハウス内のガードマンをなぎ倒し、大統領を殺害しようとした事件が発生する。この事件を知ったX-MENのリーダー、チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)はメンバーのジーン・グレイとオロロ・マンロー(ストーム)を召集しナイトクロウラーの捜索を命じた。 そのころアメリカ政府は対ミュータント対策本部顧問のウィリアム・ストライカーを招集し、ストライカーの指揮の元、ナイトクロウラーを匿っていると思われるX-MENの本拠地「恵まれし子らの学園」にいるミュータント全員の摘発作戦を実行しようとしていた。ストライカーはまず、特殊な牢屋に収容されているマグニートーに面会しにやってきたエグゼビアと護衛のスコット・サマーズ(サイクロップス)を自身の用心棒で秘書をしているミュータントのデスストライクを使って拘束する。 一方エグゼビアの情報を元にアルカリ湖に向かい、記憶を取り戻す手がかりを探していたローガン(ウルヴァリン)が長い旅路を経て学園に帰還するも、その夜にストライカーの部隊による学園の襲撃を受ける。数人の生徒が拘束される中、ローガンは辛くも生徒であるローグ、アイスマン、パイロの3人と共に脱出、同時期にマグニートーも部下のミスティークの協力で脱走に成功する。 その後ローガン達はナイトクロウラーを発見したジーンらと合流し、ストライカーの本拠地に連行されたエグゼビア達の救出を決断、その途中でストライカー打倒を目的として行動を再開させたマグニートーとミスティークと合流、ストライカーが根城にしているアルカリ湖のダムを目指した。 ストライカーの目的は拘束したエグゼビアの能力を利用し、彼が開発した増幅装置「セレブロ」と瓜2つの「ダーク・セレブロ」を使って全世界にいるミュータントを根絶する事であった。そしてマグニートーもまた、X-MENに協力するふりをしてエグゼビアとダーク・セレブロを使いミュータント以外の人間を一掃しようとたくらんでいた。 そんな中、ローガン達はストライカーやマグニートの企みを阻止してエグゼビアを救出し、アルカリ湖のダムから脱出する事に成功する。しかし、頼みの戦闘機が故障し離陸できなくなってしまう。ダムが決壊し濁流にのみ込まれそうになったとき、ジーンがその場に残り、強力な念力を発揮し濁流をせき止め、戦闘機を浮遊させた。そして、戦闘機の操作系が回復した時、ジーンは力尽きて濁流にのみ込まれてしまう。
ストーリー