X-MEN:フューチャー&パスト
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X-MEN: フューチャー&パスト
X-Men: Days of Future Past

監督ブライアン・シンガー
脚本サイモン・キンバーグ
原案サイモン・キンバーグ
マシュー・ヴォーン
ジェーン・ゴールドマン
製作ローレン・シュラー・ドナー
ブライアン・シンガー
サイモン・キンバーグ
ハッチ・パーカー
製作総指揮スタン・リー
トッド・ハロウェル
ジョシュ・マクラグレン
出演者ヒュー・ジャックマン
ジェームズ・マカヴォイ
マイケル・ファスベンダー
ジェニファー・ローレンス
ハル・ベリー
アンナ・パキン
エリオット・ペイジ
ショーン・アシュモア
オマール・シー
ダニエル・クドモア
ニコラス・ホルト
エヴァン・ピーターズ
ピーター・ディンクレイジ
イアン・マッケラン
パトリック・スチュワート
音楽ジョン・オットマン
撮影ニュートン・トーマス・サイジェル
編集ジョン・オットマン
製作会社20世紀フォックス映画
マーベル・エンターテインメント
ザ・ドナーズ・カンパニー
デューン・エンターテインメント
配給20世紀フォックス映画
公開 2014年5月10日(プレミア)
2014年5月23日
2014年5月30日
上映時間131分[1]
149分(ローグ・エディション)
製作国 アメリカ合衆国
イギリス[2]
言語英語
製作費$200,000,000[3]
興行収入 $747,862,775[3]
$233,921,534
10.3億円[4]
前作X-MENフランチャイズ
ウルヴァリン:SAMURAI(2013年)新シリーズ
X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年)
次作X-MENフランチャイズ
デッドプール(2016年)新シリーズ
X-MEN:アポカリプス(2016年)
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『X-MEN:フューチャー&パスト』(X-Men: Days of Future Past)は、マーベル・コミックのスーパーチーム「X-メン」をベースとした、2014年のアメリカ合衆国スーパーヒーロー映画ブライアン・シンガーが監督・製作し、サイモン・キンバーグが脚本を担当、ヒュー・ジャックマンジェームズ・マカボイマイケル・ファスベンダージェニファー・ローレンスらが出演した。「X-MEN」フランチャイズの7作目で、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006年)、『X-MEN: (2011年)、『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013年)の続編にあたり、『ファースト・ジェネレーション』に続いてX-MEN新シリーズの2作目にあたる。

ストーリーは、クリス・クレアモントとジョン・バーンによる1981年の『アンキャニィX-MEN』のストーリー「デイズ・オブ・フューチャーパスト」にインスパイアされたもので、2つの時代に焦点を当てており、ローガンは1973年にタイムスリップして歴史を変え、人間とミュータントの両方に破滅をもたらす出来事を防ぐことになる。オリジナル三部作の最終章『X-MEN:ファイナル ディシジョン』と、新シリーズ『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の両作品の続編となる内容となっている。先に制作された、ウルヴァリンなどを主軸に据えた『ファイナル ディシジョン』までの初期三部作と、それ以前の過去の時代を描く若い頃のプロフェッサーXやマグニートーを主軸に据えた『ファースト・ジェネレーション』の2つのシリーズをまとめ、両シリーズ全体の物語に一応の完結を迎えさせつつも、歴史が変化した新たな時間軸の始まりを示唆する内容となっている。また、本作の直近に公開されたスピンオフ(外伝)作品『ウルヴァリン:SAMURAI』は、初期三部作と本作の間の時期の出来事として位置付けられており、同作のエピローグには本作へと繋がる場面があった。 

アカデミー賞視覚効果賞にノミネートされた[5]

2015年7月には、劇場公開版ではカットされていたローグの登場シーンを中心に、複数の未公開シーンを追加した完全版『X-MEN:フューチャー&パスト ローグ・エディション』が全世界で映像ソフトにて発表された。
ストーリー

センチネルと呼ばれる対ミュータント用のロボット軍隊が、ミュータントと彼らに協力する人間たちを討伐する2023年。他人の精神のみを過去の自身に送り返すことが出来るキティ・プライドの能力によって、彼女と数名のミュータントは度重なる攻撃を逃れ生き残っている。キティたちはモスクワで襲撃を受けるが、辛くも窮地を脱出し中国の修道院でストーム、ウルヴァリン、プロフェッサーX、マグニートーと合流する。ミュータントたちはウルヴァリンの精神を1973年へ送り返し、センチネル創造のきっかけとなったミスティークによるボリバー・トラスク博士の暗殺を食い止める作戦について話し合う。暗殺は成功したがミスティークは捕えられ、彼女のDNAがセンチネルの設計へと利用された経緯が語られる。プロフェッサーXマグニートーはウルヴァリンに当時の自分たちへ協力を求めるよう助言する。

キティの能力により、ウルヴァリンが1973年の自分自身へ憑依して目覚める。マフィアの娘の用心棒をしている彼は、超金属アダマンチウムを体内に移植される以前の時代であるため、拳から彼本来の能力「骨の爪」を武器に襲撃してきた男たちを倒し、車を奪ってその場から立ち去る。Xマンションに辿りついたウルヴァリンは、そこでチャールズ・エグゼビア/プロフェッサーXと会う。ベトナム戦争に徴兵され多くの生徒を失った彼は失意のため廃人と成り果てている。チャールズはハンク・マッコイが創った新薬によって歩く力を取り戻しているが、その副作用によってテレパシーを失っている。ウルヴァリンはエグゼビアとハンクに自分がミッションのため未来から戻ってきたことを説明し、協力を要請する。ウルヴァリンは旧知の友人、クイックシルバーを訪ねて彼を仲間に引き入れる。

男性兵士に変身したミスティークがサイゴンの米軍キャンプに潜入する。ミスティークはウィリアム・ストライカー少佐に囚われていたハヴォック、トード、インク等ミュータント兵をキャンプから救い出すが、彼らがトラスクの研究対象として施設へ移送される予定であったことを知る。ミスティークはトラスク本人に変身して施設に潜入する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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