Windows_10
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また、「電卓」アプリは、UWPアプリとなり、コマンドプロンプトからcalc.exeと打つと起動できる[26] [35]。ただし、LTSBではほとんどの標準アプリは搭載されておらず[27][26]、例外的に「設定」や「Windows フィードバック」など、ごく一部のシステム アプリのみ搭載されている[注 5]
Store アプリ
Windows 8/8.1ではフルスクリーンもしくは画面分割でしか表示できなかったストア アプリのウィンドウ表示に対応した。ウィンドウ表示を許容しないアプリも、タイトルバーから最小化や終了ができる。またWindows 8/8.1ではそのようなアプリを任意のモニターで起動できたが、必ずプライマリモニターを使用する。
Microsoft Store
大幅に改良され、Windows 8.1のものより機能・UIがともに大幅に改良された。新たに、音楽や映画やテレビ番組の購入も可能となり、「映画とテレビ番組」アプリで再生できる。LTSBには搭載されない[27][26]
Microsoft Edge
Web ブラウザー。これまでデフォルト ブラウザーであったInternet Explorerの後継ブラウザーとして搭載された[36]2020年以降、Chromiumベースの新しいEdgeに移行している。旧Edge(レガシー版)は2021年3月9日をもってサポート終了した[37][38]。Microsoft Edgeは相互運用性を強く意識したエバーグリーンなブラウザーであり[39][40]、新機能の追加が行われないLTSBに含めるのはふさわしくないという判断から、LTSBにはMicrosoft Edgeは含まれない[27][41]
Internet Explorer 11
機能面ではWindows 8.1に搭載されたInternet Explorer 11からあまり変化せず、旧来のInternet Explorer(5.57 - 11)との互換性を確保する目的にのみ用いられる[42]HTTP/2に対応した。
コマンド プロンプト
コマンド プロンプトcmd.exeの機能も大幅に拡充された。コマンド プロンプトは、MS-DOSの標準コマンドシェルであるCOMMAND.COMから生まれた経緯を持つ機能であるため、すべて選択(Ctrl+A)・コピー(Ctrl+C)・貼り付け(Ctrl+V)・検索(Ctrl+F)・マーク(Ctrl+M)などのWindowsから追加されたショートカットキーは永らく追加されなかったが、これらを有効化するオプションが追加された。ウィンドウを画面いっぱいに最大化できるようになり、透明度も指定できるようになった。バージョン1703では起動時のコマンドシェルをWindows PowerShellに置き換える設定が既定で有効に変更された[注 6]。またPowerShellコマンドが新設され、同一のウィンドウ内で相互に行き来する事が可能になった。
Snipping Tool
「遅延」機能が追加された。
デバイス キャスト
DLNA対応機器を含むネットワーク上のデバイスに動画や音声をストリーミングする従来の「リモート再生」が、「デバイス キャスト」に名称変更された。
はじめに (Get Started)
従来の「ヘルプとサポート」にあたる機能。LTSBには搭載されない。
OneNote
OneNoteが標準で搭載された。LTSBには搭載されない[27]
Xbox アプリ
Windows 10では、深いレベルでXbox Liveとの統合が行われており、このアプリで実績やプレイ履歴の確認、メッセージのやりとりを行うことができる。Xbox Oneと接続することで、Xbox OneのゲームをWindows 10でストリームしてプレイすることが出来るほか、対応ゲームではWindows 10とXbox Oneでクロスプラットフォームのマルチプレイが可能。マイ ゲームというライブラリ機能もあり、PCにインストールされたゲームのランチャーとしても使用できる。また、後述するGame DVR機能はこのアプリによりサポートされている。S、およびLTSBには搭載されない。
Windows DVD プレーヤー
DVD再生機能はWindows 7以前ではWindows Media Playerに、Windows 8/8.1ではMPEG-2特許使用料によるコストを削減するため別売のWindows Media Centerに搭載されていたが、本バージョンではどちらも搭載されなくなったためその代替アプリとして用意された[43]。ただし、BDの再生には非対応である。「適格期間」と呼ばれる一定期間のうちは、Windows Media Centerがインストールされたシステムからアップグレードを行った場合に、Windows Updateから無償で提供される。また、適格期間が経過した場合や、Windows Media Centerがインストールされていないシステムからアップグレードした場合や、Windowsのクリーン インストールが行われた場合は、Windows Updateからの無償提供オプションは利用できないが、Microsoft Storeから有償で購入できる[44]。従来どおり、光ディスク等の再生にサードパーティー製アプリケーションを使うことも可能。
クライアントHyper-V
Windows 8から引き続き搭載されたハイパーバイザ型の仮想環境で、Windows 10には Windows Server 2016 に搭載される Hyper-V のサブセット版が搭載される。従来の Microsoft Virtual PCWindows Virtual PC の機能に相当し、64ビット版Windowsを対象に搭載されている。OS上の一アプリケーションとして動作する Virtual PC などとは構造が異なり、Hyper-V はハードウェア上でOSを介さず直接動作し、全てのOSはハイパーバイザ上で動作する(ハイパーバイザ#Type 1も参照のこと)。利用の際には「Windowsの機能の有効化または無効化」で機能を有効化する必要があり、この機能を有効にすることで、これまでハードウェア上で直接動作していたWindows 10自身もHyper-V上での動作となる(ルートパーティションと呼ばれる)。この影響で、当初はVMwareおよびVirtualBoxなどのType 2型のハイパーバイザ環境が利用できなくなっていたが[45]、バージョン1803以降より Windows Hypervisor Platform (WHPX)[46] と呼ばれるAPIが実装され、このAPIに準拠していれば、その仮想化製品を「Hyper-V」と共存させることが可能となった。Home、およびSには搭載されない(いずれもProにアップグレードすることでこの機能が利用できるようになる。Homeの場合、VMwareおよびVirtualBoxなどのType 2型のハイパーバイザは稼働するため、一定の用途では代替となるが、裏技としてHyper-Vを有効にするバッチファイル「hyperv.bat」[1]を作成した直後に保存し、当バッチファイルを右クリックし「管理者として実行」を選択し実行・再起動させるとHyper-Vが有効になるが、Proと異なり、リモートデスクトップ接続を応用した拡張セッションが利用できないという欠点がある)。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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