Windows_10
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当初はHomeのみ搭載されていた機能[30]。BingからWindowsが自動的に画像をダウンロードし、ロック画面の背景を自動変更する。画像に対し、気に入った・好みではないというフィードバックを送ることで、ユーザーの好みを学習していく。また、ストア アプリのレコメンド機能もあり、ロック画面でおすすめのストア アプリを紹介・インストールを提案する[31]。この機能は正式リリース直前まではLTSBを除く各エディションに搭載されていたが、ビジネス ユーザーに対して不評だったためにHome以外から削除された経緯がある[32]。しかし、リリース以後は復活を求める声が強く、バージョン1511よりLTSB、およびPro Educationを除く各エディションで再び利用できるようになった[32]
ときどきスタート画面におすすめを表示する
当初はHomeのみ搭載されていた機能。スタート メニューでおすすめのストア アプリを紹介・インストールを提案する[33]。Windows スポットライトと同じく、バージョン1511からLTSB、およびPro Educationを除く各エディションで利用できるようになっている[32]
アプリケーション
ユニバーサルWindowsプラットフォーム (UWP)
Windows 10シリーズにおいて統合されたOSの中核「Windows Core」により実現された、新たなアプリケーション共通プラットフォーム。UWPはWindowsランタイム (WinRT) の進化形であり、Windows 10 MobileおよびWindows 10 IoT、後述するWindows 10 Proを母体に更に簡素化・軽量化された教育機関向け専用のWindows 10 Sにも搭載されている。Windows 8/8.1用のMicrosoft StoreアプリはWindows 10でも動作するが、UWPアプリはWindows 10専用である。UWPアプリはMicrosoft StoreアプリとしてMicrosoft Storeで配信・販売・購入できる。UWPのAPIは全プラットフォームで共通となるコアAPIと、デバイスファミリごとに特有のAPIとに分かれる。コアAPIのみを使い、すべてのデバイスファミリ向けに作成されたUWPアプリは、コードを修正することなくすべてのWindows 10プラットフォーム、すなわち、PCはもちろんスマートフォンやタブレットなどでもそのまま動作する。一方、ターゲットとなるデバイスファミリを指定することで、デバイスファミリ固有の機能を使うことも可能である[34] [35]。バージョン1607では、UWP版Skypeアプリプレビュー版がプリインストールされている。
Windowsブリッジ
他OSからWindowsへのアプリ移植や既存のデスクトップ アプリ展開を容易にする技術群の総称。例えば、「iOS用Windowsブリッジ」(Project Islandwood) を使用すると既存のObjective-Cコードはそのままに、iOS用のアプリを最小限の修正でWindows 10に移植することができる。「Desktop Bridge」(Project Centennial) では、App-V テクノロジーを使用して旧来のデスクトップ アプリを仮想化およびパッケージ化し、Windowsストアでデスクトップ アプリを配布、展開することを可能にする。ただし、UWPアプリではないため、Windows 10 MobileやWindows 10 IoTでは動作しない。
標準アプリ
多くの標準アプリがUWPアプリとして刷新された。そのため、レイアウトやデザインがWindows 10 Mobileと統一されている。また、「電卓」アプリは、UWPアプリとなり、コマンドプロンプトからcalc.exeと打つと起動できる[27] [36]。ただし、LTSBではほとんどの標準アプリは搭載されておらず[28][27]、例外的に「設定」や「Windows フィードバック」など、ごく一部のシステム アプリのみ搭載されている[注 5]
Store アプリ
Windows 8/8.1ではフルスクリーンもしくは画面分割でしか表示できなかったストア アプリのウィンドウ表示に対応した。ウィンドウ表示を許容しないアプリも、タイトルバーから最小化や終了ができる。またWindows 8/8.1ではそのようなアプリを任意のモニターで起動できたが、必ずプライマリモニターを使用する。
Microsoft Store
大幅に改良され、Windows 8.1のものより機能・UIがともに大幅に改良された。新たに、音楽や映画やテレビ番組の購入も可能となり、「映画とテレビ番組」アプリで再生できる。LTSBには搭載されない[28][27]
Microsoft Edge
Web ブラウザー。これまでデフォルト ブラウザーであったInternet Explorerの後継ブラウザーとして搭載された[37]2020年以降、Chromiumベースの新しいEdgeに移行している。旧Edge(レガシー版)は2021年3月9日をもってサポート終了した[38][39]。Microsoft Edgeは相互運用性を強く意識したエバーグリーンなブラウザーであり[40][41]、新機能の追加が行われないLTSBに含めるのはふさわしくないという判断から、LTSBにはMicrosoft Edgeは含まれない[28][42]
Internet Explorer 11
機能面ではWindows 8.1に搭載されたInternet Explorer 11からあまり変化せず、旧来のInternet Explorer(5.57 - 11)との互換性を確保する目的にのみ用いられる[43]HTTP/2に対応した。
コマンド プロンプト
コマンド プロンプトcmd.exeの機能も大幅に拡充された。コマンド プロンプトは、MS-DOSの標準コマンドシェルであるCOMMAND.COMから生まれた経緯を持つ機能であるため、すべて選択(Ctrl+A)・コピー(Ctrl+C)・貼り付け(Ctrl+V)・検索(Ctrl+F)・マーク(Ctrl+M)などのWindowsから追加されたショートカットキーは永らく追加されなかったが、これらを有効化するオプションが追加された。ウィンドウを画面いっぱいに最大化できるようになり、透明度も指定できるようになった。バージョン1703では起動時のコマンドシェルをWindows PowerShellに置き換える設定が既定で有効に変更された[注 6]。またPowerShellコマンドが新設され、同一のウィンドウ内で相互に行き来する事が可能になった。
Snipping Tool
「遅延」機能が追加された。
デバイス キャスト
DLNA対応機器を含むネットワーク上のデバイスに動画や音声をストリーミングする従来の「リモート再生」が、「デバイス キャスト」に名称変更された。
はじめに (Get Started)
従来の「ヘルプとサポート」にあたる機能。LTSBには搭載されない。
OneNote
OneNoteが標準で搭載された。LTSBには搭載されない[28]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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