存命中の人物に関する記事あるいは情報の場合、情報源が明示されていない情報は直ちに除去してください。存命人物の伝記も参照してください。情報を除去するときは、礼儀正しく行うよう注意してください。 ショートカット:
信頼できる情報源
WP:SOURCES
この件について詳しくは、Wikipedia:信頼できる情報源をご覧ください。
ウィキペディアの記事は、事実確認と正確さについて定評のある、信用できる第三者情報源に基いて書くべきです。学術的な主題については、なるべくピアレビュー(査読)を経た情報源を用いるべきです。また、主張する内容に応じて適切な情報源を選ぶべきです(珍奇な主張には強固な情報源が必要です)。
ウィキペディア日本語版では、可能な限り日本語による情報源を示すべきであり、常に日本語による情報源を日本語以外の言語による情報源より優先して使用すべきです。これは、情報源の資料が正しく使用されていることを、日本語版の読者が容易に検証できるようにするためです。 「情報源 (source)」という用語は、ウィキペディアでは3つの意味をもちます。つまり、創作物自体(文章・記事・論文・書籍など)、創作物の製作者(著者など)、創作物の出版機関(東京大学出版会など)の意味に解釈されます。この3つ全てが情報源の信頼性に関わってきます。 ウィキペディアの記事は、正確性と事実確認について信憑のある、公表された信頼できる第三者の資料に基づかなければなりません。 情報源は公表された(何らかの手段で大衆が入手可能である)ものでなければなりません。非公表の情報源は信頼できるものとは見なされません。情報源は記事で執筆された内容を直接的に裏付けるものであり、その主題を適切に論じたものでなければなりません。 その情報源を採用するにふさわしいかどうかは、記事の内容に関係してきます。 一般的に良い情報源とされるのは、事実・法的解釈・証拠・主張などの点が専門家によって検証・分析されているものです。その話題について調査が精密であればあるほど、たいていその情報源は信頼できます。とりわけ存命人物の伝記や医学分野の記事のときは、情報源については細心の注意を払ってください。 とくに歴史・医学・科学分野のときは、学術的で査読を経た出版物が存在する場合、それが最も信頼できる情報源です。しかしこれらの分野でも、それだけが信頼できる情報源ではありません。学術的でない情報源であっても、それが特に主流の権威的出版物だと信頼されている場合は使用することができます。 それ以外でも、大学レベルの教科書・権威のある出版社からの書籍・雑誌・論文・主流の新聞などは、信頼できる情報源です。電磁的な出版物でも、同等の基準を満たしていれば使用できます。
何を信頼できる情報源とするか
新聞社や雑誌の運営するブログショートカット:
WP:NEWSBLOG
いくつかの新聞・雑誌・報道機関は、ブログと呼ばれるコラムをサイトに載せています。それらについても専門家によって書かれたものであれば出典として利用できるでしょうが、ブログは報道機関の通常の査読プロセスを経ているとは限らないので、使用するときには十分に注意しなければなりません。
報道機関がその論説をブログに載せている場合は、執筆者名を記載してください(例:「ジョーン・スミスの社説では…」)。
読者によるブログへのコメントを出典として用いてはなりません。信頼できる文献として扱われないブログは#自主公表された情報源に準じます。
通常は信頼できないとされる情報源
信頼性に乏しい情報源ショートカット:
WP:V#NR
WP:NOTRELIABLE
WP:NOTRS
WP:QS
WP:TVWATCH
WP:RADIOLISTEN
一般に、信頼性に乏しい情報源とは、事実確認について評判がよくない情報源、あるいは事実確認の機能を欠く情報源(「テレビで観た」や「ラジオで聴いた」など)、または編集上の監督を欠く情報源です。
ある情報が、例えばタブロイド新聞(夕刊紙やスポーツ紙のような娯楽中心の大衆紙)のような、信頼性に乏しい出版物ひとつの上にしか見つけられないという時があり得ます。その情報があまり重要でないものならば、それを除去してください。もしもその情報が重要で残す値打ちがあるものならば、それを件の情報源によるものと明示してください。例えば「イギリスの日刊タブロイド紙『サン』によれば…」としてください。
自主公表された情報源ショートカット:
WP:V#SP
WP:SPS
WP:SELFPUBLISH
WP:BLOGS
ウェブサイトを作ったり本を自費出版したりした上で、自分がある分野の専門家だと主張することは誰にでもできます。そのため、自費出版物、個人のウェブサイトやブログは、ほとんどの場合は適切な情報源としては認められません。ブログや電子掲示板の発言を一意見として紹介するのも同様です。例外となりうるのは、関連分野において著名な専門研究者や有名ジャーナリスト(記者)が自主公表した場合でしょう。その人の著作がこれまでに信頼できる第三者によって出版済みであるなら、その人の自主公表物を情報源として認めてよいこともあり得ます。しかし、注意してください。もしその専門研究者のブログに掲載された情報が本当に書く価値のあるものならば、他の誰かが既に執筆していたはずです。
自主公表された情報源:公式サイトショートカット: