このページは記事に好ましい題名(タイトル)をつけるためのガイドラインです。
記事の題名は、まず何よりも「日本語話者の大多数にとって、最も曖昧でなく、最も理解しやすいもの」である必要があります。そしてその次に「その記事へのリンクを作成しやすいもの」であることも重要です。
ページ名の機能や技術的な制限については、Help:ページ名を参照してください。
記事名の付け方の目安ショートカット:
WP:CRITERIA
ウィキペディアにおいては、あらゆる記事にはひとつ題名を付ける必要があります。記事名は理想的には次のような基準を満たすのが望ましいです。
認知度が高い - 信頼できる情報源において最も一般的に使われており、その記事の内容を表すのに最も著名であると考えられるもの。
見つけやすい - 読者にとって記事の中で見つけやすいもの(そして編集者にとって最も自然に他の記事からリンクできるもの)。
曖昧でない - できれば、記事名が重複して曖昧さ回避が必要になることを避ける。
簡潔 - 短く、要点を突いているもの(曖昧さ回避の場合でも、括弧内を短く保つことは必要です)。
首尾一貫している - 他の似たような記事においても、同じように使われているもの。
たいていの記事には、この基準の全てないし大部分を満たすような、簡潔明瞭な名称があるでしょう。その場合には、そのままそれを使ってください。
しかし、複数の基準を満たすために他の基準を犠牲にする必要があるかもしれません。そういった場合には、記事名は信頼できる情報源における慣例を参考にしつつ、議論して決めてください。
具体的な分野、特定の問題における命名の指針が、ウィキペディアの基本方針文書においてまとめられています。もしそういった指針がない場合には、前述の基準を常に心に留めながら、議論して作成します。なお、記事名を選ぶにあたっては、編集者の関心よりも読者の関心を、専門家よりも一般的な利用者の関心を重視してください。 ショートカット:
正式名称
WP:COMMONNAME
記事名は#記事名の付け方の目安に適合するよう基本的には日本語での正式名称を使用します。その際、名称が外国語のものは文字種に応じて#略号・記号・片仮名語ならびに#漢字に従ってください。よく使われる略称、別名、別表記などは記事名に使うのではなく、正式な記事名へのリダイレクト(転送)ページにしましょう。詳しくはWikipedia:リダイレクトを参照してください。
×「日比谷高校」 → ○「東京都立日比谷高等学校」※学校名に関してはプロジェクト:学校#記事名を参照してください。
×「私立開成高校」 → ○「開成中学校・高等学校」
×「北朝鮮」 → ○「朝鮮民主主義人民共和国」 ※国名に関しては慣例があります。#国名を参照してください。
×「TBS」 → ○「TBSテレビ」 ※法人・団体名に関しては#法人・団体名を参照してください。
訳語やある事象に関する記事など、正式な名称がない場合は日本語での適切な名称を採用します。ただし、記事の投稿後に記事名について論争が起こった場合、ノートでの合意形成を行いましょう。
ただし、「記事名の付け方の目安」を考慮し正式名称ではない記事名となっているものもあります。
「アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞」 → 「ノーベル経済学賞」
「浄土真宗東本願寺派本山東本願寺」 → 「東本願寺 (台東区)」
また、#各分野での慣例にあるように自動車関連の記事などにも一部例外があります。このほか正式名称があまりにも長すぎる場合には、適切な通称を使っても構いません(例: 「ワンセグ」など)。この場合もノートで合意形成を行いましょう(参照: ワンセグのノートページ)。
なお、記事名の括弧内に別名、原語、読み仮名(通称のほうを記事名としている場合には正式名称)を併記してはなりません。
×「World Wide Web (WWW)」 → ○「World Wide Web」
×「レインボーブリッジ (東京港連絡橋)」 → ○「レインボーブリッジ」
これらは記事名でなく本文で補うようにしてください(通称を使用する場合は定義の最後に「正式には……と称すが、本項では通称である……で記述する」などと書き込みます)。 記事内容を曖昧さなく見分けるのに必要な程度に的確な名称をとるため、以下の場合には記事名を選ぶにあたり調整や配慮が必要です。
記事内容の明確化と区別化
ある記事の子記事を作る場合「Wikipedia:サマリースタイル」も参照