Wikipedia:ノートページのガイドライン
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ただし、現状に問題があるけれども修正方法に確信がもてないような時には、もちろん、ノートページで問題点を指摘し、他の利用者の意見を募ってください。

客観的に:ノートページは社会的に論争が起きている話題について利用者が議論を戦わすフォーラムではありません。出典となる二次資料をもつ各種見解を、どのように記事に含めれば最終的に中立的な観点が守れるかについて議論するフォーラムです。各種見解を提示するのに最善の方法は、出典のしっかりした素材を提供することです。

事実に集中する:ノートページでは検証可能性に関する議論をすることが多いでしょう。出典を探すための手伝いを頼んだり、資料ごとに矛盾している事実を比較したり、資料批判を行ったりします。納得いかない主張がある場合、そのことを論駁しようとするよりも、その主張を支える検証可能な出典の提示を求めるほうが有効な場合が少なくありません。

素材を共有する:ノートページは、検証できないために記事から除去された文章(素材)を一時的に置いて、適切な出典を提示するための時間を与えるのに使うことが出来ます。また除去した素材の代わりに掲載する素材について議論してもよいでしょう。

編集について議論する:ノートページは編集について議論するにも有用です。差し戻されてしまった編集をさらに差し戻す時などには、ノートページに理由を記載し、要約欄にノートに編集意図の説明があることを記入することを推奨します。また他の人の編集意図について尋ねる場所としても利用できます。他の人があなたの編集意図について尋ねてきた時には、協力的な態度をとり、きちんと説明するようにしてください。

提案する:必要を感じれば、記事の改変について他の利用者の意見を聞くためにノートページに新しい提案をしてもよいでしょう。一般的な提案内容としては、内容の改変、ページ移動、ページの統合や分割などがあります。

守るべきルール

投稿には署名する:ノートページや会話ページ、井戸端、削除依頼・保護依頼などの依頼ページなど利用者の意見を書き込む場に投稿するときには、その末尾に署名をしてください。公式方針「Wikipedia:署名」によりノートページへの投稿には署名することが求められます。署名することにより、いつ誰が何を言ったかが理解しやすくなり、議論を追うことも容易になります。署名の行い方はWikipedia:署名を参照してください。なお、署名をしなくてもページの履歴に利用者名もしくはIPアドレスが自動的に記録されるため、匿名で投稿することは不可能な点にご留意ください。


推奨される習慣ショートカット:

WP:TPG#YES

WP:TPYES


マークアップをしすぎない:ボールド体などで強調しすぎた議論は、まともなコミュニケーションを阻害します。ただし、キーワードの強調などに用いる分には有効な場合もあるでしょう。

簡潔に:長く、ぐだぐだした発言は理解が難しくなり、無視されたり、分かってもらえなかったりしがちです。目安として発言が300字を超える時には短くできないか検討しましょう。長文で細部にわたる詳しい議論が必要な場合は、レイアウトに配慮しましょう(下記参照)。

レイアウトをきれいに:ノートページのレイアウトをきれいに、きちんと保ちましょう。繰り返しをさけ、ごちゃまぜに書いたり、雑談に脱線したりしないようにしましょう。これらの点に気を配ることで参加者を呼び込みやすくなります。

過去ログを読む:記事のノートページには過去ログのあるものもたくさんあります。その記事の執筆に新たに参加するのであれば、必ず過去ログを読み、それまでの経緯の把握に努めてください。あなたが疑問に思っている点がどうしてそうなっているのかについての答も含まれているかもしれません。

日本語を使う:誰に対して投げかけるコメントであっても、ウィキペディア日本語版のノートページでは日本語を使うのが望ましいです。なぜなら、その方がコミュニティ全体に理解しやすくなるからです。日本語以外の言語の使用が避けられない場合には、コメントの日本語訳を添えるように努力してください。日本語訳を要求されても自分では出来ない場合には、翻訳をしてくれる第三者を探すのはあなたの責任です。翻訳を手伝ってくれる人はWikipedia:大使館でみつかるかもしれません。

意見を述べる方法:一部には意見を募集しているページがありますが、これらのページでは *のあとに、一言程度に要約した自分の意見を括弧でくくって提示するのが一般的です。この方法は強制ではありません(一部では反対する人もいます)。意見の重みは見た目よりも、その根拠の説得力によります。プロジェクトの慣習を尊重しつつ、しっかりとした根拠を述べるように熟慮してください。また上記のように投稿に署名することを忘れないでください。また投票は議論より優先されません

議論の場所を一か所にまとめる:おなじトピックをマルチポストしないようにしてください。マルチポストをすると、議論が分断され、別々の場所で互いの交流なしに議論が進みかねません。このようなことは一般的に望ましくありませんし、いったんまとまった話が蒸し返されるといった無駄な労力を要します。マルチポストをするのではなく、議論をする場所を一か所に決め、必要があれば関係各所に議論場所へリンクで誘導する案内を流してください。
ばらばらの場所でおなじ話題を議論しているのを見つけた時には、すべての発言を一か所にまとめ、リンクで誘導するのがよいでしょう。

新規参加者を歓迎する:新しくウィキペディアに参加する人たちは、ウィキペディアの方針や慣習に不慣れです。新規参加者を苛めないでください。もし誰かが慣習と違うことをしても、わざとしたのだとは考えないでください。そういったことはウィキペディアでは歓迎されていないことを優しく、礼儀正しく伝え、関連する方針・ガイドライン・ヘルプページなどへのリンクを示し、望まれるやり方を伝えてください。


認められない行為ショートカット:

WP:TPNO

WP:TALKNO
反論は上位3つの方法で(グレアムの異論ヒエラルキー

以下には公式な方針によって認められていないものも含まれています。違反(特に違反の繰り返し)はウィキペディアからの追放という結果を招きえます。

個人攻撃:個人攻撃とは、他の人の発言内容についてではなく、人格について否定的な発言をすることです。一般的には、以下のような行為を指します。

侮辱:他の人に向かって「バカ」とか「ファシスト」といった言葉を投げ掛けるのは人身攻撃であり、決して認められません。そうではなく、その人の編集の何が問題で、どうすればよくなるのかを説明しましょう。

脅迫:例えば「自分が親しくしている管理者」を持ち出したり、「投稿ブロックされますよ」といって脅迫してはいけません。

法的な脅迫:訴訟に持ち込むといって脅すのは、ウィキペディアでは強く忌避されています。詳しくはWikipedia:法的な脅迫をしないを参照してください。

個人情報の記載:本人の合意なしに他の利用者の個人情報と思われる内容を記載してはいけません。このような行為は即時に無期限投稿ブロックの対象となります。


他の人の行為を歪曲して伝える:他の利用者の行為や発言に言及する時には、正しい文脈とともに正しく伝えなければなりません。基本的には以下に注意してください。

引用する場合は正確に。

他の利用者の編集や発言に言及する際には差分機能を利用する。差分ページを利用すれば、常に編集や発言を正しく示すことが出来ます。

ルールとしては、他人のコメントや署名を編集しない。次の節で例外について述べます。


コメントの編集
他人のコメントショートカット:

WP:TPO

WP:TPOC

WP:TALKO

WP:SIGCLEAN

ノートページは出版できるレベルに整える必要はありませんので、誤字や文法の間違いの訂正などをする必要はありません。他人の誤字などを修正すると、一般的に相手に不快感を与えます。特に他人のコメントに本人の許可なしに取り消し線をひいてはいけません。

決して他人の言葉を、その人が考えていない内容に書き換えたり、除去したりしてはいけません。署名も書き換えてはいけません。例外的に他人のコメントを編集してもよい場合もありますが、必ず充分に慎重に行ってください。以下に他人の発言の編集が認められる例を挙げます。

本人の許可がある時

名誉毀損や著作権侵害、個人情報などの記載されてはならない内容の除去:基本的に以前の版にページを戻す方法を使って差し戻してください。またこれらの記述は削除依頼の対象となります。

個人攻撃や非礼な文言の除去:これには異論もあり、除去に賛成しない利用者も少なくありません。除去の前にWikipedia:礼儀を忘れない#無礼なコメントを消すにはなどを参照してください。

無署名のコメント:署名されていないコメントは、{{unsigned}} などのテンプレートを利用して署名を補完してもかまいません。使い方は{{subst:unsigned|利用者名もしくはIPアドレス|投稿日時}}です。

署名が不適切な場合:署名の仕方がわからずに行われた不適切な署名や、意図的になされた虚偽の署名なども上記のテンプレートなどを利用して修正してもかまいません。修正の際は修正理由を書き添えるとよいでしょう。

発言の分割:非常に長く、論点が多岐にわたるコメントの場合、コメントを見出しなどで分割したほうがその後の議論がしやすい場合もあるでしょう。このような時には、分割によって発言の文脈が断ち切られないか充分に注意するほか、元の発言者の署名を補ったり、<small>(理由)により見出し追加。~~~~</small> といったコメントを加えるなどして、発言の流れがわかるように配慮してください。また元の発言者の同意が得られない場合は分割しないでください。

整形の失敗のために読みにくくなっている長いコメント:このようなコメントについては、内容を可能な限り維持した上で、整形を行うにとどめてください。

他の参加者との相談により合意が得られた場合:当該ノートや場合によっては井戸端などで合意形成を得ることができれば、何らかの問題がある文章に除去・過去ログ化を伴った編集を加えることができます。ただし、明らかに問題がある文章であっても、そう考えているのは自身だけかもしれないことに十分注意してください。

「過去ログ化」や「議論の要約」に伴うもの:ただしリファクタリングはかつてはよく行われていましたが、最近ではあまり行われなくなっています。(#ノートページの整理を参照)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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