Wikipedia:Attribution
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この文書はウィキペディア日本語版でかつて利用されていた歴史的文書です。現在更新はされておらず主に記録のために残されています。この文書を復活させたい場合には、ノートページか、井戸端コメント依頼、もしくはウィキプロジェクト プロジェクト関連文書で提案してください。
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「WP:A」はこの項目へ転送されています。Wikipediaにおけるエイプリルフールについては「Wikipedia:エイプリルフール」をご覧ください。

この文書の要旨: ウィキペディアにあるすべての情報は、信頼できる公表済みの資料を典拠としていることを確認できなければならない。
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WP:A

WP:ATT

ウィキペディアは百科事典、すなわち、しっかりと確立した知識を幅広く集める概説集です。ある情報をウィキペディアに掲載できるかどうかの分かれ目は、信頼可能な公表済みの資料に基づいているかどうかであって、私たちがそれを真実と考えるかどうかではありません。ウィキペディアは、あなたの個人的な意見、経験、論説などを発表するための場所ではありません

ウィキペディアの記事中のすべての情報は、典拠を示すことができ(attributable)なければなりませんが、しかし、実際には、すべての文章に典拠が示されているわけではありません(典拠とは、ウィキペディアへの加筆者が、加筆に際して参照した情報のことです。出典、資料、史料、参照文献、参考文献、情報源とも言います)。執筆者は、引用部分や、疑惑をもたれたり持たれかねない情報については、その典拠を示さなければなりません。典拠を示せない場合は、その情報は除去されるでしょう。典拠を提示する義務は、その情報を追加したり、維持したいと考えている編集者にあります。もし、ある記事について、その主題そのものに信頼できる資料が存在しない場合、その記事自体がウィキペディアから削除されるべきです。

Wikipedia:Attributionは、ウィキペディアの記事内容(コンテンツ)に関する核心の方針の一つです。Wikipedia:中立的な観点とあわせて、この二つの方針が、記事に含めることができる情報の種類と質を決めています。すなわち、ウィキペディアの記事内容は、典拠を示すことができ、かつ中立的な観点から書かれていなければなりません。この二つの方針は相互に補完しあっているものなので、この両者をばらばらに切り離して解釈すべきではありません。本方針の要点について、具体例をあげて説明したWikipedia:Attribution/FAQも参照してください。
基本原理
ウィキペディアは独自の研究や見解を発表する場ではない

独自研究とは、信頼できる公表された資料を典拠として示すことができない情報のことをさします。ここに含まれるのは、未発表の事実、主張、アイデア、声明や、新造語などです。また、発表された素材に対して特定の立場から加えられる未発表の分析やまとめ、解釈なども含みます。記事に加えられる情報は、直接的かつ明示的に、典拠によって支えられていなければなりません。
ウィキペディアの記事は信頼できる資料に基づかなければならない

信頼できる資料とは、その公表過程が信頼できる、信用のある媒体によって公表された情報、またはその媒体のことです。まず、著者はその主題の分野において、信頼に値する、あるいは権威であると広く認められているような人物です。また、ある資料がどれだけ信頼できるかは文脈次第です。ある主題で信頼できるものでも他の主題では信頼できないこともあります。一般的に、最も信頼できる資料は、大学の出版部によって出版されている書籍や学術誌、主流の新聞、著名な出版社によって出版されている雑誌や学術誌です。これらの媒体はいずれも、文書を作成してから公表するまでに、さまざまな手続きや承認の過程を経ています。経験から言って、たいていの場合、事実の確認、法的問題の処理、文章の推敲などに多くの人が関わっていればいるほど、公表された内容は信頼できます。個人的に公表されたものは、一般的には信頼できるとはみなされません。ただし例外について下記を参照してください。出典の示されていない情報は、除去される可能性があります。また存命人物の伝記における、論争を生むような内容については、出典がないか、あっても乏しい場合には、すぐさまその情報を除去しなければなりません。
独自研究は載せない
独自研究とは何か

提供される情報は、以下の場合に独自研究とみなされます。

新しい理論、解決法やこれに類する独自のアイディアを導入するもの。

新しい用語を定義したり導入したりするもの。又は既存の用語に新しい定義を与えているもの。

その記事の主題に関して同じ議論をしている信頼できる資料をまったく提示せずに、特定の議論を導入するもの。

その記事の主題に直接関連して公表された信頼できる資料を出典として示すことができない視点を支持するような方向で、公表された事実・意見・論証の分析、組み合わせ、説明または解釈を導入するもの。

典拠の示されていない情報と、独自研究とは異なることに注意してください。

典拠の示されていない情報は、依拠すべき信頼できる資料がまだ示されていない情報です。

独自研究は、信頼できる資料に依拠し得ない情報です。

ある情報が独自研究でないことを示す唯一の方法は、記事の主題に直接関連して情報を提供している信頼できる資料を典拠として示し、その資料の述べていることだけを忠実に再現することです。
公表された情報を組み合わせた未公表な見解

Aという情報が信頼できる情報源から公表されており、Bという情報も信頼できる情報源から公表されているときに、AとBの情報を組み合わせて、Cという立場を推進するように記事を書いてもよいと、ウィキペディア編集者は、しばしば誤解することがあります。しかし、これは「特定の立場を推進するような、公表された情報の未公表の組み合わせ」の典型であり、独自研究に相当します。[1]「AでありBである、ゆえにCである」という論証は、その記事の主題に関して同じ論証が信頼できる資料として既に公表されている場合にのみ掲載することができます。

例えば、次のような記述は「特定の立場を推進するような、公表された情報の未公表の組み合わせ」となります(なお、登場する名称は架空のものです)。

ゴンリという食材にはゴンリナーゼという成分が含まれている(権理太郎「ゴンリの含有成分分析」『月刊ゴンリ』xxxx年x月)。一方ゴンリナーゼには、がん細胞を殺す作用がある(権理花子「ゴンリナーゼの抗がん作用について」『週刊ゴンリ』xxxy年x月xx日)。したがって、ゴンリを食べることはがんになるリスクを減少させる。

このように書いてあれば「ゴンリを食べることはがんになるリスクを減少させる」という記述は、一見もっともらしく見えますが、これは独自研究です。もしこの記述に続けて、更に次のような文章があれば、この点が明白になるでしょう。

一方、ゴンリにはゴンリペプチドという成分も含まれている(権理太郎「ゴンリの含有成分分析」)。そしてゴンリペプチドには、発がん物質としての活性があることが知られている(権理五郎「ゴンリペプチドの発ガン性」『週刊ゴンリ』xxxz年z月xx日)。したがって、ゴンリを食べることはがんリスクを増加させることにもなる。

この文章の問題は、「ゴンリを食べることはがんになるリスクを減少させる」という点についても、「ゴンリを食べることはがんリスクを増加させることにもなる」という点についても出典が示されていないことです。もし「ゴンリを食べることはがんになるリスクを減少させる」あるいは「ゴンリを食べることはがんリスクを増加させることになる」という趣旨そのものを明記した資料を加筆者が提示できないのであれば、これらの記述は「独自研究」となり、記事本文から削除されます。

理解を深めるために、もう1つ例を見てみましょう。

ロックバンドのガガガガーはそれまでほとんどテレビ出演を行なっていなかったが、シングル「ガガガガーマックス」の発売前後にテレビへの露出が著しく増えた(xxxx年x月x日「ミュージックガガガー」、同年x月y日「マックスミュージック」ほか)。この結果、ガガガガーの出すCDはそれまでオリコンチャートで1位になったことがなかったが、その週には、シングル「ガガガガーマックス」が2位に2倍の差をつけて1位となった(xxxx年x月z日発表オリコン週間チャート)。

この文章も、一見もっともらしい記述になっています。しかし「この結果」という表現に問題が潜んでいるのです。なぜなら、オリコンチャートの順位とテレビ出演という典拠のある情報を組み合わせることで、「『ガガガガーマックス』がチャート1位になった理由は直前のガガガガーのテレビ出演である」という、典拠がなく、「特定の立場を推進する」見解が主張されているからです。もしガガガガーのテレビ出演と「ガガガガーマックス」のチャート1位の因果関係にはっきりと言及した資料が提示できないのであれば、この文章は「この結果」ではなく「また」で接続されなければなりません。
独自研究でないものとは何か

出典がはっきりしているデータに対しては、データの意味付けを変えたり、その典拠からだけでは導くことのできない推論などを加えたりしていなければ、単純な数学的計算や、論理的演繹を行うことは可能です。ただし、この帰結は、専門知識を持たない読者にとっても理解できるものでなければなりません。例えば、とある出版された書籍に、とある選挙における候補者ごとの得票数が示されていた時に、得票数に加えて得票率を示すことは独自研究とはなりません(全ての得票数が同じ資料に拠っており、得票率の計算が簡単な計算式に拠っている場合に限る)。しかし、この得票数のもつ意味について、特定の立場を推し進めるように論じている場合、またはこの選挙とは関係ない話題について論じている公表情報を典拠として論じている場合は、この演繹は認められません。
オリジナル画像

画像は、本方針の大きな例外分野として認められてきました。すなわち、記事の内容を図示するために、ウィキペディア編集者は、自分で写真を撮ったり、図表を描いたりして、それをアップロードしてGFDLライセンスや別のフリーなライセンスの下でリリースすることが推奨されてきました。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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