Wikipedia:外来語表記法/オランダ語
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この文章はWikipediaの基本方針や、特定分野での合意事項ではありません。
執筆者の便宜を図るための参考資料として扱うものとします。

この文書は、ウィキペディア日本語版におけるオランダ語表記方法について、どの表記を採用するかを決めるための参考資料を提供することを目的とします。ウィキペディア内の表記をこの規則に従って統一することは想定されていません。迷ったときの参考資料の1つと位置づけられます。

なお、この転写規則は、オランダ語の発音をできるだけ正確にカタカナで表記しようとする目的には使えませんので注意して下さい(例えば、記事の中で現地音を解説する場合など)。
また、オランダの地名についてはプロジェクト:オランダ/地名のカタカナ表記法に指針が存在しますので併せて参照願います。

なお、言語の一般的仕様についてはWikipediaの記事『 オランダ語 』を参照願います。
各分野別表記法

Wikipedia:外来語表記法#各分野別表記法のオランダ語に関するローカルルールが合意・決定された場合、このセクションに記載してください。
各表記法についての参考資料

今後の議論で参照できる有用な出典、文献のWebサイト等がある場合、このセクションに記載してください。なお、ここに記された参考資料は将来の議論でmust/must notの根拠を意図するものではありません。
一般的慣用

Googleを用いた検索については、この文章中の
検索サイトを用いた一般的慣用の検索法の節に独立して記載しています。

旅行ガイドブック(地球の歩き方 等)、現代地図帳の表記を参考にする。

Yahoo!百科事典(小学館 日本百科大全書)[1] での表記を参考にする。

kotobank(百科事典マイペディア等)[2] での表記を参考にする。

専門的慣用
原音主義

過去の議論より、可能であれば出典を明記するのが望ましいとされています。(独自の研究の疑念を払拭するため?)

一つの参考例を
原音を重視した表記例の節に掲載しています。

発音記号を表示できるオンライン単語辞書(機械翻訳) mstier.de Nederlands-English Freedict dictionary ⇒[3] を参考にする。

(個人のホームページ)オランダ語の発音と人名・地名のカタカナ表記 ⇒[4] を参考にする

正式名称

オランダ政府観光局 ⇒
[5] での表記を参考にする。

ベルギー・フランダース政府観光局 ⇒[6] での表記を参考にする。

オランダ経済省企業誘致局 ⇒[7] での表記を参考にする。

日本国外務省 [8] での表記を参考にする。

原音を重視した表記例

ここで示す転写規則は一つの参考例にすぎません。例えば、ijはエイとアイの2種類の転写が広く行われており、原音に基づいてもどちらが正解というものでもないからです。また、全ての発音を網羅しているわけでもありません。

この表は『Wikipediaの記事オランダ語の母音・子音一覧表』を基にして、『白水社 CDエクスプレス・オランダ語 (ISBN 978-4-560-00575-0)』で示されている単語のカタカナ表記例を追記しているものです。

オランダ語の母音つづり発音記号カタカナ表記例単語例
a(閉音節)[?]アtal = タル
a(開音節), aa[a?]アーga = ハー, kaas = カース
e(閉音節)[?]エgeld = ヘルト
e(強勢なし)[?]エde = デ(まれに ド)
e(開音節), ee[e?]エーnee = ネー
eu[o?]エー、ウーEuropa = エーローパ
i[?]イik = イック
i(強勢なし)[?]ア
ie[i]イーbier = ビール
o(閉音節)[?]オdonker = ドンケル
o(開音節), oo[o?]オーnodig = ノーダッハ,
boot = ボート
oe[u]ウboek = ブック
u[?]ユ (まれに ウ、イ)Utrecht = ユトレヒト
uu[y]ユー
ei, ij[?i]エイ、アイtrein = トレイン, vrij = フレイ
ui[?y]オイ、アウ、アイ?huis[ヘルプ/ファイル] = ホイス 
oei[ui]ウイboei = ブイ
au, auw, ou, ouw[?u]アウ、オウouder = アウデル

オランダ語の子音つづり発音カタカナ表記例単語例
p, -b(語末)[p]パ行speel = スペール, heb = ヘプ
b[b]バ行boek = ブック
t, -d(語末)[t]タ行land = ラント
tj[t?]チュkatje = カッチェ
d[d]ダ行dat = ダット
ts, -ds[ts, s]ツ、スNederlands = ネーデルランツ、ネーデルランス
k[k]カ行kind = キント
m[m]マ行mijn = メイン
n[n]ナ行, ン(語尾)nee = ネー, van = ファン
ng[?][??]ング、ンハ(一部)bang = バング, Huizinga = ホイジンハ
nj[?]ニュfranje = フラニェ
f[f]フafdeling = アフデーリング
v[v, f]ヴ、フvijf = フェイフ
s, -sch(語末)[s]スhuis = ホイス, praktisch = プラクティス
sj[?]シュsjaal = シャール
z[z]ザ行zij = ゼイ
ch[x][?]ハ(外来語は シ)nacht = ナハト, machine = マシーネ
g[x][?]ハ行gas = ハス
r[r]ラ行rijk = レイク
h[h]ハ行hard = ハルト
w[?]ヴweg = ヴェヘ
j[j]ヤ行ja = ヤー
l[l]ラ行land = ラント

転写表記のゆらぎ

オランダ語の発音はカタカナで完全に表現することが出来ないため、文献により転写表記法にゆらぎがあります。典型的な例をこの節に示すとともに、これらのうちどちらが正しいかはWikipedia:外来語表記法の原則の節に述べられているように、どれをもって正しいとするかの判断はWikipedia:中立的な観点に基づき行わないことが推奨されます。

つづりカタカナ表記例単語例
auアウ, オウNassau = ナッサウ, ナッソウ
eiアイ, エイLeiden = ライデン, レイデン
ijアイ, エイNijmegen = ナイメーヘン, ネイメーヘン
uiアイ, アウ, オイhuis = ハイス, ハウス, ホイス
vフ, ヴvan = ファン, ヴァン

コモンズの音声ファイル

コモンズの音声ファイルも参考になるため、掲載しておきます。

c:Category:Dutch pronunciation
(全ての音声ファイルカテゴリ)

c:Category:Dutch pronunciation of names of municipalities(都市名の音声ファイルカテゴリ)

Wikipedia記事中の表記例
一般的慣用を用いたと思われる例


デン・ハーグ Den Haag ?発音を聞く[ヘルプ/ファイル])原音に近い表現する場合は『デン・ハーフ』と考えられ、それ以外にも英語表記より『ザ・ハーグ』と表記したり、新聞記事等では『ハーグ』とだけ表記されていることもある。Googleでの検索結果では『ハーグ』が208,000件、『デン・ハーグ』が23,800件、『デン・ハーフ』が293件であり、旅行ガイドブック地球の歩き方は『デン・ハーグ』と表記し、オランダ政府観光局は『ハーグ』を採用 ⇒[9]し、日本の外務省も『ハーグ』を用いて[10]いる。

専門的慣用を用いたと思われる例


フリジア語 Friese talen)原音に近い表現をする場合は『フリース語』と考えられる。言語学分野であるため、英語表記より『フリジア語』と記事が作成されたものと思われる。Googleでの検索結果では『フリジア語』が37,400件、『フリースランド語』が1,480件、『フリース語』が230件、『フリースラント語』が120件であり、ナショナルジオグラフィックでは『フリースラント語』を用い ⇒[11]、広島大学の学術論文では『フリジア語』が用いられて ⇒[12]いる。

原音主義または専門的慣用を用いたと思われる例


ヘント Gent)Googleでの検索結果では『ゲント』が86,800件、『ヘント』が10,400件であり、ベルギー・フランダース観光局では『ゲント』と表記 ⇒[13]し、日本の外務省も『ゲント』を用いて[14]いる。改名議論では複数の専門書が『ヘント』と表記し、原音に近いといわれるこの表記が採用された。

参考になる過去の議論

議論が終結した場合、ここに記載してください(将来参考に出来る例として)。
オランダ
現代社会分野で改名が提起・議論されたもの


オランダ国歌
ノート:ヴィルヘルムス・ファン・ナッソウエ(Wilhelmus van Nassouwe)

ノート:ゲオルクを含む名前の記事すべてについての改名提案

ノート:ジョージ・ウーレンベック(George Uhlenbeck)

ノート:ナインチェ・プラウスノート:ナインチェ・プラウス/改名議論議事録(Nijntje)

ノート:ヘオルフ・ボーデンハウゼン(Georg Bodenhausen)

歴史分野で改名が提起・議論されたもの


ノート:ヴィルヘルミーネ・フォン・プロイセン (1774-1837)(Wilhelmine von Preusen)

ノート:ハインリヒ・ツー・メクレンブルク(Heinrich zu Mecklenburg)


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