Wikipedia:アメリカ合衆国以外の国と地域で公表された著作物の著作権について
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この文書の要旨: 著作物のアメリカにおいての著作権状況を決めるには著作者の国での状況も考慮に入れなければなりません。著作者の国では著作権が切れているが、アメリカでは切れていないという場合もあり得て、その場合はその著作物をWikipediaで使うことはできません。

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Wikipediaを運営するウィキメディア財団はカリフォルニア州にあり、サーバーはバージニア州にあります。従って、Wikipediaはアメリカの著作権法に従わなければなりません。しかし、Wikipediaは国を跨るプロジェクトであり、また多くの利用者や執筆者はアメリカにいません。Wikipediaの目的はフリーコンテントの百科事典を作成することであり、またその自由を侵害しなければ、自由にその内容を使えることも目的としています。Wikipediaの内容の大半はオリジナルで、執筆者からクリエイティブ・コモンズ・ライセンス (CC-BY-SA)およびGNU Free Documentation License (GFDL)で提供されています。Wikipediaの内容の一部(例えば、画像など)は第三者団体から提供されており、この第三者団体の一部はアメリカ以外の国に所在します。

Wikipediaは世界中でフリーなコンテンツを好むが、アメリカでのみフリーで他の国では著作権に保護されているコンテンツも受け付けます。例えば、アメリカ合衆国政府の著作物はアメリカにおいてはパブリックドメインに属し、Wikipediaで広く使われていますが、アメリカ以外ではパブリックドメインに属しない可能性もあります。

アメリカ以外で公表された著作物の著作権状況を確定するのは簡単ではありません。著作物の所属国での状況を確定するには所属国(それだけで少なくとも192の可能性がある)と著者の死亡日を知らなければなりません。一方、アメリカでの状況は公表の歴史と所属国でのアップロード日ではなく1996年1月1日においての著作権状況を知らなければなりません。

従って、私たちのアメリカ著作権法の解釈はアメリカ以外で作成された「著作物」(画像、文字、音声など)の扱いに大きく影響します。Wikipediaは法律相談を提供しないし、ましてや世界中に190以上の国の著作権法すべてを扱うのは無理があります。そのため、執筆者には「自分の提供するコンテンツは少なくともアメリカでは著作権の制限がない」ことを確かめる義務があります。さらに、できる限りコンテンツの著作権についての資料を提供する義務もあります。これは利用者が自分自身でアメリカ以外でそのコンテンツを再利用できるか確かめるのに必要だからです。従って、コンテンツの再利用が合法かどうかを確かめるのは利用者の義務となります。

このページの内容はアメリカ合衆国で公表された著作物には適用されません。


目次

1 概要

2 著作権の復活

2.1 4点テスト

2.2 公表国

2.3 著作権復活の日付

2.4 公表国での著作権保護

2.5 戦時著作権

2.5.1 ドイツ

2.5.2 日本


2.6 復活した著作権の長さ

2.7 著作権復活の後に公表された著作物


3 復活でない著作権

3.1 3点テスト


4 存続している著作権

4.1 3点テスト

4.2 1923年1月1日時点でアメリカとの著作権関係がある国

4.3 1923年以降で関係のある著作権関係

4.4 中国においての著作権


5 発表されなかった著作物

6 各国での状況

6.1 アメリカとの著作権関係がない国

6.2 著作権復活の日付と保護の年数

6.2.1 その他の出典と脚注


6.3 特定国の規定

6.3.1 アルジェリア

6.3.2 イギリス


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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