Wikipedia:あらすじの書き方
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この文書はウィキペディア日本語版のガイドラインです。多くの利用者が基本的に同意しており、従うことが推奨されますが、方針ではありません。必要に応じて編集することは可能ですが、大きな変更を加える場合は、先にノートページで提案してください。.mw-parser-output .module-shortcutboxplain{float:right;border:1px solid #aaa;background:#fff;margin:0 0 0 1em;padding:0.3em 0.6em 0.2em 0.6em;text-align:center;font-size:85%;font-weight:bold}.mw-parser-output .module-shortcutlist{display:inline-block;border-bottom:1px solid #aaa;margin-bottom:0.2em;font-weight:normal}.mw-parser-output .module-shortcutanchordiv{position:relative;top:-3em}ショートカット:

WP:PLOTSUM

この文書の要旨: ウィキペディアにおけるあらすじの記述は、物語の全体像を把握できるよう、長すぎず短すぎず、簡潔にまとめられるべきです。

現在ウィキペディアの中には、文学作品や映画、漫画などの創作作品の記事が多数あり、多くの場合これらの記事には作品内で描かれている物語のおおまかな記述(あらすじ)が含まれます。このページでは、そうした記述をあたえる際の基本的な留意点について解説しています。

以下の解説は作品記事の大部分に当てはまるものとして書かれています。しかし物語にはさまざまな種類、ジャンルがあるため、以下の解説がうまく当てはまらないものも存在します。ですから単一の基準を当てはめるのではなく、個別の作品ごとに良識に沿う判断を行ってください。
基本的な考え方

あらすじとは、物語のあらゆる場面、あらゆる出来事に触れるものではありません。物語のなかのあらゆる事物や出来事をすべて収録しようとすることは、ウィキペディアの目的ではありません。ウィキペディアにおける作品記事の目的は、物語の内容を網羅することではなく、その作品をわかりやすく解説し、それが現実社会のなかでどのように位置づけられる作品かを伝えることにあります。

オンライン書店や映画の公式サイトなどで見られるような「宣伝的なあらすじ」の書き方をまねるべきではありません。こうした場所に書かれているあらすじは一般に、作品への興味をあおり購買意欲をそそることで商品の販売を促進する意図で書かれており、作品のごくはじめのほうの展開しか説明されておらず、物語のいちばん肝心な部分(ネタバレ)は伏せられています。あるいは大げさで感情的な言葉を用いて、作品の魅力を前面に押し出そうとします。ウィキペディアの記事では、そのような書き方をすべきではありません。物語の魅力を読者に宣伝するのではなく、抑制された客観的な言葉を用いて、読み手が物語全体の展開や重要な特徴をバランスよく理解できるように配慮してください。
あらすじの文体
現在形をベースにする

あらすじの文体は現在形史的現在)をベースにするのが慣例です。この書き方は、「今」が刻々と生起していくという物語一般の性質に沿ったもので、また「物語内の出来事を現実世界の出来事とはっきり区別させる」ことにも有効だと考えられます。もっとも「・・・する。・・・する。」の連続では単調になってしまうので、場合に応じて完了形(・・・た。・・・した。)を混ぜるなどしてもかまいません。

また、物語展開の説明が劇中の時系列にたいして前後するときには、現在形以外の時制を使う必要も出てくるでしょう。そのさいには、説明の理解のしやすさを第一に考え、先の原則を柔軟に適用してください。
大げさな修辞は使わない

宣伝的なあらすじでよく見られるように、大げさな修辞を使ってあらすじ自体を飾り立てようと意図することは避けてください。また作品自体のもつ劇的効果を、説明において再現する必要はありません。あらすじはあくまで「解説」の一種なのであり、「作品の縮小版」ではないからです。たとえばシリアスな作品であるからといって、悲壮感をあらすじににじませようとすべきではありませんし、コメディタッチの作品だからといって、ことさらおどけた書き方をすべきではありません。

特別な意味などなく、文末に三点リーダー(…)を使って含みを持たせようとしたり、感嘆符(!)や疑問符(?)を地の文に使用して感情的な強調を行ったりしないようにしてください[注 1]体言止めも多くの場合は文体に勢いを持たせるために使われるもので、あらすじではまず必要ないでしょう。

その他どのような表現を避けるべきかは、ウィキペディア日本語版全体のガイドラインであるWikipedia:大言壮語をしないWikipedia:言葉を濁さないがある程度参考になるでしょう。
具体的な書き方
セクションを設ける

ウィキペディアでは多くの場合、あらすじは記事の中で「あらすじ」「ストーリー」「物語」などのような見出しを持つセクションを設けて書かれています。セクションの位置は記事の先頭に置かれることが多いようですが、特にそうと決まっているわけではありません。特に古典作品などの場合では、作品の成立事情などを先に説明したほうが、うまく物語を説明できるような場合もあるでしょう。

また、このようなセクションがすべてのフィクション作品の記事に必要なわけでもありません。たとえば『サザエさん』のように、一話完結式のシリーズで、かつ長い期間にわたって登場人物同士の関係に変化がなく、各エピソード間に顕著な連携がみられない作品では、物語全体を通覧できるような、まとまったあらすじを書くことは難しいでしょう。こうした作品では記事の導入部や概要、あるいは解説などのセクションでそのような作品であるという説明を行い、作品内容の基本設定がおおまかに理解できるようにしてください。
出来事の順番にこだわらない

あらすじでは、もとの物語に出てくるのと同じ順番で出来事の説明を行う必要はかならずしもありません(もちろん、物語に登場するとおりの順序で説明を行ったほうがうまくいく場合も多々あります)。そのほうがうまく説明できると思ったら、物語を整理しなおしてください。たとえばもとの物語では後で説明されている物語上の設定を、あらすじでは先に説明してもかまいません。

特に、複雑に入り組んでいる物語や、実験的な方法で構成されている作品などの場合では、こうした方法が有効になります。このような複雑な作品の場合、その複雑さをあらすじでそのまま再現しようとするべきではありません。「そのように書かれている物語である」ということを文章で説明し、あらすじ自体はできるだけわかりやすく整理したものを提示してください。
参照や見出しをつける

「第一巻では・・・」、「第一章では・・・」、「第三話では・・・」というふうに参照や見出しをつけることによって、具体的な作品構成を示すこともできます(特に長い作品では有効ですが、あまり細かく行いすぎて煩雑にならないようにしてください)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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