Wake_Up_Girls!
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この項目では、日本のアニメについて説明しています。声優ユニットについては「Wake Up, Girls! (声優ユニット)」をご覧ください。

Wake Up, Girls!


ジャンルアイドル、ヒューマンドラマ
映画:Wake Up, Girls! 七人のアイドル
原作Green Leaves
監督山本寛
脚本待田堂子
キャラクターデザイン近岡直
音楽神前暁MONACA
制作Ordetタツノコプロ
製作Wake Up, Girls!製作委員会
配給東宝映像事業部
封切日2014年1月10日
上映時間56分
アニメ
原作Green Leaves
原案山本寛
監督山本寛
シリーズ構成待田堂子
脚本待田堂子
キャラクターデザイン近岡直
音楽神前暁、MONACA
アニメーション制作Ordet、タツノコプロ
製作Wake Up, Girls!製作委員会
放送局テレビ東京ほか
放送期間2014年1月10日 - 3月28日
話数全12話
アニメ:うぇいくあっぷがーるZOO!
原作Green Leaves
監督森井ケンシロウ
脚本森井ケンシロウ、松田恵里子
岡篤志、関根聡子
キャラクターデザイン宮嶋星矢
音楽MONACA、立山秋航
アニメーション制作Ordet、スタジオモリケン
製作うぇいくあっぷがーるZOO!
製作委員会
配信サイトニコニコ動画ほか
配信期間2014年10月22日 - 2015年2月25日
話数全10話
映画:Wake Up, Girls! 青春の影
原作Green Leaves
監督山本寛
脚本Green Leaves
キャラクターデザイン近岡直
音楽神前暁、MONACA
制作Ordet、ミルパンセ
製作Wake Up, Girls!2製作委員会
配給東宝映像事業部
封切日2015年9月25日
上映時間54分
映画:Wake Up, Girls! Beyond the Bottom
原作Green Leaves
監督山本寛
脚本Green Leaves
キャラクターデザイン近岡直
音楽神前暁、MONACA
制作Ordet、ミルパンセ
製作Wake Up, Girls!2製作委員会
配給東宝映像事業部
封切日2015年12月11日
上映時間53分
アニメ:Wake Up, Girls! 新章
原作Green Leaves
監督板垣伸
脚本Green Leaves
松田恵里子
キャラクターデザイン近岡直(原案)
菅原美幸
音楽神前暁、MONACA
アニメーション制作ミルパンセ
製作Wake Up, Girls!3製作委員会
放送局テレビ東京ほか
放送期間2017年10月10日 - 2018年1月8日
話数全13話(本編全12話 + 特別編1話)
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『Wake Up, Girls!』(ウェイク アップ ガールズ)は、日本のアニメーション作品。2014年1月から2018年1月まで、テレビアニメ2本、映画版3本が制作された。他にスピンオフ作品やタイアップによるショートアニメがネット上で公開された。略称「WUG(ワグ)」。

初期はOrdet×タツノコプロが制作。『うぇいくあっぷがーるZOO!』からタツノコプロは制作から外れ、スタジオモリケンが加わる。Ordetも『新章』からは外れ、『続・劇場版』に参加したミルパンセが、単独で制作した。

2014年1月10日から劇場アニメ『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』全国公開され、同日に、ストーリー上は劇場アニメの続きであるテレビアニメシリーズ『Wake Up, Girls!』が放送スタート。3月28日までテレビ東京ほかにて放送された。全12話+総集編の全13回。

2015年9月25日からは劇場アニメ『Wake Up, Girls! 青春の影』が、同年12月11日からは劇場アニメ『Wake Up, Girls! Beyond the Bottom』が公開された。前後編の2部構成となっている。

2017年10月から2018年1月まで、テレビアニメ『Wake Up, Girls! 新章』がテレビ東京ほかで放送された。全13話。第7話は「特別編」として声優が出演する番組が放送されたため、アニメとしては全12回となる。監督を始めスタッフの大半が変わっている。
概要

2012年9月10日に、アニメの製作とオーディオション企画が発表される[1]。主役7人の声優は「81プロデュースavexが共同でオーディションを行い、プロダクションに所属していない一般人から選ぶ」と発表され[1] 同年9月10日から12月15日まで「avex×81produce Wake Up, Girls! AUDITION 第2回アニソン・ヴォーカルオーディション」が開催された[2]。監督の山本寛は自ら企画を立ち上げたとしている[3]。また、折からの東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の発生を受けて東北地方を舞台としたとしている[4]

2013年7月28日、幕張メッセ国際展示場で開催された「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!! 18」にて、オーディションの合格者7人による声優ユニットWake Up, Girls!」が初お披露目となり、2014年新春よりのテレビ放送と劇場版公開が発表された。[5]

劇場版とテレビアニメ版はストーリーが連続している。劇場版はWake Up, Girls!を結成し活動を開始するところまでが描かれ、テレビアニメ版はそのエンディング直後から始まるため、劇場版を見ておかないと話の序盤がわからない構成となっている。劇場版第2作(前後編)はテレビアニメ版の直接の続編となっているが、ストーリー上はここまでの連続性はなく、独立した内容である。

初期の劇場版サブタイトル、およびTV版の各話サブタイトルはすべて黒澤明作品のタイトルのもじりとなっているが、本編の内容とは関係がない。「ZOO」と「新章」では、この縛りはない。

2014年10月よりスピンオフアニメ「うぇいくあっぷがーるZOO!」がネット配信され、2014年12月には劇場版第2作が2015年公開と発表され[6]。その後、前後編として、2015年9月に前編の「青春の影」が、同年12月に後編の「Beyond the Bottom」がそれぞれ公開された。

「東北の復興応援活動への評価」として第9回声優アワード特別賞を受賞[7]

2015年12月12日、イベント「Wake Up, Girls!Festa. 2015 Beyond the Bottom Extend」において『Wake Up, Girls!』新プロジェクトが発表された[8]。I-1clubがWake Up, Girls!を吸収合併するという内容だったが、のちの『新章』では実現しなかった。

2015年12月20日、宮城県とのタイアッププロジェクト「Wake Up, 宮城!触れ愛プロジェクトin台湾」が発表された。地方創生の一環として宮城県の観光振興を目指すという趣旨で、ショートアニメが制作された[9]

2016年7月4日、Wake Up, Girls!、I-1club、ネクストストームの3グループのキャラクターを対象としたファン投票「WUG-1 グランプリ」[10] により選ばれたメンバーからなる新ユニット「WI7ers」の結成が発表された[11] が、実現せずに終わる。

2016年12月11日、イベント「Wake Up, Girls!Festa. 2016 SUPER LIVE」において『Wake Up, Girls!新章』が2017年TVアニメとして放送されることが発表[12]。『新章』では山本寛が降板し、旧作にも演出家として参加していた板垣伸が新たに監督に就任した。このイベントでは『新章』の新キャラクターを演じる声優を第3回アニソンヴォーカルオーディションで公募することが発表された。

この第3回オーディションでは約2000名の応募者から3名が選ばれ、2017年7月30日のワンダーフェスティバル内イベント「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!!26」において担当する新キャラクターと同時に発表された[13]。この合格者によりWake Up, Girls!とは独立した新声優ユニット「Run Girls, Run!」(ランガールズラン)を結成することも公表された。

2017年10月から2018年1月まで『Wake Up, Girls!新章』が放送。

2018年6月15日、声優ユニット「Wake Up, Girls!」が翌年3月に解散すると発表[14][15]、全国12会場、33公演におよぶ全国ツアー「Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -」[16] を経て、2019年3月8日、さいたまスーパーアリーナでのライブ「Wake Up, Girls! FINALLIVE ?想い出のパレード?」で声優ユニットのWake Up, Girls!は解散した。声優ユニット「Wake Up, Girls!」の解散後も、各メンバーは個人の声優として活動している。プロジェクトとしての「Wake Up, Girls!」もまた継続していくとされている[17]。『新章』で誕生したRun Girls, Run!も2023年3月まで活動を継続し、そのメンバーもまた引き続き個人の声優として活動を行っている[18]
ストーリー
七人のアイドル

2013年7月、宮城県仙台に拠点を置く弱小芸能プロダクション「グリーンリーヴス・エンタテインメント」は所属していた最後のタレントにも逃げられ、危機を迎えていた。そこで社長の丹下順子は打開策としてアイドルグループの結成を思いつく。さっそく命令でアイドルのスカウトを始めた事務所のマネージャー、松田耕平は公園でひとり口ずさむ少女を発見する。その歌声に魅了された松田は声をかけてみるものの、彼女はアイドルという言葉を聞いて立ち去ってしまう。その彼女は、かつて人気アイドルグループI-1clubの中心メンバーだったものの、とある事情からグループを脱退していた島田真夢だった。

S-Style 8月号(地域情報タウン誌)での広告や街での勧誘の結果、オーディションで6人のメンバーを選抜する。オーディションに応募してきた林田藍里の付き添いで真夢も現れ、丹下や松田が再度勧誘するも拒絶される。結局、6人でアイドルグループWake Up, Girls!の活動を開始し、ダンスやボイストレーニングに励みつつ、ストリートライブを敢行するなど徐々に活動を始める。真夢はレッスンの会場前まで藍里の付き添いで行った際、Wake Up, Girls!がダンスをする光景を見て思わず歌に合わせてステップを踏んでしまう。

丹下と松田はグループの核と見込んでいた真夢を諦めきれず、藍里を介して三度目の勧誘を行うもやはり拒絶されるが、その際に松田は真夢に、I-1club時代の輝いていた真夢が映ったDVDを無理やり渡す。やがてWake Up, Girls!はCDデビュー&デビューライブが決まり、難航していたデビュー曲も丹下と懇意にしていたユニット・Twinkleに作詞・作曲の提供をしてもらい、インディーズながらCDが完成する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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