この項目では、DREAMS COME TRUEのアルバムについて説明しています。その他の用法については「ワンダースリー」をご覧ください。
『WONDER 3』
DREAMS COME TRUE の スタジオ・アルバム
リリース1990年11月1日(CD/CT)
1992年11月1日(MD)
録音1989年 - 1990年
ジャンルJ-POP
時間52分52秒
レーベルEPIC/SONY RECORDS
プロデュースMIKE PELA
DREAMS COME TRUE
チャート最高順位
週間1位(オリコン)
1990年度年間22位(オリコン)
1991年度年間14位(オリコン)
ゴールドディスク
ミリオン (日本レコード協会)
第33回日本レコード大賞優秀アルバム賞
DREAMS COME TRUE アルバム 年表
LOVE GOES ON…
(1989年)WONDER 3
(1990年)MILLION KISSES
(1991年)
『WONDER 3』収録のシングル
「笑顔の行方」
リリース: 1990年2月10日
「Ring! Ring! Ring!」
リリース: 1990年6月21日
「さよならを待ってる」
リリース: 1990年9月21日
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『WONDER 3』(ワンダー スリー)は、DREAMS COME TRUEの3枚目のアルバムである。1990年11月1日にEPIC/SONY RECORDS(現・エピックレコードジャパン)からリリースされた。
概要
前作から約1年ぶりのオリジナルアルバム。この作品からアルバムの1曲目にはオープニングテーマが収録されることが恒例となっている。
DREAMS COME TRUEがシングル・アルバム含めて初めてオリコンランキングで1位をとった作品である。
前作「LOVE GOES ON…」がミリオンを達成したのはこの作品よりも遅かったため、DREAMS COME TRUE初のミリオン作品である。この作品で、デビューからミリオン達成までの期間の最短記録を更新した。
1994年6月時点で、累計売上170万枚(エピックレコードジャパン)[1]。
このアルバムを引っさげて、コンサートツアー『Dreams Come True Concert Tour WONDER 3』を開催。スポンサーはセガ(後のセガサミーホールディングス)が担当した[2]。
本作はCDとカセットテープで発売された後、1992年11月1日にソニーミュージックのMDソフト第一弾発売作品88タイトルのラインナップとして、『MILLION KISSES』(規格品番:ESYB7009)と合わせて発売された。
収録曲CD全編曲: 中村正人。
#タイトル作詞作曲時間
1.「OPEN SESAME」 中村正人2:12
2.「戦いの火蓋」吉田美和中村正人4:20
3.「さよならを待ってる」吉田美和吉田美和・中村正人4:17
4.「KUWABARA KUWABARA」吉田美和吉田美和4:05
5.「Ring! Ring! Ring!(S・H・H VERSION)」吉田美和吉田美和4:32
6.「今度は虹を見に行こう」吉田美和吉田美和5:09
7.「ひさしぶりのI Miss You」吉田美和吉田美和5:19
8.「笑顔の行方(ORIGINAL VERSION)」吉田美和中村正人4:26
9.「かくされた狂気」吉田美和中村正人4:46
10.「ESCAPE」吉田美和中村正人4:31
11.「2人のDIFFERENCE」吉田美和吉田美和・中村正人4:45
12.「時間旅行」吉田美和吉田美和・中村正人4:21
合計時間:52:43
楽曲解説
OPEN SESAME
アルバムツアーのオープニング曲として毎回演奏されている。
前作「LOVE GOES ON…」の「未来予想図U」がサンプリングされている。
この曲の一部分が福岡県の民放・九州朝日放送テレビで「KBCニュース」のオープニングタイトルとして00年代初頭にかけて使用されていた。
戦いの火蓋
6thシングル「Ring! Ring! Ring!」のカップリング。
冒頭部分に於いて、前曲の末尾の部分から繋がっている為、シングルバージョンとは全く同じでは無い。
さよならを待ってる
7thシングル、音源はシングル盤と同じ。
KUWABARA KUWABARA
ミュージック・ビデオが制作されているが、パッケージとしてのリリースおよび公式YouTubeへの投稿もされておらず、現在正式な方法で視聴することはできない。
Ring! Ring! Ring!(S・H・H VERSION)
6thシングル。
「S・H・H」は「少しだけだよ ホント ホント」の略。
シングルバージョンよりもイントロが長い他、コーラスの「Ring! Ring! Ring!」の声で曲が始まる。
今度は虹を見に行こう
ひさしぶりのI Miss You
映画『山田ババアに花束を』では挿入歌として使われた。
MISIA+DCT名義で発売された、『I miss you ?時を越えて?』の歌詞はこの曲をベースにしている。
笑顔の行方(ORIGINAL VERSION)
5thシングル。シングルバージョンよりもイントロが長い。
かくされた狂気
7thシングル「さよならを待ってる」のカップリング、音源はシングル盤と同じ。