WAになっておどろう
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「WAになっておどろう ?イレ アイエ?」
AGHARTA楽曲
リリース1997年4月
規格テレビ放送
ジャンルJ-POP
作詞者長万部太郎
作曲者長万部太郎
カバー
V6
TOKIO
dream

「WAになっておどろう」(わになっておどろう)は、1997年4月5月NHKテレビ番組みんなのうた』で放送された楽曲

同年5月21日、オリジナル演奏のAGHARTAシングルCDを発売した後、7月9日V6が7枚目のシングルとして発売。その他にも多くのアーティストによってカバーされた。発売翌年1998年に行われた長野オリンピックの公式キャラクターである、スノーレッツのテーマソングになっている。
『みんなのうた』での放送

みんなのうた
WAになっておどろう ?イレ アイエ?
歌手AGHARTA
作詞者長万部太郎
作曲者長万部太郎
編曲者AGHARTA
映像実写
初放送月1997年4月 - 5月
再放送月別項
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放送スケジュール

1997年4月・5月の新曲として放送。番組での曲名は「WAになっておどろう ?イレ アイエ?」。『みんなのうた』初の5分間の放送枠を1曲で歌い切る「ロングバージョン」作品。内幸町時代で1972年6月・7月に放送した『空に小鳥がいなくなった日』以来、25年ぶりである。

放送直後から、NHKには膨大な量のリクエストや問合が殺到。これに対応して番組では1997年8月・9月に再放送を実施。『みんなのうた』で初回放送後2回目のタイミングで再放送を行うのは、リクエストが殺到した時に限られており、極めて稀有。この再放送においては、TVでの再放送枠をこの曲が独占する破格の扱いとなった(TVでの再放送がある月としては、この作品が1980年以降唯一)。

再放送は続く10月・11月にも行われ、長野オリンピックのマスコットキャラクター・スノーレッツのテーマソングに採用されたことを受け、オリンピック開催期間中の1998年2月・3月、12月も行われた。この時は再びTV再放送枠をこの曲が独占する扱いとなった。閉会式ではAGHARTAが長大なセッションを披露した。

1997年12月時点で、この曲に関し子供や母親から500通もの葉書や手紙がNHKに届いた[1]
再放送

▲マークはラジオのみでの再放送

1997年8月 - 9月

1997年10月 - 11月

1998年2月 - 3月

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}1998年8月 - 9月[要検証 – ノート]

1998年12月 - 1999年1月[要検証 – ノート]

1999年2月 - 3月▲

2000年8月 - 9月▲

2004年8月 - 9月※この放送より、映像の一部に修正がかけられた。

2010年8月 - 9月

2018年12月7日2019年1月4日リクエスト

2021年2月5日12日

音源・映像

演奏はオリジナルのアーティストであるAGHARTAが担当、映像はNHK番組スタッフが製作(放送映像に製作者クレジットは非表示)、スタジオでの子供たちの踊りに世界各国の民族舞踊などを織り込んだものを使用。独特のキャラクターが曲に合わせ踊る3DCGを全面的に採用した点も映像の特徴。

2004年8月 - 9月の再放送において、映像の演出で光の点滅が含まれている部分にスロー修正が施され、以降の再放送等でも映像の一部分が低速したものを放送している。これは1997年に発生したポケモンショックと同様の出来事を防止するための修正と思われる。
楽曲

「みんなのうた」1997年8月・9月の番組テキストには、作詞・作曲を担当した「長万部太郎」こと角松敏生のインタビューが、顔写真付で掲載(当時の番組テキストとして極めて異例の対応)。このテキストには、作品の公式振付も掲載されたが、番組テキストで映像の振付が紹介されたのも本作が初。

それによると、この楽曲ではリズムを重要視して作られたことがうかがえる。「みんなのうた」という番組の特質にあわせ、子供からお年寄りまで幅広い世代の人々に親しんでもらえるよう、「どんなテンポでも踊れるようにした(テキストから引用)」。ゆったりしたテンポの16ビートをリズムの基礎に据えることで、速い踊り・遅い踊り、どちらでも曲にあわせられるような工夫がなされている。

視聴者から質問の多かったサブタイトルの「イレ アイエ」は、アフリカヨルバ語で「魂の家」という意味であることを明かしている。「それは無理に分からせるものではなく、ふと疑問に思った人が『イレ アイエって何ですか』と聞いてくれるだけで意味がある」と語っている。

歌詞の冒頭にある「うじゃけた」とは、態度や身なりがだらしなく崩れている様を指す言葉だが、一部の国語辞典しか載っていない。『精選版日本国語大辞典』では「うじゃじゃける」として載っており、江戸時代から用例のある古い語であることが判る[2]
AGHARTA版

「ILE AIYE ?WAになっておどろう?」
AGHARTAシングル
初出アルバム『REVENGE OF AGHARTA』
A面WAになっておどろう?イレ アイエ?(NHK みんなのうたヴァージョン)
B面ILE AIYE ?WAになっておどろう?
リリース1997年5月21日
規格8cmCD
ジャンルJ-POP
レーベルavex ideak
作詞・作曲長万部太郎
プロデュースAGHARTA
チャート最高順位


週間46位(オリコン

AGHARTA シングル 年表

-ILE AIYE ?WAになっておどろう?
1997年)Yemaya?何かを見つけよう?
1999年


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1997年5月21日に発売されたAGHARTAのシングルCD(発売元:avex ideak、CTDR-29000)では、タイトルが「ILE AIYE?WAになっておどろう?」となっている。

1曲目に「WAになっておどろう?イレ アイエ?」(NHK みんなのうた VERSION)、2曲目に「ILE AIYE?WAになっておどろう」が収録、アレンジが異なる。1曲目はテレビ放映用編集テイク、2曲目が通常シングル曲。長野オリンピック閉会式における同大会公式テーマソングとしてステージでAGHARTAとして演奏したテイクは、2曲目。
WAになっておどろう?イレ アイエ? (NHK みんなのうたヴァージョン)

作詞・作曲:長万部太郎 編曲:AGHARTA


ILE AIYE?WAになっておどろう

作詞・作曲:長万部太郎 編曲:AGHARTA


INSTRUMENTAL ※ CD-EXTRA仕様

1999年8月21日発売アルバム「REVENGE OF AGHARTA」(発売元:IDEAK)にはライブ・バージョンさながらパーカッショニストを増員、イントロもライブに準じたバージョンが収録されているが歌い出し以降の展開はテレビ版とほぼ同じ。ライブ版に準じたフルサイズバージョンのスタジオ音源は未発表。
V6版

「WAになっておどろう」
V6シングル
初出アルバム『NATURE RHYTHM
B面WHAT'S COOL? / Coming Century
リリース1997年7月9日
規格8cmCD
ジャンルJ-POP
レーベルavex trax
作詞・作曲長万部太郎
ゴールドディスク


ダブル・プラチナ(日本レコード協会

チャート最高順位

週間2位(オリコン

1997年7月度月間8位(オリコン)

1997年8月度月間19位(オリコン)

1997年度年間61位(オリコン)

V6 シングル 年表

本気がいっぱい
1997年)WAになっておどろう
1997年GENERATION GAP


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