W62PT
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簡単ケータイ W62PT(ダブリュ ろくにーピーティー)は、韓国パンテック(輸入発売元・パンテックワイヤレスジャパン)が、日本のauブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話CDMA 1X WIN(後のau 3G)向けに開発した携帯電話端末であり、同キャリアの『簡単ケータイ』シリーズのバリエーションのひとつでもある。

au W62PT(簡単ケータイ)キャリアau
製造パンテック
発売日2008年8月30日
概要
OSREX OS + KCP
CPUQualcomm MSM6550
225MHz
音声通信方式CDMA 1X WIN
(CDMA2000 1xMC)
800MHz[1]/新800MHz/2GHz帯を使用)
データ通信方式Packet WIN
(CDMA2000 1xEV-DO Rel.0)
形状折りたたみ
サイズ約100 × 約50 × 約16.9 mm
質量約124 g
連続通話時間約260分
連続待受時間約360時間
(移動と静止の組合せ)
充電時間約150分
(共通ACアダプタ使用時)
外部メモリmicroSD
日本語入力ATOK for au + APOT
FeliCa非対応
赤外線通信機能あり
Bluetoothなし
放送受信機能なし
備考1.フレンドリーデザインを採用
2.LISMO Musicには非対応
3.ケータイアップデートに対応
4. SAR値:0.381W/Kg
5. 製造国: 韓国
メインディスプレイ
方式TFT液晶
解像度QVGA240×320ドット
サイズ2.6インチ
表示色数26万色
サブディスプレイ
方式TFT液晶
解像度128×128
サイズ1.2インチ
表示色数1色
メインカメラ
画素数・方式131万画素CMOS
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
シルバー
ゴールド
ピンク
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

特徴

W61PT1X WIN対応の『簡単ケータイ』シリーズとしては京セラ製の「W32K」以来の採用となる端末で同シリーズとしては初めてau ICカードや外部メディア(microSDカード)に対応する。 ただし、EZ「着うたフル」や「LISMOビデオクリップ」等の「LISMO Music」サービスに非対応であるほか、じぶん銀行専用の管理用アプリである「じぶん通帳」にも対応していなかった。

機能としては簡単ケータイのターゲット層であるシニア向けを意識している[2]。キーが光ることにより操作を促す「光で操作ナビ」に加え、英数キーに視認性の良いFrutigerフォントを採用した「でかキー」、最大 40ドットの文字表示可能な「でか文字」、「でかピクト」、「でか時計」、「でかランプ」「でか受話音」「でか着信音」、さらには、ストラップの付け替えがしやすい「でかストラップホール」と、八つの「でか機能」を備えている。通話時には相手の音声が聞き取りやすい「はっきり音声」が機能するほか、メール文面やメニューの音声読み上げにも対応する[3][4]

外観では、背面部の黒い正方形のサブディスプレイが特徴的。この中の中央右寄りに、デジタル時計(上下二段)等の各種情報が表示される[4]
沿革

2008年平成20年)6月3日 KDDIおよびパンテックワイヤレスジャパンから公式発表[5][6]

2008年8月30日 全国にて一斉発売[3][7]

2009年(平成21年)4月9日 ケータイアップデートによる不具合の修正開始[8][9]

2010年(平成22年)1月1日 W63Kに代わるCDMAぷりペイド用端末として提供開始。

2010年3月31日 ポストペイド用としての販売を終了。

2010年9月30日 沖縄地区を除き、ぷりペイド用としての販売を終了。

2018年(平成30年)3月31日 EZweb、およびEZアプリ(B)、一部のサービス終了[10]

2022年 (令和4年) 3月31日 CDMA 1X WIN(au 3G)サービスの完全終了・停波により、本端末は利用不可となる。

対応サービス

au Smart Sports

標準でプリセット


EZナビウォーク(声de入力・3D対応)

EZアプリ(BREW)オープンアプリプレイヤー非対応)

お試し版として、バンダイナムコゲームスの「おためしばん ことばのパズル もじぴったん」などがプリセットされている。


EZ助手席ナビ

安心ナビ

災害時ナビ

EZ「着うた」(ハイクオリティステレオ(HE-AAC)対応)

緊急通報位置通知

デコレーションメール

ラッピングメール

などに対応している[11]
関連項目

携帯電話

au(携帯電話)

パンテック

CDMA 1X WIN(後のau 3G)

脚注^ 2012年(平成24年)7月23日より利用不可
^ “「W62PT」開発者インタビュー「簡単」にこだわったパンテック2機種目のWIN端末”. ケータイwatch (2008年9月8日). 2017年3月2日閲覧。
^ a b 『 ⇒au携帯電話の新ラインナップ簡単ケータイ「W62PT」の販売開始について』(プレスリリース)KDDI、2008年8月29日。 ⇒http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0829/。2017年3月2日閲覧。 
^ a b “写真で見る「簡単ケータイ W62PT」”. ITmedia Mobile (2008年6月30日). 2017年3月2日閲覧。
^ 『 ⇒au携帯電話の新ラインナップ12機種の発売について』(プレスリリース)KDDI、2008年6月3日。 ⇒http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0603/。2017年3月2日閲覧。 
^ 『 ⇒au携帯電話の新ラインナップ12機種の発売について〈別紙〉』(プレスリリース)KDDI、2008年6月3日。 ⇒http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0603/besshi.html。2017年3月2日閲覧。 
^ “KDDIなど、光で操作を教えてくれる簡単ケータイ「W62PT」を発売”. 日経速報ニュースアーカイブ. (2008年8月29日) 
^ “ケータイアップデートのお知らせ”. au by KDDI (2009年4月9日). 2013年2月5日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2017年3月2日閲覧。
^ “auのW61PT/W62PTに不具合、ソフトウェア更新開始”. ケータイwatch (2009年4月9日). 2017年3月2日閲覧。
^ “ ⇒3G ケータイ向けアプリサービス「EZアプリ」の配信、および一部サービスの終了について”. KDDI (2016年4月28日). 2017年3月2日閲覧。
^ “au by KDDI auの製品「簡単ケータイ W62PT」をご紹介します。”. au by KDDI. 2010年9月26日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2017年3月2日閲覧。

外部リンク

au製品「簡単ケータイ W62PT」紹介 (au by KDDI)
ウェイバックマシン、2010年9月26日) - ⇒http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/cdma1x_win/w62pt/index.html [リンク切れ] 、2017年3月2日閲覧。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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