W.A.S.P.
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W.A.S.P.
ワスプ
ドイツ・バレンシュテット公演 (2015年)

バンド ロゴ
基本情報
出身地 アメリカ合衆国
カリフォルニア州 ロサンゼルス
ジャンルヘヴィメタル
グラムメタル
LAメタル
ハードロック
活動期間1982年 - 現在
レーベルキャピトル・レコード
Castle Records
CMC International
Metal-Is
ノイズ/サンクチュアリ・レコード
Demolition Records
ナパーム・レコード
公式サイト ⇒waspnation.com

メンバーブラッキー・ローレス (Vo/G)
ダグ・ブレアー (G)
マイク・デューダ (B)

旧メンバークリス・ホルムズ (G)
フランキー・バネリ (Ds)
ほか別記参照

W.A.S.P.(ワスプ)は、アメリカ合衆国出身のヘヴィメタルバンド

LAメタル」を代表するバンドの一つ。強烈なキャラクター ブラッキー・ローレスを擁し、キャッチーな音楽性と過激なパフォーマンスで人気を博した。後年はブラッキーのソロ・プロジェクト的側面が濃くなり、正統派のHR/HMスタイルに変化していった。
来歴創設者ブラッキー・ローレス (2009年)

1982年ブラッキー・ローレスを中心にロサンゼルスで結成。

1984年4月、シングル「Animal(Fuck Like A Beast)」でデビュー。タイトルと歌詞が過激なため、所属レコード会社のキャピトル・レコードから発売が許可されず、インディーズのミュージック・フォー・ネイションズから発表され[1]、同年6月には全英シングルチャートで83位に達した[2]

同年8月、キャピトル・レコードからデビュー・アルバム『W.A.S.P.』発表。問題の「Animal」収録は見送られた(後にリマスター盤CDに収録される)。が、9月には早くもドラムのトニー・リチャーズが脱退。後任にスティーヴン・ライリーが加入。

1985年11月、2ndアルバム『The Last Command』発表。

1986年7月、ランディ・パイパーが脱退したため、後任にジョニー・ロッド(b.、元キング・コブラ)を迎え、11月リリースの3rdアルバム『Inside The Electric Circus』以降、ブラッキーがベースからリズム・ギターにパート・チェンジ。

1987年8月、「モンスターズ・オブ・ロック」に出演。

1989年2月に4thアルバム『The Headless Children』をリリースするも、9月にオリジナル・メンバーだったクリス・ホルムスが脱退。デビュー当時からのメンバーがブラッキーだけとなり、バンドはほぼ解散状態となる。

1992年6月、ブラッキーがソロ・アルバムとして製作した『The Crimson Idol』を、レコード会社のアドバイスによりW.A.S.P.名義の5thアルバムとして発表。今作品はザ・フーの『トミー』に影響を受けたコンセプト・アルバムである。ツアーにはダグ・ブレアー(g)が参加している。8月に「モンスターズ・オブ・ロック」に再び出演。

1995年の6thアルバム『Still Not Black Enough』もブラッキーのソロ・プロジェクトの意味合いの強い作品となった。

1997年の7thアルバム『KILL FUCK DIE』で、クリス・ホルムズ復帰。

『K.F.D.』時のメンバーにより、『Helldorado』(1999年)『Unholy Terror』(2001年)の2作が発表される。

2001年、クリスが再び脱退。『Unholy Terror』のツアーにはダグ・ブレアー(g)が参加している。

2002年、ダレル・ロバーツ(g)を加え『Dying For The World』を発表。湾岸戦争に参加した兵士からもらったファンレターにブラッキーは激しく感動し「彼らに新しいものを提供せねばならない」と述べていた[3]。ファンレターの内容は、兵士が戦車で突撃する際に、「Animal」や「Wild Child」を大音響で戦車のスピーカーから流したというものだった[3]

2004年、コンセプトアルバム『The Neon God: Part 1 - The Rise』、『The Neon God, Part 2 - The Demise』を発表。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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