Vivaldi
macOS上で動作するVivaldi 3.0
開発元Vivaldi Technologies
初版2016年4月6日 (8年前) (2016-04-06)
最新版
Linux, macOS, Windows
6.7 (3329.31)[1]
Linux, macOS, Windows
6.8 (3356.3)[4] / 2024年5月15日 (14時間前)
Android
6.8 (3348.4)[5] / 2024年5月8日 (7日前)
iOS, iPadOS
6.7 (3335.4)[6] / 2024年4月23日 (22日前)
リポジトリ
vivaldi.com/source
プログラミング
言語C++, HTML, CSS, JavaScript, Node.js, React, Java[7][8]
使用エンジンBlink, V8, WebKit (iOS/iPadOS版のみ)
対応OS
Android 7.0 以降[9]
iOS 15 以降[10]
iPadOS 15 以降[10]
Linux[11]
macOS 10.15 以降[11]
Windows 10 以降[11]
プラットフォームx86, x64, ARM
対応言語80 言語[12]
サポート状況開発中
種別ウェブブラウザ
公式サイトvivaldi.com
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Vivaldi(ヴィヴァルディ)は、Vivaldi Technologies社によって開発されているプロプライエタリのウェブブラウザである。2016年に安定版が初公開された。Google Chromeの拡張機能や、旧Operaのようなマウスジェスチャーに対応するなど両者の特徴を併せ持ち、軽量設計となっている。 Vivaldi Technologiesは、オペラ・ソフトウェアの創設者の1人でありCEOであったヨン・スティーブンソン・フォン・テッツナーによって設立された[13][14][15][16]。A new browser for our friends(私たちの友人のための新しいブラウザ)[17]をスローガンとしており、技術者、インターネットのヘビーユーザ、OperaのレンダリングエンジンがPrestoからBlinkへと変更されたことに伴い多くの機能が削除されてしまったことに不満を抱く、かつてのOperaユーザを主な対象としている[13]。創業者の1人にCOOの冨田龍起がいる[18]。開発は主にノルウェー・オスロ、アイスランド・レイキャビーク、アメリカ・グロスターにて行われる[19]。 レンダリングエンジンは現行のOperaと同じくBlinkを使用している。当初はオペラ・ソフトウェアにPrestoの使用を交渉したが許可を得られなかったとのことで、開発側はVivaldiが軌道に乗れば、自社で改めてレンダリングエンジンを開発する可能性も視野に入れたいとしている[20]。 植林検索エンジンEcosiaの他、ユーザーのプライバシーを重視し、同様の路線を歩む検索エンジンDuckDuckGo、Startpage.comなどがデフォルト検索エンジンに入っている[21]。 2019年9月、Android版のベータバージョンがリリースされ[22]、2020年4月に正式公開された[23]。また、Android Automotive OS 名称は、同名の近世ヨーロッパの作曲家・アントニオ・ヴィヴァルディに由来する。「覚えやすくて、世界中で知られていて、革新的な名前」だったからと、「ヴィヴァルディの音楽が当時とても革新的だとされていた」からと、「革新的なブラウザを作っていきたいという思いを込めて」という理由が挙げられている[25]。 2021年9月、Linuxディストリビューションの一つであるManjaroのCinnamonエディションにおけるデフォルトブラウザとして採用された[26]。 同年12月、Android Automotive OS初のブラウザとして、ポールスターのポールスター・2で利用可能となった[24]。2022年5月、ルノーのメガーヌ E-Tech エレクトリック
概要
名称の由来
採用
2022年1月、Planet ComputersのスマートフォンであるAstro Slide 5Gに標準搭載された[28]。