Vine
作者ドム・ホフマン
ラス・ユスポフ
コリン・クロル
開発元Twitter (Vine Labs, Inc.
Vine(ヴァイン)とは、かつて運営されていたショート形式の動画共有サービスである。
ユーザーは6秒間ループ再生されるビデオクリップ (en) を共有することができる。2012年6月に設立し、サービス正式開始前の10月にアメリカ合衆国のミニブログサービスであるTwitterに買収された。ユーザーは動画をVineのソーシャルネットワークを通して投稿したり、FacebookやTwitterといった他のサービスで共有することができる。Vineのアプリケーションでも他のユーザーによる投稿、テーマごとでのグループ、トレンド、人気での動画を見ることができる。米国時間2016年10月27日に数ヶ月以内にサービスを終了することが発表され、2017年1月17日をもって、Vineのサービスが終了した。 2012年6月にドム・ホフマン、ラス・ユスポフ、コリン・クロルが設立したが、10月にTwitterに3,000万ドルで買収されたと報じられている[1][2]。 正式なサービス開始として2013年1月24日に[3][4]iOS対応無料アプリケーションが、6月2日にはAndroid対応アプリケーションが[5]、11月12日にWindows Phone対応アプリケーションがリリースされた[6]。 Vineはサービス開始から数ヶ月で競合アプリケーションが伸び悩む中で最も使用される動画共有アプリケーションになっていった[7]。2013年4月9日、iOS App Storeで最もダウンロードされた無料アプリケーションになり[8]、2014年5月1日、動画を閲覧できるウェブバージョンを立ち上げた[9]。 2014年10月14日、Xbox One版がリリースされ、Xbox Live会員もループ再生動画を閲覧できるようになった[10]。 2015年、子供向けにデザインしたアプリケーションであるVine Kidsをリリースした[11]。子供向けループ再生動画の閲覧に加え、アプリケーションにはスワイプで新しいビデオを見たり、違う音を聴くことができる。AppleのiOSでのみ配信されている。 2016年10月27日、開発元のTwitterの大規模な人員削減と、Vine利用者の減少により、Vineのサービスを数か月以内に終了すると発表[12]。そして、2017年1月17日をもって、全世界でサービスを終了し、Vineによる動画の投稿はできなくなった。しかし、Vineのサイトはサービス終了後も残っている。だが、URLを使用しなければ見ることができない。Vineのサービス終了後は、Vine Cameraで作成した6.5秒のループ動画をTwitterにて投稿できるようになる[13]。 Vineはアプリ内カメラで6秒以内のショートビデオを撮ることができる[3][4][14][15]。
歴史
Vine Kids
サービスの終了とその後
機能
Size:33 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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