V2バスターガンダム
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このフィクションに関する記事は、全体として物語世界内の観点に立って記述されています。関連するスタイルマニュアルを参考に、現実世界の観点を基準とした記事に修正してください。(2014年6月) (使い方

ヴィクトリーガンダム(VICTORY GUNDAM 通称Vガンダム)は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。架空の有人操縦式ロボット兵器「モビルスーツ」(MS)の一つ。初出は、1993年放送のテレビアニメ機動戦士Vガンダム』。

主人公側の勢力であるレジスタンス組織「リガ・ミリティア」が開発したガンダムタイプMS。従来作品では「ワンオフの試作機」としての設定が多いガンダムタイプとしては珍しく、複数の同型機が存在する「量産機」としての設定が特徴。『機動戦士ガンダム』の主役機「RX-78 ガンダム」や、『機動戦士ガンダムΖΖ』の主役機「ΖΖガンダム」に似た分離合体機構を持ち、コクピットを持つ「コア・ファイター」を中心に機体を3機のメカに分離することができる。

『Vガンダム』劇中では、主人公「ウッソ・エヴィン」をはじめとする主要人物たちが搭乗する。上述のとおり複数の同型機が登場するが、ウッソ機の頭部はガンダムらしいV字アンテナタイプ、それ以外は側頭部にアンテナを持つ「ヘキサタイプ」として一応の区別がつけられている。劇中後半でウッソが後継機の「V2ガンダム(ヴィクトリーツーガンダム、またはブイツーガンダム)に乗り換えてからは、「マーベット・フィンガーハット」搭乗のヘキサがV字アンテナに換装される。

当記事では、小説版『機動戦士Vガンダム』でのV2ガンダム的位置づけにある「セカンドV」や、その他のバリエーション機の解説も記述する。
デザイン

メカニックデザインはカトキハジメが担当した。カトキはデザインに際し、ガンダムのアビオニクスは頭部に存在する事から脱出装置に組み込むことは合理的であると考えた事と、設定上の機体スケールが従来よりも小型化していた事から新しい合体スタイルを考えたと語っている[1]。また旧来からのガンダムファンよりもSDガンダムで参入したファンを意識したデザインを行ったとも語っている[2]

TVシリーズらしく、デザインはシンプルなものとなっている[3]。変形の際に上半身パーツではなくコア・ファイターに頭部が格納されたり、コクピットが水平に格納されたりと、斬新なアイディアが盛り込まれた。コアブロックを搭載するというアイディアは久しぶりのTVシリーズだったことで携わっているスタッフのファーストガンダムへのオマージュによりVガンダム企画当初からあり、新しいセンスのコアファイターを中心とした分割方式が大前提だったといわれる[4]

Vガンダムはガンダムタイプとしては作品内の位置づけが従来の作品とは大きく異なる。主人公機ですら量産型という設定で、派生型や発展型も登場するなど、デザイン面でもバラエティ豊かだった[3]

またデザインの演出面への取り込みにも見るべき点が多く、復活したコア・ファイターや合体・変形システムの積極的な作劇への組み込み、ロールプレイングゲームの要素を取り入れた工場を巡ってパーツを取得する展開など、新たな試みがなされていた[2][3]
設定解説

諸元ヴィクトリーガンダム
Victory Gundam
型式番号LM312V04
製造リガ・ミリティア秘密工場
(アナハイム・エレクトロニクス社説も存在
[注 1]
生産形態量産機
頭頂高15.2m
本体重量7.6t
全備重量17.7t
装甲材質ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材
推進機関ミノフスキーフライト
出力4,780kW
推力7,390kg×6
4,420kg×8
(総推力)79,700kg
武装バルカン砲×2
ビーム・ライフル(ビーム・ピストル)
ビーム・サーベル×2
ビーム・シールド×2
ハードポイント用オプション×最大8
その他オプション多数
搭乗者ウッソ・エヴィン
マーベット・フィンガーハット
その他アポジモーター×34

リガ・ミリティアが、ザンスカール帝国軍の軍事的脅威に対抗すべく推進したMS開発計画「V(ヴィクトリー)プロジェクト」に基づき開発した機体[6]。「ヴィクトリー」という名称には、勝利へのシンボルとなる祈りが込められている[7]

量産小型MSとしては同年代にもジャベリンやジェムズガンが存在したものの、開発年次から見てそれらは既にロートルと化しており、ベスパが保有するMS群との性能を踏まえた場合、抵抗運動には新規の高性能MSが必要となった事から開発がスタートした[8]。元々は連邦傘下のMS開発企業がモデルチェンジの候補機として検討していた事もあり、ガンイージとともに開発は進行した[8]。とりわけヴィクトリータイプはリガ・ミリティアの反抗の象徴とする狙いもあり、「ガンダム」の伝説を復活させる機体として高性能かつ高汎用性を有するMSとして設計がなされている[8][注 2]。MS形態はベスパのMSを凌駕するほど高性能を持っている[9]

リガ・ミリティアはアナハイム・エレクトロニクスから協力を受けMS開発を行っている[10][注 1]。その組織の性質上ベスパの秘密警察の監視からカムフラージュしなければならず[11]、各地に点在する秘密工場がいつ攻撃を受けるかわからない状況下でリスク分散を図る必要があった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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