Unreal_Engine_4
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Unreal Engine
作者Epic Games
初版UE1: 1998年5月(21年前) (1998-05)
UE2: 2001年1月(18年前) (2001-01)
UE3: 2004年3月(15年前) (2004-03)
UDK: 2009年11月(9年前) (2009-11)
UE4: 2012年5月(7年前) (2012-05)
最新版Unreal Engine 4.21 / 2018年11月7日(6か月前) (2018-11-07)[1]
プログラミング言語C++, C#, UnrealScript, HLSL, GLSL, Cg
対応OSクロスプラットホーム
対応言語英語
種別ゲームエンジン
ライセンスプロプライエタリ - 原則無料で、ソースコードも公開されている。但し、商用利用の場合売上の5%をロイヤリティとして支払う必要がある他、企業用カスタムライセンスも存在する[2]
公式サイトwww.unrealengine.com
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Unreal Engine(アンリアルエンジン)は、Epic Gamesより開発されたゲームエンジンである。1998年ファーストパーソン・シューティングゲーム (FPS) である『Unreal』で初めて実装された。
目次

1 特徴

2 バージョン

2.1 Unreal Engine 1

2.2 Unreal Engine 2

2.3 Unreal Engine 3

2.3.1 略歴

2.3.2 Unreal Development Kit

2.3.3 ゲーム以外での使用例


2.4 Unreal Engine 4


3 脚注

4 関連項目

5 外部リンク

特徴

Unreal Engineはエピックゲームズが自社で開発した『Unreal』、『Unreal Tournament』シリーズ、『Gears of War』シリーズおよび『Infinity Blade』はもちろんの事、同業他社が開発した『レインボーシックス』シリーズ、『レッドスティール』、『バイオショック』および『ミラーズエッジ』など多くのゲームで採用されている。その他にも、NASA宇宙飛行士訓練やウォルト・ディズニー・カンパニーの映画製作とテーマパークに利用[3][4]されるなど様々なジャンルで使われ、「最も成功したビデオゲームエンジン」としてギネス世界記録にもなっている[5][6]

Unreal Engineのコア部分はC++で記述されている。Unreal Engineは高レベルの移植性という特徴があり、iOSAndroidNintendo SwitchPlayStation 4Xbox Oneなどをサポートしている。

多くのゲームコードはC++やプロプライエタリなスクリプト言語であるUnrealScriptで記述され、ゲームの大部分はエンジン内部を深く探求せずに改良できる。加えて、他のミドルウェアと共に使用するとき、コンテント作成においてゲームデザイナーとアーティストの両方を支援する様々なツールも提供している。
バージョン
Unreal Engine 1

1998年に誕生し、第1世代Unreal Engineはレンダリング、コリジョン探索、AI、グラフィック、ネットワーク、ファイルシステム管理を1つの完全なエンジンに統合した。統合レベルの使用に応じて、いくつかのトレードオフはその時に使用できるハードウェアで性能を維持するために必要である。例えば、Epic Gamesはプレイできるフレームレートを維持するために円柱コリジョン探索を使用することに決定した。Epic Gamesはこのエンジンを『Unreal』と『Unreal Tournament』に使用した。
Unreal Engine 2 Killing Floor - Unreal Engine 2.

第2世代Unreal Engineは『Unreal Tournament 2003』向けに開発された。このエンジンはコアコードとレンダリングエンジンがUnrealEd 3によって完全に書き換えられた。また、『Unreal Tournament 2004』の乗り物を強化したKarma physics SDKも統合した。他の多くの要素も更新、改良されPlayStation 2、ニンテンドー ゲームキューブ、およびXboxをサポートした。UE2Xと呼ばれるUE2の特別バージョン(『Unreal Championship 2』で使用)はXboxに最適化された仕様が特徴である。またこのエンジンはUnrealの後継である『Unreal II The Awaking』にも使用されている(バージョンは『UT2003』のものと同等)。
Unreal Engine 3

第3世代であり、今世代のUnreal Engine 3 (UE3) はDirectX(Windows、Xbox 360のバージョン9-11)に準拠している。同様にPlayStation 3やMac OS XLinux、そしてiOSAndroidAdobe Flash Player 11のStage 3D、PlayStation VitaWii Uなどで使われているOpenGLも使用している[7]。レンダラーはHDRRやパーピクセルライティング、ダイナミックシャドウなどの高度な技術に対応している。また、以前のバージョンで利用できたツールでもビルドでき、Stage 3DのハードウェアアクセラレートAPIを利用しAdobe Flash Player 11に対応し、移植された。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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