UQコミュニケーションズ
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その後、#サービスエリア(後項)に同社駅構内が含まれる他、ミリ波三菱電機との共同開発)やNTTドコモFOMAパケット通信を用いて更新を行っているトレインチャンネル自動販売機などのワイヤレステレメトリング、LAN配信のデジタルポスターといった通信手段を、将来的にWiMAXへ代替する計画を2008年4月発表の「2020年グループ経営ビジョン[10]」において示したため、無線通信による業務利用インフラの確保を狙ったものと推測される。

2009年11月より、首都圏のトレインチャンネル搭載車両(E233系)でUQのテレビコマーシャルが放映されている。トレインチャンネル・デジタルポスターについては2009年度中にもWiMAXへ移行することが発表されたが、未だ完全に移行されていない模様である。

また、東日本旅客鉄道の本社IT・Suica事業本部の管轄で、2010年4月1日よりUQのMVNO形態で同社が通信事業に参入した。JR東日本グループ社員や取引関係のある法人を契約対象としている。

2010年4月よりジェイアール東日本リテールネット運営の一部のキオスク駅売店に、取扱商品のテレビコマーシャル日経新聞など)や商品情報・天気予報などを小型の液晶ディスプレイで放映する「KIOSK デジタルサイネージ」の展開が開始され、この通信回線にはUQ WiMAXが使われている。また、同社が運営するコンビニエンスストアのNEWDAYSの89店舗では新型POSシステムの本部-店舗間を結ぶ回線にもWiMAXを導入、有線を利用したものに比べ約6割のコスト削減を実現、店舗のリニューアルや移設にも対応しやすい、としている[11]
車内無線LANサービス

2009年10月より運行開始したE259系電車成田エクスプレス」において、経路沿線に設置したWiMAX基地局のネットワークを活用し、車内での無線LAN(いわゆるホットスポット)サービスがJR東日本によって開始されている。これは当該車両の客室に無線LANのアクセスポイントが設置され、車両屋根上のアンテナがUQ WiMAX基地局と送受信を行うことで、ユーザーは無線LANによるインターネット接続が利用できるものである。

UQ WiMAX契約ユーザーは無料サービスの「UQ Wi-Fi」を利用する。また、JRのサービスであるため、独自のローミングにより、ソフトバンクテレコムが提供するBBモバイルポイントの対象ユーザー(ODNYahoo! JAPAN無線LANサービス等)も利用出来る。2010年2月25日より、車内無線LANを使い、UQのオンラインサインアップを行うことも可能である[12]

この車両は他路線のトレインチャンネルに該当する「液晶案内サービス」のデータ送受信にWiMAXが供用された最初の事例である[13]

さらに2012年に運転を開始した常磐線特急用のE657系電車では上記Wi-Fiプロバイダに加えて、WIMAXレピータを車両内に搭載することによりUQ WiMAXサービスを安定して使用することができる[14]

先行して同様の車内インターネットサービスが東海道新幹線N700系において提供され、UQ Wi-Fiユーザも利用可能であるが、これは三菱電機が開発した、400MHz帯周波数を利用した列車無線による通信システムであり、モバイルWiMAXを利用したものではない。
テレビCM
UQ WiMAX

テレビCMは、2009年6月15日に開始する。2010年1月現在、合計7本のテレビCMが放映されている。放送されたテレビCMは、UQコミュニケーションズのウェブサイト「 ⇒GET GALLERY」で見ることができる。CMは、広告代理店のプロデュースで芸能人が出てくる華やかなテレビCMとは異なり、ユニークさとインパクトの強さを残す内容となっている[15]。2009年10月から放映されているCMには、「未来を買おう」というキャッチフレーズが使用されている。このキャッチフレーズは、コーポレートアイデンティティ「GET WiMAX GET FUTURE」の「GET FUTURE」から引用されている。

2011年からは、青一色になったガチャピンムック(ブルーガチャムク)を起用[16]

UQ WiMAXのテレビCM放映期間バージョン内容
2009年6月15日 - 10月ボール編NBAやナイキなどのイベントで活躍するボールを自由に操るアメリカ人フリースタイラーを起用し、ロンドンで撮影されたCM。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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