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株式会社UPL(ユーピーエル、UPL Co., Ltd)はかつて栃木県小山市に所在していた、ビデオゲームの開発、およびエレメカの製造販売を行っていた企業である[1]。
元々はユニバーサル(後のユニバーサルエンターテインメント)の販売子会社[2]兼エレメカ開発部門として、1972年にユニバーサルプレイランドとして創業し[1]、1983年11月に社名を「ユーピーエル」に変更した[1][3]。1992年3月に倒産[1][4]。
2016年5月20日に、ハムスターがUPLのゲーム等に関する権利を取得したことを発表した[5][6]。 発表/発売時期タイトル名ジャンル機種備考
ビデオゲーム
凡例
『ゲーム批評』1999年5月号に掲載された連載「失われた伝説を求めて」に掲載された作品リストをベースとして表を構成している[2] 。
発表/発売時期および機種に関しては、原則としてUPLが販売および開発に関与したもののみを記載している。
発表/発売時期は特記のない限り、日本国内における発表および発売時期を記載している。
タイトルリスト
1982-00 1982年すねスネーQアクションアーケード
旧社名「ユニバーサルプレイランド」時代の作品[2]。
1982年9月末に開催された「第20回AMショー」で展示された[7][8]。
ヘビを操作して果物などを食べるゲーム内容[8]。
1982-00 1982年ですデストロイヤーシューティングアーケード
旧社名「ユニバーサルプレイランド」時代の作品[2]。
1982年9月末に開催された「第20回AMショー」で展示された[7][8]。
海戦を題材にしたゲーム内容[8]。
1982-00 1982年頃[7]はうバウンドボーイ不明アーケード
旧社名「ユニバーサルプレイランド」時代の作品[7]。
1982年9月末に開催された「第20回AMショー」に展示される予定だった[7][8]。
1983-00 1983年ふらフライデーアクションアーケード
旧社名「ユニバーサルプレイランド」時代の作品[2]。
1982年9月末に開催された「第20回AMショー」で展示された[7][8]。
海中に沈んだ沈没船から、宝物を探して鳥に渡すゲーム内容[8][9]。
1983-02
1983年2月[AC][10]
1984年1月[MSX][11]
まうマウサーアクション
アーケード
MSX[注 1]
旧社名「ユニバーサルプレイランド」時代の作品[10]。
1982年9月末に開催された「第20回AMショー」に展示される予定だった[7][8]。
MSX版の販売はソニー[11]、開発はUPLによるもので、ソニーと業務提携の上でMSX版が供給された[12][注 2]。
1983-12 1983年12月[13]のはNOVA2001シューティングアーケード
1984-00 1984年頃[14]とろドロドンアクションMSX
販売はソニーだが、タイトル画面の権利表示には「1984 UPL」の文字が存在する[14]。
原作は1983年のファルコンの業務用ゲーム[15][16]。
1984-10 1984年10月[17]にんしゃくん ま忍者くん 魔城の冒険アクションアーケード
AC版はタイトーが販売[17]。
1985-00 1985年頃[18]すうスーパーウイングピンボール[18]アーケード
1985年2月に開催された「NAOアミューズメントエクスポ85」で展示された[18]。
1985-04 1985年4月[19]れいレイダース5シューティングアーケード
AC版はタイトーが販売[19]。
1985年2月に開催された「NAOアミューズメントエクスポ85」で展示された[18]。
1985-06 1985年6月[20]へんぺんぎんくんWARSアクションアーケード
1986-00 1986年頃[21]ひひPIPI: オウムのピピの大冒険アクションMSX
販売は日本デクスタだが、タイトル画面には「UPL soft Co., Ltd 1984」の権利表示が存在する[21]。
1984年7月にはUPLが本作を発売することが報じられており、自社ブランドあるいは大手家電メーカーからの販売が検討されていた[22][注 3]。