ULTRAMAN_(漫画)
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ULTRAMAN
ジャンル
ウルトラシリーズ
漫画
原作・原案など清水栄一
作画下口智裕
出版社ヒーローズ
掲載誌(1)月刊ヒーローズ
(2)コミプレ
レーベルヒーローズコミックス
発表号(1)2011年12月号 - 2020年12月号
発表期間2011年11月1日 -
巻数既刊20巻(2024年2月現在)
アニメ
原作円谷プロダクション
清水栄一
下口智裕
監督神山健治
荒牧伸志
シリーズディレクター内山寛基(第2期)
シリーズ構成下山健人(Final)
脚本檜垣亮(第1・2期)
砂山蔵澄(第1期)
土城温美(第1期)
下山健人(Final)
キャラクターデザイン山田正樹
音楽戸田信子
陣内一真
アニメーション制作Production I.G
SOLA DIGITAL ARTS
製作ULTRAMAN製作委員会
配信サイトNetflix
配信期間2019年4月1日 - 2023年5月11日
話数シーズン1:全13話
シーズン2:全6話
FINALシーズン:全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『ULTRAMAN』(ウルトラマン)は、原作:清水栄一、作画:下口智裕による日本漫画。『月刊ヒーローズ』にて2011年12月号(創刊号)から2020年12月号(休刊号)まで連載され、のちウェブコミック配信サイト『コミプレ』にて続きを配信中。単行本の総発行部数は2022年5月時点でシリーズ累計で400万部を突破している[1]。2019年にフル3DCGアニメ化され、Netflixにて配信された[2]
概要

円谷プロダクション製作の特撮テレビドラマウルトラマン』から数十年後(アニメ版では「十数年後」)を舞台とする作品で、『ウルトラセブン』以降のウルトラシリーズに繋がらなかった異なる世界でストーリーが展開される[3]

最大の特徴は、本作品に登場するウルトラマンは巨大な宇宙人ではなく強化スーツを装着した等身大の戦士という設定である[4]。また怪獣は数十年間出現しておらず、主な敵対者は宇宙人となっている。

単行本巻末のおまけページによれば、元々は初代ウルトラマンとはストーリー上のつながりのない「等身大でスーツを着て戦う」というまったく別のウルトラ作品として描かれる予定だったものが、編集部からの要望で方針転換して今の形になったという。
あらすじ

光の巨人ウルトラマンが地球を去ってから40年後の世界。かつて科学特捜隊に所属していた早田進は、一人息子の早田進次郎が生まれながらに特殊な力を秘めていることに苦悩していた。そんな折、早田は科特隊の同僚だった井手から謎の異星人の存在を知らされたことでウルトラマンと同化した過去を思い出し、自分と息子にウルトラマンの因子が受け継がれていることを知る。

それから12年後。17歳となった進次郎は、謎の敵ベムラーに突然襲われたところを早田に助けられ、父がウルトラマンだった過去を知る。老齢ゆえに追い詰められた早田の危機に際し、進次郎は井手から与えられたウルトラマンスーツをまとい、辛くもベムラーを撤退させる。

戦闘後、進次郎は地球に異星人が流れ込んできている現状を知り、早田に代わる新たなウルトラマンになることを要請される。かくして進次郎は、高校生として生活する裏で、地球側の抑止力としての活動を始める。
登場人物

担当声優は、モーションコミック版[5] / Webアニメ版の順に表記。一人しか記載がない場合は、特筆ないかぎりはWebアニメ版でのキャスト。演の項はWebアニメ版におけるモーションアクター

身長・体重・年齢はマンガ公式サイトより[6]
科学特捜隊

諸元早田進次郎
身長176 cm
[7]
体重63 kg[7]

早田 進次郎(ハヤタ シンジロウ)
声 - 木村良平潘めぐみ(幼少期) / 木村良平[8][9][4]吉岡茉祐(幼少期)演 - 山ア勝之(シーズン1)[10][4]、岡田地平(シーズン2)[3]本作品の主人公。17歳の高校2年生[9][11]。後に18歳になる[7]。生まれながらにしてウルトラマン因子を受け継ぐ存在[12][9][4]。常人とはかけ離れた身体能力を有する点を除けばごく一般的な高校生だが、強すぎる力の制御に苦心し、加減を考えながら生きようと努力していた。ウルトラマンとして活動を始めた当初は自分の力を人のために役立てられることに浮かれていたが、エイダシク星人の事件では激昂のあまり街に被害を出したことから、自分の力が容易に他者を傷つける物だと再認識して葛藤する。しかしいくつかの事件を経るうちにウルトラマンとして戦う決意を固め、浮遊能力など早田たちの想定を超えた力を開花させていく。

諸元早田進
身長175 cm[7]
体重70 kg[7]

早田 進(ハヤタ・シン)
声 - 菅生隆之 / 田中秀幸[8][4]演 - 小川輝晃[10][4][13]68歳(アニメ版では56歳[14]→57歳[7])。進次郎の父。第1話の時点では防衛大臣だったが[9]、後に退職している。科学特捜隊の一員だったころ、ウルトラマンと同化して地球を守り続けていたが、ウルトラマンが地球を去る際に記憶を操作されて同化中の記憶を失っていた。ただし、ウルトラマンと同化中の名残として超人的な身体能力を持つ。進次郎を守るためにプロトスーツを着て戦っていたが、ベムラーとの戦いで重傷を負い戦線を離脱。回復後は井出たちと進次郎をバックアップしていたが、エースキラー戦では改良されたプロトタイプスーツ、暗黒の星戦以降はゾフィースーツを装着して再び前線に立つ。

諸元井手光弘
身長178 cm
体重96 kg

井手 光弘(イデ・ミツヒロ)
声 - 江原正士 / 魚建[10][4]演 - 曽世海司[10][4]68歳。科学技術研究所の所長で、表面上は「光の巨人記念館」の館長となっている[9]。かつて進と共に科学特捜隊日本支部に所属していた。進次郎が謎の敵に襲われていたところを進と共に救出し、進次郎の身体に隠された過去と秘密を明かして自身が開発したウルトラマンスーツを託す。天才的な技術力は健在で、今でもスーツの改良や翻訳装置の開発を手がけている[12]

諸元エド
身長210 cm
体重63 kg

ゼットン星人・エド
声 - 牛山茂 / 牛山茂[10][15]演 - 小川輝晃[10]年齢不明。ウルトラマンを殺した種族の末裔[12][9]。地球側の異星人の実質的なトップであり、技術者および指揮官・星団評議会との橋渡し役として井手と協力して地球に再び迫る危機と対峙している[4]。スーツを着用しており、人間に擬態する際は壮年の男性の姿を取る。第6巻収録の番外編によれば平時は「光の巨人記念館」に常駐しており、寝泊りや食事なども本部内の私室で済ませている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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