UHFテレビ放送
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UHFテレビ受信用の八木・宇田アンテナ

UHFテレビ放送とは、極超短波(ultra high frequency、UHF)を利用し、電波を送信する地上波テレビジョン放送である。通例ではチャンネル番号が超短波(very high frequency、VHF)より高く、例えばアメリカの場合、VHFテレビは1-13チャンネルに対し、UHFテレビは14-83チャンネル。

先発のVHFテレビと比べ、UHFテレビの電波はノイズが少なく、画質が鮮明のメリットがある一方、障害物に弱いデメリットもある[1]。また、UHFテレビの初期では既存のテレビ受像機がUHF電波を受信できず、UHFコンバータをつけるか、受像機を買い換える必要があった。

日本ではVHF帯のチャンネル逼迫により、NHKが1960年代からUHFテレビの実験放送を開始した。1968年に開局した岐阜放送は民放UHFテレビ第一局だった。2011年7月24日のアナログ停波により、日本でのVHFテレビ放送が停止され、地上波デジタルテレビが利用する周波数帯がUHFに集約された。
出典^ “ ⇒A Guide to UHF Television Reception”. University of Indiana. 2023年9月3日閲覧。


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