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出典検索?: "UFO仮面ヤキソバン" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2016年4月)
U.F.O.仮面ヤキソバン(ユーホーかめんヤキソバン)は、1993年から1995年にかけて放映された、日清食品の「日清焼そばU.F.O.」のテレビコマーシャル・シリーズ、およびそれに登場する架空のキャラクター。
キャラクターデザインはアニメーターのさとうけいいちが担当した[1]。 1995年では契約期限切れの為、いとこのヤキソバニーに地球の食生活の守りを託してヤキソバーンに帰った。 2016年にCM「日清焼そばU.F.O. エクストリーーーム!編」で、下記のような経緯で復活を果たす[2]。
ヤキソバン
演:マイケル富岡
地球から100億km離れた「麺惑星ヤキソバーン」の王子で、頭上にU.F.O.の容器を載せ、腹部のバックルもU.F.O.の容器の形で、スーツの胸には「U.F.O.」のロゴが書かれている。普段は京東スポーツ新聞社の社員食堂の調理助手・日川清太郎(ひかわしんたろう)として活動している。帰宅後は「ヤキソバン一輪車」に乗って遊ぶのが趣味で、就寝時はパジャマの代わりに「ヤキソバン変身寝袋」(いずれも後述の懸賞用グッズ第1弾)を着る。敵に対して以外は礼儀正しい言葉遣いを使い、自らを「日本の食生活を守る正しい焼きそばの化身」と名乗る。
能力頭上にある巨大なU.F.O.の容器には、かやく入りの乾燥状態の麺が大量に入っており、お湯を吸収することで出来上がりの状態(ソースがかかっている)となり、一時的にパワーアップする。腹部のバックルであるもU.F.O.の容器も同様に乾燥麺とかやくが入っており、そこからあらゆる技を繰り出す。専用の乗り物は、透視と会話の能力を持つ「マッハUFO」(ちなみにビデオ映画では言語が付いている)。弱点は水で、かけられると麺がふやけるばかりか、武器も湿気を帯び威力を失う。しかし、熱湯風呂に浸かると復活する。ビデオ映画版では、湯切りをしたバックルのU.F.O.に、ヤキソバーン大王が執事に託した賞味期限なしのパワーアップソースをかけることでパワーアップした。ゲーム版では湯をかけると麺がしっかりするためパワーアップして「大盛り仮面ヤキソバングレート」になり、頭上とバックルのU.F.O.も四角い大盛りの形になる。
武器・技
ソースビーム
ヤキソバンの両腰から取り出して使うソース瓶とクリップが一つになった二丁銃。ソースを水鉄砲のごとく勢いよく発射する。ソース瓶はクリップから取り外しが可能であり、主にソースの補充に用いる。ヤキソバンが水をかけられるとソースが薄まり威力も弱まってしまう。
あげ玉ボンバー
バックルから巨大化した無数のあげ玉を一度に打ち出す。威力調整もできるが、こちらもヤキソバンが水をかけられると弱まってしまう。
大量あげ玉ボンバー
あげ玉ボンバーの強化版。文字通りあげ玉が爆発する。
青のりフラッシュ
バックルから青のりを渦状に飛ばす。こちらもヤキソバンが水をかけられると威力が弱まってしまう。
青のりタイフーン
青のりフラッシュの強化版。風を巻き起こす。
メンアタック
バックルから伸ばした麺で相手を絡め取る。
ソースバズーカ
ビデオ映画版で執事から渡された武器。ソースを特大の濡れ状にして射ち出す。
その後
全盛期から数十年が経過し、すっかり世間から忘れられ、人々からはことごとく笑い者や不審者扱い[3]を受けたヤキソバン(54歳[4]・無職)は酒に溺れるホームレス生活を送っていたが、居合わせた居酒屋の客達からも「ヤキソバマン」と名前を間違われ、逆上してトレードマークでもある頭上のU.F.O.を「焼そばなんてこりごりなんだよ!!」と地面に投げつけて割ってしまう[5]。そしてついに焼そばへの憎しみに駆られ、ヒーローであることをやめて失踪。それから数十年後、レイジアウト帝国の皇帝バッド・ゲドウへとその身を暗く染めた。この時点でヤキソバンの衣装は完全に脱ぎ捨て、黒いマントを着た服装になり、叩き割ったU.F.O.を目からのビーム(このビームには「エクストリーーーム」の文字が入っている)で完全に破壊したのち、謎の男(演:Mr.マリック)から渡された[6]水牛のような大きな角と悪魔的な顔をした仮面をかぶる。
CM第1弾「エクストリーム! 篇」では多数の腕にさまざまな武器を持った戦闘形態となり、彼と対峙したさすらいの賞金稼ぎのヒーロー・ソース(演:吉川晃司)との激闘の末に仮面が割れ、その下の素顔を見たソースは「ファーザー!?」とつぶやく(その理由はCM第2弾「エクストリームZERO! ?ヤキソバンの悲劇? 篇」で語られ、幼いソースにヤキソバンがソースビームを教える回想が出てくる)。このCMは映像演出やストーリーが、「スター・ウォーズ・シリーズ」を彷彿とさせるものになっている。
変わり果てたヤキソバンの姿である皇帝バッド・ゲドウはある目的(詳細不明)でヒロインのエクストリーム姫(演:水原希子)を狙っており、「スタービリヤード」「スタータコヤキ」などの残酷な方法で幾多の惑星を滅ぼしてきた。地球などの星々は「大きめのボール」としか見ていない。ペヤングソース焼きそばの容器に大きな角を生やしたようなデザインの宇宙戦艦「キラ・ゴーズノズケー」を乗艦としている。