UFJグループ
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UFJグループ(ユーエフジェイグループ)は、旧三和銀行(融資系列であるみどり会構成企業)と旧東海銀行メインバンクとした企業からなる企業グループである。但し、融資系列としての活動は活発ではなく、みずほグループ同様に金融持株会社の旧UFJホールディングスを核とする金融事業関連会社を指す場合が多かった。
目次

1 概説

2 主要グループ会社

2.1 旧東海銀行系

2.2 トヨタグループ

2.3 阪急阪神東宝グループ

2.4 旧日産コンツェルン

2.5 旧日窒コンツェルン

2.6 旧鈴木商店系


3 三水会

4 関連項目

5 脚注・出典

概説

多額の不良債権を抱えていた旧UFJホールディングスが、2005年10月1日付で旧三菱東京フィナンシャル・グループ(MTFG)へ吸収合併される形で、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が発足した。これにより、旧UFJグループに属していた企業は、事実上三菱グループに吸収されることとなった[1]
主要グループ会社

(*の付くものはかなり親密)

UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)*

UFJ信託銀行(現・三菱UFJ信託銀行)*

UFJつばさ証券(現・三菱UFJ証券ホールディングス)*

UFJニコス(現・三菱UFJニコス)*

ユーフィット(現:TIS)*

オリックス

双日

大阪瓦斯

大林組

オリンパス

東洋ゴム工業

イマジニア

宇部興産

ダイソー

トクヤマ

バンダイ

サントリー

前田道路

スズキ

桃屋

東洋建設

大和ハウス工業

岩谷産業

ダイエー

大京

名村造船所

コスモ石油

日本生命保険

日本興亜損害保険(現・損害保険ジャパン日本興亜)*

雄洋海運*

京セラ

高島屋

ぺんてる

エイベックス

錢高組

東洋建設

伊藤ハム

ユニチカ

田辺三菱製薬(旧・田辺製薬。現在は三菱色強し)

藤沢薬品工業

関西ペイント

住友大阪セメント住友グループの一員でもある)

日新製鋼

中山製鋼所

産経新聞社

関西テレビ放送

NTN

岩崎通信機

シャープ

日東電工

新明和工業

HOYA

日本通運

商船三井(前身企業の旧ナビックスラインが三和グループ)

旧東海銀行系

ユニー

長島観光開発

中部日本放送

東海テレビ放送

名古屋鉄道

中部電力

東邦ガス

ミサワホーム

中日新聞社

トヨタグループ

トヨタ自動車

豊田自動織機

さつき会(東海系)

トーメン(現:豊田通商

あいおい損害保険(現:あいおいニッセイ同和損害保険

千代田生命保険


トヨタファイナンシャルサービス

豊田通商

ダイハツ工業(三和系)*

阪急阪神東宝グループ

阪急電鉄

阪神電気鉄道

阪急百貨店(現・阪急阪神百貨店)*

東宝

日産コンツェルン

日立製作所

日立金属

日立化成

日立電線

日立造船

りんかい日産建設

日本水産

ニチレイ

NSファーファ・ジャパン

日窒コンツェルン

チッソ

積水化学工業

旭化成

信越化学工業

鈴木商店

神戸製鋼所

帝人

石川島播磨重工業(現・IHI)*

三水会

三和グループの結束を強めるための経営者(社長級)交流会が、下記22社をメンバーとして1967年2月23日に発足した。名称は毎月第三週の水曜日に会合を開くことに由来する。以降、この三水会の下部組織としてクローバー会(副社長、専務級の交流会、加盟会社数44社)、みどり会(加盟会社数147社)が発足した[2]。後にみどり会は株式会社化し現在に至る。

三和銀行(現・三菱UFJ銀行)、宇部興産帝人日立造船日本生命日立製作所東洋信託銀行(現・三菱UFJ信託銀行)、日商(現・双日)、丸善石油(現・コスモ石油)、神戸製鋼所ユニチカ徳山曹達(現・トクヤマ)、大阪セメント(現・住友大阪セメント)、大林組中山製鋼所ダイハツ工業東洋ゴム関西ペイント日本通運、京阪神急行(現・阪急電鉄)、山下新日本汽船(現・商船三井)、高島屋

関連項目

みどり会

脚注・出典

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^ UFJHDとMTFGの統合については、MTFGへの統合の申入れに伴い、UFJ信託銀行売却を白紙撤回された住友信託銀行が、MTFGとの統合中止を求める仮処分を申し立て(東京地方裁判所で認められるも東京高等裁判所で棄却)、さらに三井住友フィナンシャルグループもUFJグループ買収の意思を明らかにしており(2005年2月に断念)、トヨタグループトヨタ自動車自体は、三井グループのメンバーでもあり三菱グループとは疎遠だが、トヨタを含め、旧東海銀行をメインバンクとしたグループ企業や傘下企業が多い。なお、ダイハツ工業三和銀行をメインバンクで、三和グループ三水会みどり会)のメンバーである。)の動きも絡んで、紆余曲折があった。
^ クローバー会およびみどり会の加盟会社数は1979年3月現在、出典,植草益,『産業組織論』,筑摩書房,1982年


更新日時:2018年4月1日(日)10:50
取得日時:2019/09/15 04:13


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