アイルランド出身のロック・バンド、U2のアダム・クレイトン名義の作品を列記する。
参考:「U2の作品」「U2の他の作品」「U2のボノの作品」「U2のジ・エッジの作品」「U2のラリー・マレン・ジュニアの作品」 →「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」
ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?
スティル・ウォーター他 (Studio Version)
Jolie Louise
ダニエル・ラノワのファーストソロアルバム。アダムとラリーはこの2曲で参加。2人のパートはダブリンのSTSスタジオでポール・バレットがレコーディングした。 →「エイプリル・ザ・サード他」 シャロン・シャノン『Sharon Shannon』(1991)収録。[2] アイルランドNo.1アコーディオン&フィドル奏者のファーストアルバム。このレコーディングに入る前に彼女はThe Waterboysやクリスティ・ムーアのツアーに参加した。 アダムはこの曲でアコースティックベースを弾いている。他にドーナル・ラニー、スティーブ・ウィッカム、フィリップ・キング、リアム・オ・メンリィらがこのアルバムに参加している。 1992年1月RTEテレビのLate Late Showでアダムはシャロン・シャノン、リアム・オ・メンリィ、フィリップ・キングとこの曲を演奏した。 ナンシー・グリフィス『Flyer』(1994)収録。[3] 1978年から活動しているグラミー賞授賞歴もあるアメリカのカントリー歌手・ナンシー・グリフィスのアルバム。Zoo TVツアーが終わった後、ラリーとアダムはニューヨークに滞在していたが、その際、ナンシーのレコーディングに参加した。 ナンシーはラリーに会った時のことをこう回想している。 ショーが終わってバックステージに戻ると、ラリーがそこに座っていたんだけど、私は誰か気づかなかった。私が『ビールはいかが?』と言ったら、彼は『ああ、ありがとう』と言った。そして『僕が誰かしらないのかい?』と言って、自分はU2のラリー・ミューレン・ジュニアだと自己紹介したの。私は失神しそうになったわ。そして『他のメンバーは君のバンドと一緒にいるよ。でも僕はロードマネージャーに頼んでここに入れてもらったんだ。自己紹介したかったかね。僕は君の大ファンなんだ。僕を楽屋から追い出さないんで驚いたよ。君は思っていたとおりの人だ』と言ったの アダムとラリーは「On Grafton Street」「These Days in an Open Book」「Don't Forget About Me」の3曲に参加し、ラリーはさらに「This Heart」でもドラムを叩き、リミックスにも関わっている。またラリーのドラムテクのサム・オサリバンもリミックスにクレジットされている。 このレコーディングの間、アダムとラリーはIndigo Girls、マーク・ノップラー、The Chieftainsともセッションをしている。 このアルバムは1995年グラミー賞のBest Contemporary Folk Albumにノミネートされたが授賞は逃した。ナンシーは2021年に69歳で亡くなっている。[4] 『99X Live X Volume 2 - One Life』 (1995)収録。 アトランタ州のジョージアにある99Xというラジオ局が、1993年?2007年までリリースしていたコンピの一枚。 1993年、MTVのビル・クリントン大統領就任記念番組に出演予定だったR.E.M.は、メンバーが全員揃わなかったのでアダムとラリーに声をかけ、直近の両者のアルバムのタイトルを取ってAutomatic Babyという一夜限りのバンドを結成。同年1月20日にワシントン州で行われたMTV Rock and Roll Inaugural Ballで「One」を演奏した。 『Mission: Impossible』 (1996)収録。[5] ブライアン・デ・パルマ監督、トム・クルーズ主演の1996年のアメリカ映画『ミッション・インポッシブル』のサントラ。 サントラに収録されている2つのヴァージョンの違いについて、アダムはこう語っている。 技術的なことを言うと、オリジナルのほうはブルーズをベースにしている。60年代のバンドがやったやつだ。けれども少し違いを出すために 5/4拍子にしている。スティングが得意とする分野だね。ビートの強調するところを変えているから、曲に合わせてダンスするのは難しくなっている。南米のリズムを使って作ったんだ。とても上手く行ったけど、クラブには相応しくないね。だから4/4拍子の別のバージョンを作った。みんな違いがわからないと思うけど、1つはダンスができるけど、もう1つはできないんだ。 このサントラはマザーレコードからリリースされた。また当時マザーレコードから作品をリリースしていたビョーク、Longpigs、U2の盟友ギャビン・フライデーなどU2人脈の人々もサントラに参加している。この曲はシングルカットされ、。USダンス&クラブチャートで2位を記録するなどスマッシュヒットした。 →「トゥモロー(コモン・グラウンド・ヴァージョン)」 リトル・スティーヴン『Born Again Savage 』(1999)[6] Eストリート・バンドのリトル・スティーブンのソロアルバムに全面参加。ちなみにドラムはジェイソン・ボーナム(Led Zeppelinのジョン・ボーナムの息子)。 このアルバムはスティーブンが作ったRenegade Nationというレーベルから初めてリリースした作品で、ウェブサイトとメールのみでの販売で、店頭販売はされなかったのだが、セールスは惨憺たるものだったのだという。 Kristel「Take It Easy KristelというマダガスカルのバンドのEPにミックスとアレンジで参加している。2018年にエクスペリエンス・アンド・イノセンス・ツアーでパリを訪れた際、アダムはバンドと出会い、ミニアルバムの制作に関わることになったのだという。
オレンモアの若者たち
マルガリータ組曲
The Marguerita Suite
ジーズデイズ・イン・ア・オープン・ブック他
These Days in an Open Book (Studio Version)
Don't Forget about Me (Studio Version)
On Grafton Street (Studio Version)
This Heart (Studio Version)
ワン
One (Live from Washington, Jan. 20, 1993) - Automatic Baby (マイケル・スタイプ, マイク・ミルズ, アダム・クレイトン & ラリー・マレン)
ミッション・インポッシブルのテーマ
Theme from Mission: Impossible (Studio Version)
Mission: Impossible Theme (Mission Accomplished) (Studio Version)
トゥモロー(コモン・グラウンド・ヴァージョン)
ボーン・アゲイン・サヴェージ (アルバム)
テイク・イット・イージー(EP)
脚注^ “u2songs 。Lanois, Daniel - "Acadie" Album |
^ “u2songs 。Shannon, Sharon - "Sharon Shannon" Album |
^ “u2songs 。Griffith, Nanci - "Flyer" Album |
^ 管理人 (2021年8月14日). “フォーク&カントリーのシンガーソングライターのナンシー・グリフィスが逝去。その功績を辿る
^ “u2songs 。Various Artists - "Mission: Impossible" Soundtrack Album |
^ “u2songs 。Little Steven - "Born Again Savage" Album |
^ “u2songs 。Kristel - "Take it Easy" EP |