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出典検索?: "U.S.NAVY"
司令官が作戦を指示しているときに、ショットとサブウェポンのボタンを高速で連打すると即座にゲームが始まるが、この際資金が減らずにサブウェポンを入手できるというバグがある。さらにレバーを右に連打していると、高価な武器を購入できる。これはプレイヤーから「万引き技」と通称され、ハイスコアを稼ぐときも必須のテクニックとなった(使用しなかったサブウェポンはステージクリア時に売却される。また全クリア時に保有している資金は全て得点に換算される)。これは連射装置などで一定以上の連射速度があれば、入手だけは確実にできたため、連射装置のついたボタンをこのゲームに限り「万引きボタン」と呼ぶことがある。
後年のシューティングゲームにはソフトウェア側で連射機能を備えているものが多く見られるが、本作の発売された当時、アーケードゲームにおいて自動連射を実現するにはゲーム筐体に連射用の回路を取り付ける改造が必要であった。このため、楽に「万引き技」の恩恵にあずかれるのはこのような配慮をしてくれた店舗に限られた。
2021年配信の『カプコンアーケードスタジアム』に収録されている『U.S.NAVY』に於いてもこの技は可能。 国内版(U.S.NAVY)と国外版(Carrier Air Wing)ではバックストーリーが異なる。国内版は米ソ冷戦をモチーフとしており、ラブ―は「死の商人組織」とされているが、国外版では湾岸戦争をモチーフとしており、ラブ―は「中東地域の軍事国家」とされている。 1997年、X国による極東J国侵攻をきっかけに各国で局地戦争が勃発。米国に入った極秘情報によると、この戦争の裏でX国に最新兵器を供給している死の商人組織「ラブー」が存在していることが判明。戦争終結には武器の供給源を絶つしかないと判断した米国は、海軍原子力空母「カールビンソン」をラブー壊滅部隊に任命。作戦を開始する。 1990年代の10年の間に世界は大きく変わった。旧来のライバル間の協力関係の拡大や、世界の超大国間の友好関係成立は、世界の政治的・経済的なシナリオが変化した一例であったが、このもろい平和は長くは続かなかった。 1997年、中東の国家ラブーは、ICBM、戦術核、さらには衛星レーザー兵器など、世界のどこにでも攻撃が可能な複数の大量破壊兵器を製造し、世界のテロリストと共謀し、世界征服実現に準備を進めていた。 1999年、米国政府にラブーがそれらの兵器を携え日本の東京を襲撃したとの緊急連絡が入る。米国はラブ―に反撃を決意し、世界最高の海軍戦闘機パイロット3人を乗せたUSSカール・ヴィンソンは、ラブ―の脅威を取り除き世界に平和と自由を取り戻すための作戦を開始、人類史上最大の航空作戦が始まろうとしていた。 『エリア88』と同じく、全10ステージ。
設定
国内版ストーリー
国外版ストーリー
ステージ構成
MISSION1 首都奪回作戦?制空権奪取
J国首都上空に居座る敵航空部隊を殲滅する。ボスは爆撃機ブラックジャック。小型ロケットと炸裂弾で反撃してくる。
MISSION 2 首都奪回作戦?敵占領部隊壊滅
J国首都地上付近。ビルや高速道路の合間を通り抜けながら首都を占拠している敵部隊を駆逐していく。ボスは移動要塞ムラチョフ(オリジナル兵器)。強力な主砲と多数のミサイルランチャーと備えるオリジナルの歩行兵器。
MISSION 3 敵艦隊上陸阻止作戦
J国へ上陸を企てる敵艦隊を攻撃する。ボスはミサイル巡洋艦キーロフ。ブリーフィングでは戦艦と説明される。
MISSION 4 造船所爆破作戦
敵が山中に築いた秘密基地。後半は洞窟内に潜入する。ボスは空母トビリシ。ブリーフィングでは「空母」と説明されるが、X国は一応巡洋艦としている。
MISSION 5 兵器実験エリア攻撃作戦 1 (空中戦)
北極海上空。出てくる敵はステルス機が多くサブウェポンがあまり役に立たない。ボスは早期警戒機メインステイ。空中機雷とミサイルで反撃してくる。
MISSION 6 兵器実験エリア攻撃作戦 2 (地上戦)
北極海海面付近。雪原や氷の洞窟を抜けていく。
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