U-zhaan
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U-zhaan
出生名湯沢啓紀
生誕 (1977-10-14)
1977年10月14日(46歳)
出身地 日本 埼玉県川越市
ジャンルインド音楽
実験音楽
職業ミュージシャン
担当楽器タブラ
カンジーラ
アルトホルン
活動期間1999年 -
共同作業者レイ・ハラカミ, 蓮沼執太, 環ROY, 鎮座DOPENESS
公式サイト ⇒u-zhaan.com
ザキール・フセイン

U-zhaan(ユザーン、1977年10月14日 - )は日本のタブラ奏者。埼玉県川越市出身。本名は湯沢 啓紀(ゆざわ ひろのり)。
経歴

1977年、埼玉県川越市に生まれる。

1996年インド民族楽器であるタブラを始める。1998年から、インド・コルカタのタブラ奏者アニンド・チャタルジーに師事。以降、ほぼ毎年インドに長期滞在しタブラを学ぶ。2005年からはタブラ奏者のザキール・フセインにも師事している。

1999年からボアダムスのYOSHIMIO、シタール奏者のヨシダダイキチとともにサイコババとして活動。2003年頃脱退するが、2011年に復帰。2000年には元東京スカパラダイスオーケストラのASA-CHANGが結成したASA-CHANG&巡礼へ参加。2003年、ヨシダダイキチとともにAlayaVijanaを結成。UAフィーチャリングしたアルバム『AlayaVijana』をリリース。翌2004年に脱退。

2005年、タブラの音のみを使用したテクノ・アルバム『100% tabla edit』を、Salmonとのユニット「salmon cooks U-zhaan」として発表。2008年DJ L?K?OとのユニットOigoruとして、アルバム『Borshakaal Breaks』をリリース。

2010年4月、ASA-CHANG&巡礼を脱退。5月にレイ・ハラカミとのコラボレーション楽曲「川越ランデヴー」を自らのウェブサイトからデジタル配信でリリース。10月にはsalmon cooks U-zhaan名義のアルバム『Tabla Makes Everything』も同サイトから配信。2011年9月、U-zhaan × rei harakamiとして2曲入りシングル「川越ランデヴー おかわり。」、アルバム『川越ランデヴーの世界』を発表。同月に公開された映画『モテキ』にU-zhaan × rei harakamiとして出演。10月、salmon cooks U-zhaanのアルバム『Tabla, Tabla & Tabla』をリリース。

2012年2月、江崎グリコTVCM「みんなに笑顔を届けたい。冬篇」へ出演。同月に渋谷パルコミュージアムで開催された大宮エリーの初展覧会「思いを伝えるということ」展の会場音楽をU-zhaan + INNER SCIENCEとして担当。同タイトルのサウンドトラックCDも発売された。

2014年10月、坂本龍一CorneliusハナレグミHIFANA、KAKATO(環ROY×鎮座DOPENESS)、DE DE MOUSEagraph、Babui、Ametsubらをゲストに迎え、アルバム『Tabla Rock Mountain』をリリース。

2016年赤塚不二夫の生涯を追ったドキュメンタリー映画『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』(2016年GW公開)の音楽を担当。主題曲「ラーガ・バガヴァット」はタモリが作詞とボーカルを担う[1][2]。同年公開のドキュメンタリー映画『カレーライスを一から作る』でも音楽を担当。

2017年2月、蓮沼執太&U-zhaanとしてアルバム『2 Tone』をリリース。同作にはゲストとして坂本龍一、アート・リンゼイデヴェンドラ・バンハートらが参加している。

2018年4月、元SUPERCARフルカワミキとのユニット「フルカワミキ÷ユザーン」として『KOUTA LP』をアナログレコードでリリース。

2019年6月、シタール奏者の石濱匡雄によるカレーレシピ本『ベンガル料理はおいしい』を監修。同年8月1日から9月9日までの40日間に渡り、1日10時間のタブラ練習を公開するインスタレーション「Chilla: 40 Days Drumming」を「あいちトリエンナーレ2019」で発表した。同年10月にはNHK「おかあさんといっしょ」の "月の歌" として放送された「てとてとパタン」を作曲(作詞はいとうせいこう)。また2020年4月から放送されたテレビ東京系ミニドラマ「きょうの猫村さん」では、主演の松重豊が歌う主題歌「猫村さんのうた」を作詞した(作曲は坂本龍一)。

2020年7月、石浜匡雄&ユザーンとして監修したレトルトカレー「ベンガリーマトンカレー(36チャンバーズ・オブ・スパイス)」が発売。

2021年4月14日、U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSとしてアルバム『たのしみ』をリリース。同年4月22日、陶磁器メーカー・中善(長崎県波佐見町)のオリジナルブランド「zen to」より、監修した『仕切りが取れるカレー皿』が発売[3]。同年9月に「Disney+」で公開された、スター・ウォーズシリーズをもとにしたアニメアンソロジーシリーズ、スター・ウォーズ: ビジョンズ収録作品「赤霧」の音楽を担当。

2022年2月、蓮沼執太&ユザーンとしてアルバム『Good News』をリリース。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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