U・ボート_(映画)
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U・ボート
Das Boot
監督
ウォルフガング・ペーターゼン
脚本ウォルフガング・ペーターゼン
原作ロータル=ギュンター・ブーフハイム
『Uボート』
製作ギュンター・ロールバッハ(ドイツ語版)
製作総指揮ルッツ・ヘンクスト
出演者ユルゲン・プロホノフ
ヘルベルト・グレーネマイヤー
音楽クラウス・ドルディンガー
撮影ヨスト・ヴァカーノ
編集ハンネス・ニーケル(ドイツ語版)
製作会社バヴァリア・アトリエ(ドイツ語版)
Radiant Film
ジュートドイチャー・ルンドフンク(ドイツ語版) (SDR)
ヴェストドイチャー・ルンドフンク(ドイツ語版) (WDR)
配給 新コンスタンティン・フィルム
日本ヘラルド映画
公開 1981年9月17日
1982年1月23日
上映時間149分
135分(日本公開版)[1]
208分(ディレクターズ・カット版)[2]
製作国 西ドイツ
言語ドイツ語
製作費DEM32,000,000[3]
興行収入 $84,970,337[4]
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『U・ボート』(原題:Das Boot、英題:The Boat)は、1981年西ドイツ戦争映画

監督はウォルフガング・ペーターゼン、出演はユルゲン・プロホノフヘルベルト・グレーネマイヤーなど。

日本での公開は1982年、日本ヘラルド映画配給。1997年(日本では1999年5月1日)には、ペーターゼン自ら編集したディレクターズ・カット版が公開された。
概要

第二次世界大戦中にロータル=ギュンター・ブーフハイムU-96に同乗して取材した経験を基にした小説『Uボート』(原題:Das Boot)を原作とし、当時大西洋を席巻したドイツ潜水艦Uボートの艦内を舞台として、極限状態における人間のありようをリアルに描写した戦争映画。当初はテレビシリーズとして製作が開始され、これを映画に編集したものが1981年にドイツで公開された。それから3年後の1984年に、イギリスBBC2で全6話、合計約300分のドラマシリーズとして放映され、およそ700万人が視聴した。翌1985年2月にはドイツのテレビでも放送され、全世帯の50%から60%で視聴された[5]

1982年に映画がアメリカ合衆国で公開されると、同年のアカデミー賞で6部門にノミネート(監督、撮影、視覚・音響効果、編集、音響、脚色)されるなど[6][7]、国際的に広く評価された。また、監督・脚本を手がけたウォルフガング・ペーターゼンは、本作をきっかけにハリウッドへと進出することになった。構想から完成まで4年の歳月を費やし、3200万マルク(当時のレートで1850万ドル、約40億円)という巨額の製作費の下(ドイツ映画としては1927年の『メトロポリス』に次ぐ規模)でUボートの実物大レプリカが建造された。このセットを用いたリアルな艦内描写が作品の中心に据えられており、物語が進むにつれ薄汚れ・髭だらけになり匂い立つばかりにまで演出される乗組員の有り様が、他に類を見ない迫力を出している。本作の出演者は当時無名の俳優たちであったが、本作を出世作として以後活躍している者も少なくない。

また、クラウス・ドルディンガーによるテーマ曲は、1991年にテクノ風にリミックスされヨーロッパを中心にヒットした。

2018年には続編として、『Uボート ザ・シリーズ 深海の狼』(全8話)、2020年には『Uボート ザ・シリーズ2 深海の狼』(全8話)が制作された。
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