この項目では、ライブストリーミング配信ウェブサイトについて説明しています。ミニストリーのアルバムについては「トゥイッチ」をご覧ください。
Twitch
URLwww.twitch.tv
タイプストリーミングサービス
前身Justin.tv
運営者Twitch Interactive, Inc.
設立者
ジャスティン・カン
エメット・シア
マイケル・セイベル
カイル・ボークト
ケビン・リン
主要人物
ダン・クランシー (CEO)
ローラ・リー (CCO)
株主Amazon.com, Inc.
営利性営利
登録任意
開始2011年6月6日 (12年前) (2011-06-06)
現在の状態運営中
Twitch Interactive, Inc.種類子会社(非公開)
略称twitch.tv
本社所在地
アメリカ合衆国
カリフォルニア州サンフランシスコブッシュストリート350番 2F
設立2011年6月6日 (12年前) (2011-06-06)
業種情報通信
事業内容
ストリーミングプラットフォーム
ソーシャルコンテンツ
エンターテインメント
代表者
ダン・クランシー (CEO)
エメット・シア (共同創業者)
サラ・クレメンス (COO)
ダグ・スコット (CMO)
従業員数 1800人 (2021年)
主要株主Amazon.com, Inc. 100%
外部リンクwww.twitch.tv(英語)
特記事項:2014年8月25日、Amazon.com, Inc. によって約9億7,000万ドルで買収・合併された[1]
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Twitch(ツイッチ、トゥイッチ)[2] は、Twitch Interactive(Amazon.com子会社)が提供するライブストリーミング配信プラットフォームである[3]。
2011年6月に総合的なライブストリーミング配信サイト Justin.tv から、コンピュータゲームに特化したプラットフォームとして派生して立ち上げられた[4]。運営はサイト名と同名の組織が行っていたが、2014年8月、AmazonがTwitchを買収したことを正式に発表。それに関連して、Justin.tv の運営企業は Twitch に特化するため Twitch Interactive に社名を変更、2014年8月には Justin.tv は閉鎖された[5][6]。また音楽に関連したストリーミングも行われている。2015年の Twitch による公表では、一月あたり150万人以上の配信者と1億人以上の視聴者が存在する[7]。2016年8月17日にゲームコミュニティを運営しているCurse, Inc.を買収した[8]。2018年5月時点で、Twitchには27,000以上のパートナーチャンネルがあり[9][10]、2020年2月時点で、月間300万人の配信者数と1,500万人の日間利用者数(DAU)、140万人の平均同時接続利用者数(ACU)を擁している[9][11]。 コンシューマゲーム及びPCゲームといったゲームの生放送を中心としており、対象となるジャンルはゲームの実況プレイ、e-Sports大会やその他コンピュータゲーム(ビデオゲーム)に関連したイベントの配信である。配信はアーカイブが残せる仕様となっており、ライブ放送が終了した後でも視聴可能である。期間は14日までだが、Twitchパートナーを結んだ配信者、ないし月額サービスTwitchTurboに登録した場合は60日まで延長される。保持期間中にビデオマネージャーから「ダイジェスト作成機能」を使い、アーカイブをダウンロードして動画としてアップロードすることで無期限保存が可能。長時間配信したものも対応するが、アーカイブ化に際し配信時間換算で48時間ごとに1つの動画として区分けする形となる。 主要となるのは冒頭の通りコンピュータゲームの配信であるが、ASMRや、配信者の雑談・顔出しチャット・ダンス・その他雑多なもの(IRL:InRealLife)や、音楽やライブドローイングなどクリエイター向けの配信(Creative)も配信ジャンルに設定されている。これらのゲームタイトル個別や各配信ジャンルはカテゴリとして設定することができ、利用者側で興味のあるカテゴリをフォローすることも可能。 番組検索では様々なゲームタイトルが列挙されており、それらごとに配信されている番組数が把握できるようになっている。 ログインしたユーザーは配信にコメントやスタンプが可能で、特にユーザーが配信者へのスポンサー登録を行うことも可能となっている。また、「Bit」という、Twitch内での通貨を使用した投げ銭(チップ)も可能。チャットでの参加に関しては無条件、放送者側のフォロワー、メンバーシップ加入者、アプリ版での電話番号認証ユーザーのみなど、参加の条件を細かく設定することが可能。 Amazonからの買収後は、Amazonの各サービスと連携したコンテンツが用意されている。Amazon内で配信されている映像作品をtwitch内でプライム会員の視聴者と一緒に閲覧できる「ウォッチパーティー」が代表。 Twitch の利用者数はライブストリーミング全体の大きな割合を占めており、2013年10月には45万人のユニークユーザーがサイトを訪れており[12]、また2014年2月にはアメリカ合衆国で4番目に大きなインターネットトラフィックであった。 サービス開始当初から他の配信サービスとの同時配信は黙認されていたが、2023年6月の規約改正によりTiktokやインスタライブ等のモバイル端末中心系およびショートライブを除いた他社サービスとの同時配信は控える旨が通達され、同年10月22日に行われたコンベンション「TwitchCon」での発表においてガイドラインに沿った一定条件下であれば同時配信を認める規約改定が通達された。
概要
歴史