『Traveler』
Official髭男dism の スタジオ・アルバム
リリース2019年10月9日
ジャンル.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}
J-POP
ポップ・ロック
ファンク・ロック
レーベルポニーキャニオン
チャート最高順位
オリコンチャート
週間1位[1]
2019年度年間17位[2]
2020年度年間10位[3]
Billboard Japan
週間1位(通算2週)[4]
2019年度年間15位[5]
2020年度年間5位[6]
2021年度年間46位
ゴールドディスク
ダブル・プラチナ(CD、日本レコード協会)[7]
ゴールド(DL、日本レコード協会)[8]
Official髭男dism アルバム 年表
エスカパレード
(2018年)
Traveler
(2019年)
Editorial
(2021年)
『Traveler』収録のシングル
「Stand By You EP」
リリース: 2018年10月17日 (2018-10-17)(EP)
「Pretender」
リリース: 2019年5月15日 (2019-05-15)(CDシングル)
「宿命」
リリース: 2019年7月31日 (2019-07-31)(CDシングル)
「イエスタデイ」
リリース: 2019年9月11日 (2019-09-11)(先行配信)
ミュージックビデオ
「イエスタデイ」
映像外部リンク
[Teaser]NEW AL「Traveler」
『Traveler』(トラベラー)は、2019年10月9日にポニーキャニオンから発売された、日本のバンド・Official髭男dismのメジャー1作目、通算2作目のフルアルバム。基本的に藤原聡が作詞作曲を行なったが、本作では『Rowan』で小笹大輔が、『旅は道連れ』で楢ア誠が作詞作曲を行った。また、蔦谷好位置とThe Anticipation Illicit Tsuboiがいくつかの収録曲の編曲で参加している。
『Traveler』は、優れたポップセンスに多彩なアレンジが織り込まれた柔軟な音楽性が特徴的であり、「全体のコンセプト」よりも「今やりたいこと」を重視して制作された。アルバムは、「Billboard Japan Hot Albums」で発売から約1年間にわたってTOP10入りを果たすなどのロングヒットを記録。発売翌年2020年の同チャートの年間ランキングでは5位を獲得した。また、同年にCDショップ大賞を受賞している。
本作には、前作以降のシングル表題曲『Stand By You』『Pretender』『宿命』と、カップリング曲『FIRE GROUND』『バッドフォーミー』『Amazing』、その他映画主題歌の『イエスタデイ』や『ビンテージ』の8曲を含む全14曲が収録されている。 Official髭男dismは、2018年4月11日に、1stフルアルバム『エスカパレード』と1stシングル『ノーダウト』を同時リリースし、ポニーキャニオンからメジャーデビューしていた。そして2019年に2ndシングル『Pretender』をリリースし、楽曲が大ヒットを記録。バンドはブレイクを果たした。そして2019年7月8日、前作『エスカパレード』より約1年6か月ぶりとなるメジャーデビュー後初のフルアルバムをリリースすることを、「Official髭男dism one-man tour 2019」の日本武道館公演にて発表した[9]。同月28日にはアルバムの詳細を公表し、アルバムタイトルが『Traveler』であることが明らかになった[10]。その3日後にシングル『宿命』をリリース。また、アルバム収録曲『ビンテージ』と『イエスタデイ』がそれぞれフジテレビ『あいのり:African Journey』と、東宝配給アニメ映画『HELLO WORLD』の主題歌に起用されたことも発表した[11][12]。なお、『イエスタデイ』はアルバム発売に先駆けて9月11日より先行配信された[12]。 アルバム制作にあたって、シングルなどの既発曲が複数収録されるためにコンセプトは付けづらかったという。しかし、結果的に「アルバム全体のコンセプトより今やりたいことを思い切りやる」という方針で進められた。2019年の2月から3月にかけて合宿を行い、アルバムの全貌を見据えて曲を選んだり、アレンジを決めたりし始めたという。その時に、『Amazing』が作られ、また『Rowan』と『旅は道連れ』、『宿命』の欠片が生まれていた。本作には『イエスタデイ』と『宿命』で蔦谷好位置がアレンジを手掛けている。発表順では『宿命』が先だが、蔦谷に編曲を依頼したのは『イエスタデイ』が先で、"アルバムのリード曲に相応しい楽曲"を意識して作られていた。また、本作にはメンバーの小笹と楢崎が作詞作曲した楽曲もある。Gt.小笹は収録曲『Rowan』を書いており、制作にあたって、「日本のヒップホップのワークスでも僕が一番カッコ良いと思う作品をたくさん作っていた」というThe Anticipation Illicit Tsuboiにアレンジを依頼した[13]。また、Ba./Sax 楢崎は『旅は道連れ』を作詞作曲した。最終曲『Travelers』はアルバムが線だとしたら、線を円にするための接着部分になる曲として、頭につながっていく感じを意識して書かれている。藤原は本作を次のように振り返った[14]。 「僕的には見返してみると“ほんと充実した日々を送ってたんだな”ってことが分かる、旅の記録って感じですかね。アルバムとしていいものを作るっていうのももちろん大事なことだと思うけど、一曲一曲いいものを作るっていうほうが僕の感覚には近くて。それが14曲並んでいる。その時々の自分たちのやりたいことを切り取って作ってって、それをパッキングして世に出す…そういう感覚ですね。」 『Traveler』では、"バンド"というフォーマットに囚われずに、ソウルやAOR、ジャズなどを参照した多彩なアレンジ・コードワークが取り入れられている[15][16]。サウンド面では前作『エスカパレード』では比較的多方向へ拡散していたが、今作では焦点が絞られており、またEDMやトラップといったサウンドもバンドならではの捻りを加えながら取り入れられた[15][16]。
背景
制作と録音
音楽性
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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