『Tierra』
L'Arc?en?Ciel の スタジオ・アルバム
リリースTierra
1994年7月14日(CD,MD)
2011年6月22日(配信)
2014年10月22日(High-Res)
2019年12月11日(定額配信)
Tierra (Remastered 2022)
2022年5月18日
(CD[注 1],配信,High-Res,定額配信)
録音1994年
SOUND SKY STUDIO
SEDIC STUDIO
NICHION STUDIO
STUDIO JOE
ジャンルニュー・ウェーヴ
ゴシック・ロック
ロック
時間52分08秒
レーベルKi/oon Sony Records
プロデュースL'Arc?en?Ciel
富樫春生(#9)
チャート最高順位
週間7位(オリコン)
登場回数34回(オリコン)
ゴールドディスク
プラチナ (日本レコード協会[1])
『Tierra』収録のシングル
「眠りによせて」
リリース: 1994年7月1日
「Blurry Eyes」
リリース: 1994年10月21日
L'Arc?en?Ciel アルバム 年表
DUNE
(1993年)Tierra
(1994年)heavenly
(1995年)
ミュージックビデオ
L'Arc?en?Ciel「風の行方」-Music Clip- - YouTube
L'Arc?en?Ciel「瞳に映るもの」-Music Clip- - YouTube
(※) 2019年12月11日から2022年3月31日まではYouTube Music Premium限定有料公開
(※) 2022年4月1日から無料公開
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『Tierra』(ティエラ)は、日本のロックバンド、L'Arc?en?Cielの2作目のスタジオ・アルバム。1994年7月14日発売。発売元はKi/oon Sony Records。 前作『DUNE』以来1年3ヶ月ぶりとなる2作目のスタジオ・アルバム。なお、本作はL'Arc?en?Cielがメジャーデビューした後、最初にリリースしたアルバムとなっている。 本作には、メジャーデビューシングル「眠りによせて」の表題曲を含めた10曲が収められている。また、本作で初音源化された「Blurry Eyes」は、本作発売から約3ヶ月後の1994年10月にシングルカットされている。なお、本作のマスタリングは、エレファントカシマシの作品やGRASS VALLEYのアルバム『STYLE』のマスタリング作業に携わった田中三一(S.M.E)が担当している。 前作『DUNE』を発表した後、L'Arc?en?Cielは1993年6月14日からバンド初の全国ツアー「Close by DUNE」を開催していた。そして、このツアーの同年6月20日の市川CLUB GIO公演に、ソニー・ミュージックの人間が観賞のため訪れており[2]、同年夏に同社からメジャー契約の話を持ち掛けられている[2]。ただ、メンバーはアルバム1枚を発表したタイミングでのメジャーデビューを想定していなかったため、最初は躊躇したという。結果的にこのタイミングでメジャー契約を結び、東京への本格進出を決めた経緯について、hydeは2012年に発表した自叙伝で「タイミングを見計らってゆっくり東京に行こうとしていたんだけど、当時の大阪のシーンはバンド同士のトラブルが多発してて、巻き添えを食らいそうな雰囲気が充満してたんだ。一触即発って雰囲気だった。だからもう少し大阪に居るはずだったんだけど、予定より少し早めに上京したんだ[3][4]」と綴っている。こうしてL'Arc?en?Cielは、ソニーと契約を結び、同社の社内レーベル、Ki/oon Sony Recordsに移籍することとなった。なお、バンドのマネジメントは引き続き、Danger Crue(現:MAVERICK)が担当している。ちなみに所属事務所代表の大石征裕は、2020年に発表した自著において、L'Arc?en?Cielのメジャー移籍を振り返り「当時SMEはメジャー志向のアーティストを続々とヒットさせていて、その頃はサブカルチャー寄りだったラルクに興味を持ってくれるか不安だったが、数日後にキューンの西岡さんというナンバー2の方が興味を持っているという話をいただき、早速ライブを観てもらえて、契約に向けて前進した[5]」と述懐している。
解説
背景