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かつての台北県については「新北市」をご覧ください。
日本統治時代の行政区分については「台北州」をご覧ください。
都市圏については「台北都市圏」をご覧ください。
中華民国 台北市別称: 北、北市
時計回りに上から: 台北市の遠景、円山大飯店、信義都市計画地区、国立故宮博物院、中正紀念堂、剣潭駅
市庁舎位置
地理
座標:北緯25度5分27.8秒
東経121度33分35.4秒
台北市(タイペイし/たいほくし、繁体字: 臺北市、簡体字: 台北市、英語: Taipei、台湾語ローマ字: Tai-pak-tsh?)は、台湾北部にある中華民国の直轄市。1967年7月1日、台湾省管轄下の行政区域(省轄市)の中で初めて直轄市に昇格した。2,695,652人(2016年11月)が居住しており、市域の人口では衛星都市の新北市に抜かれたものの、中華民国の首都[1]である。台湾地区最大の都市圏である台北都市圏の中枢都市であり、アジア屈指の世界都市でもある。面積は約272平方キロメートルで四方を新北市に囲まれている。 日本統治時代は「たいほく」と日本語読みしていた。現在でもNHKの放送では「たいほく」の呼称を採用している。北京語発音では「タイペイ」 (Taib?i) 、台湾語発音ではタイパック (tai-pak) である。 台北市は急速な人口増加のため、台北盆地の山際にまで都市化が進展している。北部は夜市で有名な士林、山の手高級住宅地の天母、温泉で有名な北投から、外港として栄えた淡水にいたる。中心部は古くから栄えた地域であり、日本時代の建築や清時代の遺構が多い。総統府、台北最古の寺、龍山寺、古くからの繁華街・西門町もここにある。南部には茶の産地である木柵 台北市は台北盆地 台北市内は淡水河の流域に分類される。淡水河は主流以外に支流の新店渓が大同区(大龍?、大稲?)、万華、公館、景美などの地域を流れている。 基隆河は基隆市暖暖区や新北市汐止区、南港、松山、内湖、大直、士林、社子を経た後関渡一帯にて淡水河で合流している。河道が湾曲していることから、かつては大雨ごとに水害が発生していたが、現在は士林、内湖、南港の河道を修正する工事を行い水害被害を防ぐ治水事業が完成している。 これ以外には景美渓 台北市は北緯25度付近の東アジア大陸と太平洋のあいだに位置し、モンゴル高気圧と温暖湿潤な太平洋高気圧の影響を受けた亜熱帯気候が特徴である(ケッペンの気候区分では温暖湿潤気候)。台湾では四季の変化が顕著な地域であり、一般に3?5月を春、6?8月を夏、9?11月を秋、12?翌年2月を冬としている。 台北の気候
目次
1 名称
2 地理
2.1 地形
2.1.1 水系
2.2 気候
2.3 行政区分
2.3.1 変遷
2.3.2 日本時代台北市の町名一覧
3 風景
4 歴史
4.1 先史時代
4.2 清朝統治時代
4.3 日本統治時代
4.4 中華民国時代
4.5 現在
5 政治
5.1 市長
5.1.1 日本時代
5.1.2 中華民国時代
6 対外関係
6.1 姉妹都市・提携都市
7 経済
7.1 建築
7.2 労働市場
8 教育
8.1 国立・市立大学
8.2 私立大学
8.3 科技大学/技術学院
8.4 軍事、警察関係大学
8.5 その他学校
9 交通
9.1 空港
9.2 鉄道
9.2.1 台湾高速鉄道 (高鐵)
9.2.2 台湾鉄路(台鉄)
9.2.3 台北捷運
9.3 バス
9.4 水運
9.5 高速道路
9.6 道路
10 観光
10.1 寺廟
10.2 博物館・紀念館
10.3 美術館
10.4 建築物
10.5 繁華街
10.6 公園
11 出身・関連著名人
12 台北市を舞台にした作品
13 脚注
14 関連項目
15 外部リンク
名称
地理 台北市の衛星画像
地形
水系
気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
平均最高気温 °C (°F)19.1