在京民放5社は、当サービスの開始以前から独自の見逃し配信サービス[注 1]をそれぞれ運営しているが、「TVer」はこれらを一元的に集約させたポータルサービスとしての役割も担う[7]。
インフラにブライトコーブの動画配信プラットフォームBrightcove Video Cloud[8]と機械学習を使ったエンコード技術Context Aware Encoding[9]を採用している。
歴史
2006年
4月3日 - 電通と在京キー局、博報堂DYメディアパートナーズ、 ADK、東急エージェンシーの出資で、株式会社プレゼントキャストが設立される[10]。
2015年
7月16日 - 番組無料配信サービスの提供を10月から開始すると発表[5]。
10月26日 - プレゼントキャストの運営で、Tverのサービス提供を開始[6]。
11月19日 - アプリの累計ダウンロード数が100万を超える[11][12]。
2016年
10月3日 - 在阪民放2社(朝日放送→朝日放送テレビ、毎日放送〈MBS〉)が参加[13]。
12月17日 - アプリの累計ダウンロード数が500万を超える[14]。
2017年
3月25日 - 在阪民放1社(読売テレビ)が参加[15]。
5月 - CDNにIIJと日本テレビを中心とした東名阪の民放各局共同出資のJOCDNのサービスを導入[16]。
12月17日 - アプリの累計ダウンロード数が1000万を超える[17]。
2018年
3月 - 在阪民放1社(関西テレビ放送)が参加。
2019年
4月8日 - 在阪民放1社(テレビ大阪)が参加[18]。
4月29日 - 同日午前0時から午前3時半頃にかけて、外部から不正アクセスを受け、アプリ及びウェブサイト上で画像の改竄や複数の番組タイトルの改変などが行われた。この事態を受けてTVerは事実を認めた上で公式に謝罪した[19]。
7月24日 - アプリの累計ダウンロード数が2000万を超える[20]。
8月10日 - 初のプロ野球中継ライブ配信(日本テレビ『Fun!BASEBALL!!』協力)を実施[21][22]。
2020年
1月20日 - 同日から24日まで、在京民放5社が夕方に放送しているニュース番組と一部のアニメ番組など[注 2]のネット同時配信に関する技術実証を当サービスにて行った[23][24]。
4月8日 - 同日から一部番組で、字幕放送と同様の字幕対応を開始[25]。
6月30日 - 同日に実施予定の株主総会と取締役会での決議により、在京民放5社に対して、運営会社であるプレゼントキャストの第三者割当増資を実施。電通グループに変わり、在京民放各社が同率で筆頭株主となる[26][27]。
7月1日 - 前日に実施の株主総会と取締役会での決議により、運営会社であるプレゼントキャストの社名を本サービス名称と同じ「TVer」に変更する[27][28]。
10月3日 - 同日から12月30日まで、地上波プライムタイムに放送されている日本テレビ系列番組のネット同時配信試験サービス「日テレ系ライブ配信」を当サービスにて実施[29][30][31]。独立放送局のテレビ神奈川(tvk)が参加し、同日から配信を開始[32]。
10月30日 - 同日から2021年1月まで行われる『全国高等学校サッカー選手権大会』(日本テレビを中心とする民間放送43社共同制作)の地区大会決勝(一部地域を除く)と全国大会を順次ライブ配信と見逃し配信を実施[33][34]。