TOYO TIRE株式会社
Toyo Tire Corporation
本社
種類株式会社
市場情報東証1部 5105
TOYO TIRE株式会社(トーヨータイヤ、英: Toyo Tire Corporation)は、兵庫県伊丹市に本社を置く、タイヤ・自動車部品等のメーカーである。2019年(平成31年)1月1日、東洋ゴム工業株式会社から商号変更[1]。2020年7月30日現在、この会社における「タイヤ」の部分の英字表記に関して法人名は「TOYO TIRE」と単数形であるが、ブランド名としては「TOYO TIRES」と複数形になっている。目次 主に自動車タイヤ、工業用ゴム、建築免震ゴム、プラスチック製品、軟・硬質ポリウレタン製品、船舶用救命装置、自動車部品用防振ゴム、シートクッション、スポーツ用品の製造・販売を行う大手企業として知られる。また創業当初より、旧三和銀行の融資筋にあったことから、みどり会(UFJグループ)に属する企業の一社でもある。 TOYO TIRES(トーヨータイヤ)のブランド名で、「専用タイヤ発想」をコンセプトに、それぞれの車種に合う自動車タイヤを製造しており、特に海外での評判は高い。また対米向けにはNITTO(ニットー)ブランドもあり、これまでは日本では逆輸入でしか入手できなかったが、2006年以降、NITTOブランドのタイヤも日本で販売。タイヤのメーカー別シェアでは国内第4位に位置する。 箱根ターンパイクのネーミングライツを取得し、2007年3月1日から2014年7月31日まで「TOYO TIRES ターンパイク」に名称が変更された。 2008年5月16日、同業のトップメーカーであるブリヂストンと業務・資本提携を発表した。
1 概要
2 沿革
3 主要事業所
4 主な国内関連会社
5 主な製品
5.1 自動車用タイヤ製品
6 提供番組および協力作品
6.1 CM
7 不祥事
7.1 偽装問題
8 脚注
9 関連項目
10 外部リンク
概要
沿革
1904年 - 平野護謨製造所として創業
1943年12月 - 株式会社平野護謨製造所として設立(資本金140万円)
1945年8月 - 東洋ゴム化工株式会社と株)平野護謨製造所が合併し、東洋ゴム工業株式会社(資本金950万円)に商号変更。
1947年8月 - トラックタイヤ初輸出
1949年5月 - 株式を大阪証券取引所に上場
1955年5月 - 株式を東京証券取引所に上場
1961年9月 - 株式を名古屋証券取引所に上場
1964年9月 - ポリウレタンフォームの生産・加工のため、兵庫工場(兵庫県加古郡)新設
1966年7月 - 米国でのタイヤ販売を促進するため、業界に先駆け、「Toyo Tire (U.S.A)Corp.」設立
1971年4月 - 公害防止機器、工業用ゴム製品の生産のため、明石工場(兵庫県加古郡)新設
1974年2月 - オーストラリア「バキュラグ社(現、Toyo Tyre and Rubber Australia Ltd. )」に資本参加。
1975年
7月 - 業界初のタイヤ試験場(宮崎県児湯郡都農町)開設
9月 - 三菱商事(株)と合弁で欧州に自動車タイヤの販売会社「Toyo Reifen GmbH(現、Toyo Tire Europe GmbH)」を設立。
1978年4月 - 東北トーヨーゴム株式会社を合併
1979年2月 - 日東タイヤ株式会社(現・日東化工株式会社)と生産、技術、販売、管理等業務全般にわたり提携
1986年4月 - 自動車部品技術センター(愛知県みよし市)開設
1987年11月 - 株式会社オルビス(現・CACオルビス)設立
1996年10月 - 菱東タイヤ(株)を吸収合併
2000年2月 - 国内全8製造事業所で ISO 14001を認証取得
2001年
2月 - 米国(ケンタッキー州)に自動車用防振ゴム製品の生産・販売会社「Toyo Automotive Parts (USA),Inc.」を設立
11月 - 「TOYO TECHNICAL CENTER(現、タイヤ技術センター)」(兵庫県伊丹市)開設。
2002年10月10日 - 伊丹工場(兵庫県伊丹市)跡地にダイヤモンドシティ・テラス(現・イオンモール伊丹)オープン
2003年1月 - 三菱商事(株)と合弁で自動車タイヤの販売会社「東洋輪胎(上海)貿易有限公司(現・通伊欧輪胎(上海)貿易有限公司)」を中国(上海)に設立。
2004年
6月 - 米国(ジョージア州)に自動車タイヤの生産子会社「Toyo Tire North America,Inc(. 現、Toyo Tire North America Manufacturing Inc.)」を設立。
9月 - 中華人民共和国(広東省)に自動車用防振ゴム製品の生産子会社「東洋橡塑(広州)有限公司」を設立
2005年11月 - NITTOブランドの国内販売会社ニットージャパン
2008年5月20日 - ブランドステートメント「driven to perform」を制定
2010年10月 - マレーシアのタイヤメーカー「シルバーストーン」を傘下に置くと発表。
2011年6月 - 名古屋証券取引所上場廃止。
2012年4月 - 東京本社に置かれていた本社機能を大阪本社に移転。東京本社を東京支店に、大阪本社を本社に名称変更。
2017年5月 -本店を大阪市西区江戸堀一丁目17番18号から兵庫県伊丹市に移転[2]。
2018年
11月 - 三菱商事(株)と資本業務提携契約を締結。
12月 - 軟質ウレタン事業を譲渡。
2019年1月1日 - 商号をTOYO TIRE株式会社に変更[1][3]。