TOKYO_MER?走る緊急救命室?
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TOKYO MER

?走る緊急救命室?

TOKYO Mobile Emergency Room

ジャンル
連続ドラマ
企画高橋正尚
脚本黒岩勉
演出

松木彩

平野俊一

大内舞子

監修

関根和彦(医療)

浅利靖(医療)

長谷川剛(医療)

北里大学病院 救命救急・災害医療センター(医事指導)

堀エリカ(看護指導)

東京消防庁(消防協力)

幾田雅明(レスキュー指導)

伊藤鋼一(警察指導)

出演者

鈴木亮平

賀来賢人

中条あやみ

要潤

小手伸也

佐野勇斗

佐藤栞里

佐藤寛太

フォンチー

菜々緒

工藤美桜

猪塚健太

稲森いずみ

城田優

桂文珍(特別出演)

鶴見辰吾

橋本さとし

渡辺真起子

仲里依紗

石田ゆり子

音楽

羽岡佳

斎木達彦

櫻井美希

エンディングGReeeeNアカリ
国・地域 日本
言語日本語
製作
プロデューサー

武藤淳

渡辺良介

八木亜未

制作大映テレビ(協力 / ノンクレジット)
製作TBSテレビ

放送
放送チャンネルTBS系列
映像形式

文字多重放送

番組連動データ放送

音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2021年7月4日 - 9月12日
放送時間日曜 21:00 - 21:54
放送枠日曜劇場
放送分54分
回数11
公式ウェブサイト

TOKYO MER スペシャル
?隅田川ミッション?
出演者伊藤淳史
放送局TBS系列
放送国・地域 日本
放送期間2023年4月16日
放送時間日曜 21:00 - 22:19
放送分79分
回数1

配信
TOKYO MER
?走らない緊急救命室?
出演者

中条あやみ

佐藤寛太

配信サイトParavi
配信国・地域 日本
配信期間2021年6月27日 - 9月12日
回数7
公式ウェブサイト
特記事項:


初回は25分拡大(21:00 - 22:19)。

第2話・最終話は15分拡大(21:00 - 22:09)。

第5話は25分繰り下げ(21:25 - 22:19)。

テンプレートを表示

『TOKYO MER?走る緊急救命室?』(トウキョウ エムイーアール はしるきんきゅうきゅうめいしつ)は、2021年7月4日から9月12日までTBS系日曜劇場」枠で放送されたテレビドラマ。主演は鈴木亮平[1]

2023年4月28日には続編となる劇場版が公開された[2]。また、同月16日には劇場版の公開を記念したスペシャルドラマも放送された[3]

本作は、東京都を舞台に、最新の医療機器とオペ室を搭載した緊急車両(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施す救命救急のプロフェッショナルチーム「TOKYO MER」(東京モバイル・エマージェンシー・ルーム)の活躍を描く本格救命医療ドラマ[1]
あらすじ

東京都知事・赤塚梓の肝いりで誕生した救命救急医療チーム、「TOKYO MER」。彼らは最新の医療設備を備え、車内で手術も行える、走る緊急救命室・ERカーを駆り事故、災害、事件現場へ急行する。彼らが都知事から託された使命はただ一つ。それは出動した現場で「死者を一人も出さない事」である。チームが多数のメディアに披露される式典の最中、バスと大型トラックの衝突事故が発生し、初めての出動要請がかかる。

東京海浜病院に勤務するMERのメンバーたちは、チーフドクターとして就任した喜多見幸太の実力を図りかねていたものの、現場での的確で迅速な処置に舌を巻く。しかし、喜多見の救命活動には危険な現場にも飛び込もうとするなど数多くの問題行動が伴い、各関係機関との衝突を繰り返すこととなり、都知事の政敵である厚生労働大臣・白金眞理子をはじめ、様々な思惑を持った関係者がTOKYO MERを解体しようと画策し、彼らの前に立ち塞がる。

MER解体を画策する中、喜多見の経歴に「空白の1年」が存在することに気付いたMERのメンバーでもある厚生労働省から出向中の医系技官・音羽尚は、かつて喜多見が、負傷した国際的なテロ組織・Lasting Peace 9(通称:LP9)のテロリスト・エリオット椿を海外で救命し、匿ったためにテロ組織の協力者の嫌疑から刑務所に1年間収監されていた事実を掴む。

そんなある日、都内に椿が出没し、「世の中の不条理を知らしめる」という理由から喜多見の妹・涼香を標的に爆弾テロを実行し、彼女の命を奪い去る。

自身の闇献金疑惑をもみ消すため、MER解体と喜多見のテロリスト疑惑に世間の目を向けようと画策する民自党幹事長・天沼夕源の誘導により、音羽の存続の進言も空しく、最終審査会でMERの解体が決定される。そんな中、再び都内で椿による爆弾テロで多数の負傷者が発生したことから、解体が決定したのにもかかわらず、研修医・弦巻比奈をはじめとするMERのメンバーたちは喜多見が示した「待っているだけじゃ、助けられない命がある」のポリシーに従い、ERカーでテロ発生現場の救命に向かう。

爆弾テロで多数の負傷者が発生し、MERだけでは救急救命が追い付かない絶望的な状況の中、赤塚から医系技官として政治家を志した初心を思い起こされた白金は後ろ盾であった天沼を彼の闇献金疑惑を使い見限ることを決断。危機管理対策室に乗り込み、自身の判断でMERの活動を厚労大臣として正式に認可することを宣言し、テロ発生現場でMERと押し問答をしていた厚労省職員をすぐさまMERの支援に回らせる。激怒する天沼に「命を最優先します!」と言い放った白金は大臣の権限をフル活用し、東京近隣の他県の自治体の医療従事者を動員させ、負傷者の救命に当たらせる。

医師としての信念からテロリストを救命したばかりに、結果として、妹を爆弾テロで死亡させてしまったと自宅に引きこもり自責の念に駆られていた喜多見はMERを去る決意を固めていたが、自宅を訪れた彼の元妻で外科医でもある高輪千晶から発奮され、「医師として自分ができることに最善を尽くすこと」を思い起こされテロ発生現場に急行、MERへの復帰を果たし、悲惨な状況へ安心感を与える。

椿を追う公安の刑事・月島しずかは、椿が予告した多発テロの真の標的が東京海浜病院であることを見抜き、先回りしてMERのスタッフルームに現れた椿を銃撃の末に身柄を確保し、テロを未然に防ぐ。その際、被弾により椿は重体となるが喜多見は椿をERカーに搬送し「目の前の命を見捨てたら、俺は医者じゃなくなります。俺たちはMERじゃなくなります」と医師としての信念を貫き、妹の命を奪った憎むべき相手であるはずの椿の命を再び救う。

爆弾テロから2か月後、TOKYO MERの正式運用が開始。発足式典が行われ、音羽はMERの統括官に就任し、喜多見も音羽の後押しもあって再びチーフドクターに任命されたことが明らかとなる。しかし式典の最中に隅田川を航行中だった屋形船同士の衝突事故が発生したことで出動要請がかかり、MERは救急救命のために現場へ出動するのであった。
キャスト
TOKYO MER
喜多見幸太(きたみ こうた)〈38〉
[注釈 1]
演 - 鈴木亮平(幼少期:桑名愛斗[4])救命救急医。「TOKYO MER」の専任チーフドクター。5年前に高輪と離婚してバツイチ。ニューヨーク医療大学卒業[5]。1992年にペンシルベニア州で発生した銃乱射事件で、両親を目前で亡くしている。「待っているだけじゃ、助けられない命がある」のポリシーの下、危険な環境の現場に自ら乗り込み救命活動を行う。暇を見つけては筋トレに励んでおり、医師らしからぬ屈強な肉体を誇る。国際医療機関の医師団に所属し設備が充分ではない戦地で救命活動に従事していた経験から医師としての技術・判断力は非常に高く、負傷者が何十人といる中でも優先順位を瞬時に判断して迅速な処置を行っている。患者に対する物言いも柔らかく、混乱した現場において圧倒的な存在感を発揮する。その反面、整理整頓や身だしなみを整えることは苦手としており、家にもほとんど帰っていないことから、家の片付けや洗濯などは同居する妹の涼香が行っている。普段は温厚で少し抜けている面もあるが、医師としての責任感や使命感は非常に強く、目の前の患者を救うためならば立場が上の人物が相手でも物怖じせず意見や進言を申し出る。立てこもり事件の際に警視庁本部と交わしたやりとりの中では、人質に取られた患者の容態が深刻で一刻を争う事態に陥っているにもかかわらず警察としてのプライドに固執する本部の人間に対して、かつてないほど顔を強張らせ、声色を低くして怒りを露わにする様子も見られた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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