TOKYO_IDOL_FESTIVAL
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東京アイドルフェスティバル
TOKYO IDOL FESTIVAL
2011年以降会場となっているフジテレビ湾岸スタジオ
湾岸スタジオ内のほか、屋上奥のコンクリート部分に「SKY STAGE」(2013年のみ「AZURE STAGE」)、手前右側の芝生に「FRESH FIELD」(2011年・2012年)、スタジオ建物左側のウエストプロムナード公園広場に「SMILE GARDEN」が設けられる。
イベントの種類音楽系イベント
通称・略称TIF
開催時期8月上旬(2010年、2012年、2014年 - )、8月下旬(2011年)、7月下旬(2013年)
初回開催2010年(この回のみステラボールよしもとプリンスシアターなど品川プリンスホテル周辺)
会場お台場青海特設会場
主催東京アイドルフェスティバル実行委員会( - 2014年)
TOKYO IDOL PROJECT(2015年 - )
共催東京臨海副都心まちづくり協議会
協賛きみだけLIVE、タワーレコード、楽天チケット(2016年)
にしたんクリニック(特別協賛、2022年)
プロデューサー総合プロデューサー
門澤清太( - 2013年)
神原孝(2014年)
M田俊也(2015年 - 2016年)
菊竹龍(2017年 - )
来場者数8万8000人(2019年)
最寄駅ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線台場駅東京国際クルーズターミナル駅テレコムセンター駅青海駅
東京臨海高速鉄道りんかい線東京テレポート駅
TOKYO IDOL FESTIVAL 公式サイト
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『TOKYO IDOL FESTIVAL』(トウキョウ・アイドル・フェスティバル、東京アイドルフェスティバル)は、2010年平成22年)より開催されている日本音楽イベントである。略称はTIF(ティフ)。女性アイドルグループを中心に多数の女性アイドルが出演する、日本最大級のアイドルイベントである。
概要

2010年より連続で開催。一つの会場に50組以上が集った初のアイドルイベントであり、3年目となった2012年は111組732名と100組を超えた。2013年は111組616名、2014年は138組957名、2015年はアイドル参加人数が四桁に到達し、154組1140名が出演した。2016年には、参加グループは300組超となった[1]

来場者数も2012年は約2万1500人、2013年は約3万3000人、2014年は約4万1000人、2015年には5万1000人以上。開催日数が3日間に拡大された2016年は7万5978人を記録した[1]。2017年には8万人を超え、特に土曜日の8月5日は1日あたりでは最大となる3万2787人を記録した[2]

2014年には、ウォール・ストリート・ジャーナルのブログで、3大ロックフェス(フジロックROCK IN JAPAN FESTIVALサマーソニック)や東京JAZZと並んで「日本で見るべき夏の音楽フェスティバル5選」のひとつに選ばれている[3]

出演アイドル数と来場者数の推移開催年出演アイドル数総来場者数
2010年45組約5000人
2011年57組(396名)約1万人
2012年111組(732名)[注 1]約2万1500人
2013年111組(616名)約3万3000人
2014年138組(957名)4万1282人[5]
2015年154組(1140名)5万1481人[6]
2016年301組(1492名)7万5978人[1]
2017年233組(1475名)8万1378人[2]
2018年207組(1315名)8万1000人[7]
2019年212組(1393名)8万8000人[8]
2020年--[9]
2021年218組(1344名)9000人[10]
2022年230組(1319名)来場3万人、オンライン2万5000人[11]
2023年233組(1510名)7万500人[12]

ライブだけでなく、物販コーナーでアイドルとの握手や写真撮影等の交流を楽しめることも大きな魅力である。2013年までは会場間を歩いて移動するアイドルとそれを見守る観客という光景も本イベントの風物詩の一つだったが、2014年以降は会場規模の拡大および動線の変化もあってバス移動がメインとなっている。しかし、多数のアイドルファンが集まることから会場周辺ではチラシ等の配布を行うアイドルが公認・非公認を問わず多数出没したり、周辺で別のアイドルイベントを開催[注 2]したりする例もある。

出演するアイドルの知名度はメジャーからローカルなマイナーアイドルまで様々だが、自分の好きなアイドルのライブや交流を楽しんだり、優れたライブを披露する未知のアイドルを探す等の楽しみがある。ただしライブは大小複数のステージ(過去最大は2012年の10か所)が同時進行で行われるため、同じ年の開催において全てのライブを見ることはできず、ステージや物販コーナーがフジテレビジョン本社屋から湾岸スタジオまで約1kmに渡り点在しており、鑑賞スケジュールを組む際にはその移動時間や湾岸スタジオ屋上のステージに向かうエレベーターの待ち時間、ステージの入場規制などに注意が必要である。
経緯

このイベントの発案者は、2013年まで『アイドリング!!!』プロデューサーであり、当イベントの総合プロデューサーを務めていたフジテレビの門澤清太である。門澤は日比谷野外音楽堂で行われたアイドリング!!!6thライブ(2009年9月22・23日)の成功で、「再び野外でのライブをやりたい、それなら他のアイドルも呼んでフェスティバル形式にするのも面白いんじゃないか」との構想を思いつく[14]。そこに、よしもとプリンスシアターYGAとのジョイントライブ「品はちライブ」(2010年4月 - 2011年11月)を開催していたのが縁で、2010年5月頃、品川プリンスホテルの関係者が「ステラボールが2日間空いているので、アイドリング!!!のイベントをやりませんか?」と持ちかけてきたことから、門澤が他のアイドルグループの関係者にも声をかけたところ、賛同の声があり実現の運びとなった[15]

そのため、本イベントではアイドリング!!!が活動を終了する2015年までヘッドライナーを飾っていた他、メンバーがイベントMCを担当したりコラボレーションライブに参加するなどホスト的役割を担ってきた。ちなみに、2012年6月25日、日本武道館で開催されたイベント『指原莉乃プロデュース『第一回ゆび祭り?アイドル臨時総会?』』にアイドリング!!!が参加表明した際には、リーダー・遠藤舞名で「『TOKYO IDOL FESTIVAL』のホスト役でもありアイドル多様化時代の先駆者として(ゆび祭りに)賛同する」旨コメントしている[16]。なお、指原が所属するHKT48はその翌年の2013年から2015年、2017年、2018年と本イベントに5度出演している。

門澤は『グループアイドル進化論 「アイドル戦国時代」がやってきた!』(マイコミ新書)にあるインタビューで『東京アイドルフェスティバル』は『フジロック・フェスティバル』を意識している。「アイドルシーンが盛り上がっていること」「さまざまなアイドルが独自性を持ち、互いを補完し合う『アイドル多様性時代』へ向かっていること」を世間に広めたい。ビジネスとしてフジテレビが儲けることが目的ではないので、主催をフジテレビではなく「TOKYO IDOL FESTIVAL 実行委員会」とした。イベントの資金は全部イベント本編で使い切るつもり。

という趣旨を語り、一部の営利目的のイベントではなく、様々なアイドルを知って楽しむための合同祭典となっている。入場料など事務局の収入はすべて舞台演出などに費やすため、出演者に出演料や交通費が支払えない代わりに、会場には物販スペースを設け、その対価となる費用は受け取らないとしている。そのため、2011年は当初予定していたスポンサーの撤退で収益面では厳しかったとも語っている[14]。2012年はスポンサーの目処がつき[注 3]、(有料)入場者数が2万人を超えたこともあって赤字ではなくなったとのこと[17]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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