TOHOシネマズ日劇
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2018年3月29日に開業する、三井不動産が中心となって進めている有楽町一丁目の再開発計画「東京ミッドタウン日比谷[1]」の大規模複合ビル内にシネマコンプレックス「TOHOシネマズ日比谷」が開業するのにあわせて、2018年2月4日に閉館した[2][3][4][5][6]。跡地は改装され、11?13階(スクリーン1跡地)には2018年7月に約900席の貸ホール「ヒューリックホール東京」が、9?10階(スクリーン2・3跡地)には2018年12月にコニカミノルタプラネタリウムが運営するプラネタリウムを中心とした複合型映像体験施設「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」が、それぞれ開業している[7][8]。閉館当日の2月4日は『ゴジラ』や『タイタニック』・『君の名は。』などのヒット作が上映され、『ゴジラ』の上映後には宝田明が登壇して制作の裏側などを語り、感極まって涙する場面もあった。最後は支配人の佐藤希が「1億人以上のお客さまに足を運んでいただき、皆さまに愛されて上映を続けられたことを感謝したい」と挨拶し、これをもって旧日劇時代から約84年2ヶ月の歴史に幕を閉じた。

沿革:日本劇場、日劇東宝、日劇プラザ(1984年10月6日 - 2002年3月1日)→日劇PLEX(日劇1・日劇2・日劇3)(2002年3月2日 - 2009年2月16日)→TOHOシネマズ日劇(2009年2月17日 - 2018年2月4日)

経営・運営:東宝(1984年10月6日 -?)→東宝経営、東宝サービスセンター運営(? - 2006年9月30日)→TOHOシネマズ(2006年10月1日 - 2018年2月4日)

各館の特徴
スクリーン

スクリーン座席数車いす席音響設備スクリーンサイズフロア
19442デジタル
5.1ch7.20×17.30m有楽町マリオン11?13階
266618.00×16.86m有楽町マリオン9?10階
35225.40×13.00m

スクリーン1(旧:日劇1)

オープン当時は「日本劇場」。常に洋画の大作が上映されていた。東宝洋画系チェーンで、最大のチェーンマスターでもあった。新宿TOKYU MILANOの閉館に伴い、2015年1月1日から、日本最多の座席数を持つスクリーンとなっていた。なお、日劇閉館に伴い、2018年2月5日以降は、同じく有楽町マリオンにある丸の内ピカデリー1が日本最多の座席数を持つスクリーンとなった(日劇閉館当時は804席だったが、2021年にリニューアルしたことで623席となっていることで一位の座をTOHOシネマズ梅田のスクリーン1(733席)に譲った。)。
代表作
日本劇場時代

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984年、オープニング上映作品)
ゴーストバスターズ』(1984年)
ネバーエンディング・ストーリー』(1985年)
ターミネーター』(1985年)


007シリーズ

007 美しき獲物たち』(1985年)

007 消されたライセンス』(1989年)

007 ゴールデン・アイ』(1995年)

『宇宙からの帰還』(1985年)
女と男の名誉』(1985年)
フライトナイト』(1985年)
バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)
コマンドー』(1986年)
アリオン』(1986年、アニメーション映画)
ナイルの宝石』(1986年)
第5惑星』(1986年)
植村直己物語』(1986年)
子猫物語』(1986年、拡大ロードショー)
スペースキャンプ』(1986年)
サンダーアーム 龍兄虎弟』(1986年)
エイリアン2』(1986年)
ベスト・キッド2』(1986年)
ハスラー2』(1986年)
オーバー・ザ・トップ』(1987年)
ペギー・スーの結婚』(1987年)
ダブルボーダー』(1987年5月)
トップガン』『愛と青春の旅立ち』(1987年6月、同時上映)
プレデター』(1987年6月)
ジョーズ'87 復讐篇』(1987年)
ハンバーガー・ヒル』(1987年)
アンタッチャブル』(1987年)
ニューヨーク東8番街の奇跡』(1987年)
ロボコップ』(1988年)
赤ちゃんはトップレディがお好き』(1988年)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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